【コラム第2回】『コール オブ デューティ ゴースト』ローカライズ担当が渡米する理由

公開日時:2013-09-25 00:00:00

コール オブ デューティ ゴースト』のローカライズを手掛けるスクウェア・エニックス ローカライズプロデューサー塩見卓也氏やローカライズスタッフによる、コラム第2回。今回は「なぜアメリカに来ているのか」についてです。


こんにちは、2週間足らずの間にどうやらベッドの中でダニ君に4箇所も足を噛まれ、大量に血液を献上してしまった塩見です(ここ一応ホテルですよねっ!?)。まあ、僕の血液でダニ君達が長生き出来るなら本望です……(嘘)。

さて、前回「なぜアメリカに来ているのか」という事について後に語るとお伝えしましたが、今回はその理由について、『コール オブ デューティ』(以下『CoD』)のローカライズの仕組みと共にお話していきたいと思います。

実は……「ゲームのデータがアメリカにあるからです!!!

理由はそれだけです。なのでアメリカはLAにあるActivisionのオフィスに作業をしに来ています。

全世界で1000万本以上売れちゃうタイトルですから、セキュリティ面を考えたら当然と言えますよね。

そして僕のチームのメインミッションの1つは、そのいつもとは違う環境下で、「可能な限りローカライズのクオリティを上げる!」でございます。

スクウェア・エニックス ホールディングス傘下の海外スタジオが作るタイトル(『ヒットマン』や『トゥームレイダー』等)は日本でローカライズ作業を行っているのですが、『コール オブ デューティ』はActivision社のタイトルであり、開発会社(『CoD ゴースト』はInfinity Wardですね)はまた違うという座組みなので、日本語ローカライズの取り組みかたも普段とはガラッと変わってきます。

コール オブ デューティ』独自のローカライズにまつわるストーリーは、今後ちょくちょくお話して行こうと思います。

数ヵ月間異国のホテルに缶詰は正直楽ではないですが、発売日に沢山の『CoD』ファン方に遊んでもらえるようにチーム一丸となって一生懸命頑張っとりますよ!

ではまた次のエントリーでお会いしましょう。

※写真はスクウェア・エニックスのアメリカオフィスと僕がこっちで乗ってるやっすい自転車です♪

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※『コール オブ デューティ ゴースト』公式サイトはこちら
(C)2013 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION, CALL OF DUTY, and CALL OF DUTY GHOSTS are trademarks of Activision Publishing, Inc. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.

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コール オブ デューティ ゴースト - ファミ通エクストリームエッジ

タイトル:コール オブ デューティ ゴースト
対応機種:プレイステーション4、プレイステーション3、Xbox One、Xbox 360、Wii U、PC
発売日・価格:
[字幕版]
プレイステーション3版とXbox 360版、Wii U版、PC版は11月14日発売予定、各7980円[税込](PC版の価格はオープン価格)
[吹き替え版]
プレイステーション3版とXbox 360版、PC版は2013年12月12日発売予定、各7980円[税込](PC版の価格はオープン価格)、プレイステーション4版は2014年2月22日発売予定(※プレイステーション3版を購入した人は期間限定でダウンロード版を1000円で入手可能)
ジャンル:FPS
プレイ人数:未定
(C) 2012 Activision Publishing, Inc. Activision and Call of Duty are registered trademarks and Black Ops is a trademark of Activision Publishing, Inc. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.