【インタビュー】公式全国大会終了後の丹沢Pに直撃!!

公開日時:2015-08-26 19:00:00

皆さんこんにちわ、リプ斉トンです。

公式全国大会の終了後に丹沢さんにインタビューをする機会がゲットできたので、いろいろ気になることを聞いてきちゃいました。

全プレイヤー必見です!!


――公式全国大会、お疲れ様でした。スペシャルセッションでは『Ver.3.3R』や最新作の『Re:3』の情報が公開されましたが、いまはかなりお忙しいのでは?

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丹沢P 後継の新作を出すとなると、現行のバージョンの運営などをいったんストップして新作の開発に専念することもありますが、何ヵ月もゲームが変化しないのはアーケードゲームとしてはつまらないと思っているので、『III』のほうは引き続きしっかりとバランス調整などを含む運営を続けつつ、同時に『Re:3』の開発も、といったふうに開発メンバーフル稼働で進めております。

――メインユニットで使い魔カードが購入できるようになるのも、うれしい要素だと思いますが、まずはこの新しい仕組みについてお伺いできますか?

丹沢P もともと『III』を企画していたときから、メインユニットで使い魔カードを買えたらいいなと考えていたんです。いままでは過去のバージョンのカードをブースターパックで通信販売をしていて、これはこれでご好評をいただいているのですが、やっぱり欲しいその瞬間にカードが手に入ったほうがお客さんにとってより手軽ですし、うれしいですよね。

――その場で購入してピローを剥いて一喜一憂するのも楽しそうです。

丹沢P このブースターパックは既存のプレイヤーの方にも喜んでいただけると思うのですが、初心者の方にこそ利用してほしいと思っているんです。

――と言いますと?

丹沢P アーケードのカードゲームって、まったくカードを持っていない状態でゲームを始めようと思っても、スターターパックを買って始めるしかないんですよね。スターターのカードはチュートリアルを進めるには最適ですが、『LoV』のルールだと、低コストの“根元”の使い魔が充実していないと強いデッキが作れない。手持ちのカードを増やすブースターパックが通販のみとなると、なかなか初心者の方は利用しづらいですよね。『LoV』に興味を持っていただいた未経験の方がそのままの流れでゲームを楽しくプレイしていただくためには、メインユニットでカードが買えるようになるのはとても大事なことなのではないかと思っているんです。

――なるほど。カードを揃えて全国対戦を楽しむまでに、時間もお金も節約できそうですね。このブースターパックでは、どんなカードが手に入るのでしょうか?

丹沢P それは現在のブースターパックと同じで、基本的には過去にゲームプレイで入手できた“ストレンジャー”を除く使い魔カードすべてです。これにプラスして、コレクションアイテムのVRカードなどの特典カードも封入予定です。

――最新のカードは、変わらずにゲームプレイで入手するわけですね。

丹沢P そうです。また、これはスペシャルセッションでもお伝えしましたが、ブースターパックで手に入るカードは『III』のカードでありながら枠のデザインは『Re:3』のものになっていますし、一部はエラッタ(カードに書かれているパラメーターがバランス調整に合わせて変更されること)も行います。

――過去のバージョンのカードがエラッタされることもあるのでしょうか?

丹沢P 『Re:3』稼働後に調整のべースになるのは『Re:3』のカードですが、場合によってはこのブースターパックで購入できるカードに調整を加えることもあります。『III』から『Re:3』の全部のカードがデッキビルディングの候補に挙がるようなゲームバランスになればいいなと。

――ブースターパックでは、ミリアやキマのような、過去何バージョンにもわたって登場しているカードはどうなりますか? 絵柄違いで複数手に入ったり?

丹沢P 複数のバージョンで登場した使い魔カードは、『III』でのいちばん初めに登場したときのイラストでのみ、ブースターパックに封入されます。 ちなみに、スターターの使い魔カードのイラストとデザインも、もちろんリニューアルされます。

――なるほど。ブースターパックも、バージョンアップごとの楽しみになりそうですね。
あと、ひとつお伺いしたいことがあるのですが、現在プレイヤーが持っている『III』のカードは、『Re:3』でもそのまま使えますか?

丹沢P もちろんです。『III』のカードも『Re:3』のカードも変わりなく、ゲームで使うことができます。

――それは安心しました。つぎはゲームの中身についてもお伺いしたいのですが、メニュー画面やゲージ表示などのデザインが現在とはガラっと変わっていますが、これにはどんな意図が?

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丹沢P 『III』では、ナンバリングタイトルということで、重厚感・高級感といったイメージを前面に押し出したデザインにしていました。それはそれで大切なのですが、初心者の方が筐体やゲーム画面を見たときに、「難しそう」といったイメージも先行してしまうようにも思ったんです。そこで『Re:3』では、目に留まりやすくて、取っつきやすそうに見られるようにしたいなと。

――オシャレアーケードゲーム=『LoV』と思われるようになりそう?

丹沢P なるかな(笑)。そうなるとうれしいですが。

――つぎに降魔についてもお伺いしたいと思います。降魔の登場で盤面に9枚のカードが並ぶことになりますが、盤面が狭くなりそうなイメージがありますが?

丹沢P もともと『III』の筐体を設計するときに、後でカードを1枚足しても問題なくカードが操作できるように盤面の面積を調整しています。人によるとは思いますが、現在のプレイヤーの方なら、降魔カードが追加されて9枚になってもスマッシュアクションなどの操作がやりにくくなることはないと思います。

――それは安心しました。今日の発表ですと、降魔カードには現在の使い魔カードにはない表示がありましたが、これは?

丹沢P これは現時点ではまだ詳しくお話できません。ただし、「???」という文字の部分は、稼働の段階ではしっかりと名称が入ります。詳しくは続報をお待ちください。

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――降魔カードを見ると、“初期カルマ”という文字の横に「SLOW」と書いてありますが、「SLOW」があるなら「FAST」があったり?

丹沢P それも、いまはご想像にお任せしたいと思います(笑)。

――わかりました(笑)。あと、スペシャルセッションではニドのイラストが公開されていましたが、あれはいったい?

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丹沢P あれはただのイメージビジュアルというわけではなく、なんらかの形でゲーム中に登場しますので、お楽しみに。

――なるほど。過去作をプレイしていた人にはこれも楽しみですね。それでは最後に、『LoV』のファンの方に向けてひと言いただけますでしょうか?

丹沢P やっと『Re:3』を発表することができました。『III』のほうも『Ver.3.3R』がありますし、ここで追加される使い魔も、どれもおもしろい性能を持ったものばかりなので、まずはこちらをお楽しみにお待ちください。『Re:3』稼働後は『III』のとき同様に精力的に運営をしていきますし、ゲーム以外にもいままでやれていなかった展開や企画が着々と進行しています。既存のプレイヤーの方にも満足していただきつつ、新しいプレイヤーの方もどんどん増やしていって、ますます『LoV』が盛り上がるようにがんばりますので、これからもよろしくお願いいたします。

――ありがとうございました。開発がんばってください!!

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プロフィール(リプ斉トン)

『LoV』シリーズをこよなく愛するゲームプレイヤーで、超覚醒!ブログ担当。『LoVIII』のリーグは、オリハルコンからプラチナを行ったり来たりしています。記事をアップしたときにツイッターで更新をつぶやきますので、ぜひフォローしてください。
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