『PS NOVA』では、惑星から噴出するエネルギー“グラン”を収集、利用することで、デルタ・ヴァリアントのクルーをコールドスリープから解凍することができる。クルーは、“メインクルー”と“サブクルー”の2種類に分かれ、前者はストーリー進行上、必ず仲間になり、新密度を上げるための特殊なイベント“プロミスオーダー”が発生する。一方、後者は戦闘に連れていけるタイプと、施設の運営に適したタイプがあり、開発コスト削減などの特性を持ったクルーを配置すれば、施設がますます使いやすくなる。各キャラクターの特性を把握し、適材適所で用いることが惑星探索の能率はさらに向上するはずだ。
本作のメインヒロイン。デルタ・ヴァリアントの戦闘隊員で、主人公とは訓練校時代からのパートナー。近接攻撃の扱いが苦手なのでフォースになったが、じつは素手での格闘も無駄に強い。明るく元気なムードメーカー。
主人公やルティナと同じ訓練校出身で、今回の惑星探索任務に志願した戦闘隊員。どんな任務でも絶対に倒れないことを信条とし、そのしぶとさから「不倒のセイル」と呼ばれる。仲間思いが災いして、暴走する一幕もあり。
デルタ・ヴァリアントの戦闘部隊隊長。歴戦の勇士であり、「暁紅のフィルディア」の二つ名で知られる。男っぽく豪快な性格で、行動力と包容力に溢れた、部下からも慕われる姉御肌。じつは繊細な一面も持ち合わせている。
戦闘隊員。主人公たちの同期生だが、2年飛び級の逸材であり、訓練校も主席卒業のエリート。訓練校時代はセイルのパートナーを務めた。射撃の腕は一流だが、控えめな性格のため、その実力を知る者は少ない。
デルタ・ヴァリアントの艦長。窮地においては自ら前線に立ち、部下を奮い立たせる勇猛な司令官。デルタ・ヴァリアントの名付け親でもあり、危険な未開地に向かう特殊惑星探査隊の勇気の理念は、彼が作り上げた。
デルタ・ヴァリアントの副長。つねに冷静で、合理的な判断と決断をすることができ、スタッフの信頼も厚い。研究開発において能力を発揮し、未知の惑星の解明や、惑星環境に合わせた艦設備の改修も指揮する。
優しく落ち着きのある研究スタッフで、人に頼まれると断れない性格。発想力に富み、無理な開発要求に対しても、一瞬の閃きによってその都度応えてくれる研究者だが、恋愛に憧れるロマンチストな一面もある。
戦闘班のリーダー兼教官。勇敢で実力のある歴戦のレンジャーだが、若者にも理解がある。命を粗末にする者には鉄拳制裁も辞さない。フォトンの使えない状況下での戦闘技術を模索し、新たな戦闘術を開発する。
デルタ・ヴァリアントの医療担当。いつもみんなの健康を案じていて、無事に帰ってきた姿を見ると泣いてしまうこともある。おっとりとした性格だが、けが人が無理をすることを見過ごせず、暴走してしまうこともしばしば。
勝気な自信家で、それに違わない実力を持ち合わせている武器加工技師。若くして頭角を表した故に、子供扱いされることを嫌う。物資不足の惑星マキアでは、現地の材料を加工して武器を作成する技術を開発した。
デルタ・ヴァリアントのオペレーター。発言は少々辛口だが、情報の伝達は迅速で正確。スタッフの無事のため、あえて厳しい態度をとることもある。フィルディアとは旧知の仲で、かつてはともに戦場に出ていた。
つねに陽気で、極めてマイペースなデルタ・ヴァリアントの食糧班。艦内のムードメーカーでもあり、場が沈んだときや盛り上がったときなど、最高のタイミングで差し入れを持っていけるよう、密かに準備している。
デルタ・ヴァリアントのメカニック。その顔立ちから女性に人気が高いが、自分では気づいていない。根っからの仕事好きの職人で、結果を出さない相手には容赦がない。その反面、期待に答えた相手には敬意を払う。
惑星マキアで主人公たちが出会う少女。マキアに関する情報や、フォトンに代わるエネルギーとして、グランの扱いかたを教えてくれる。つねに立体映像で現れるため、実際に存在する人物なのか、現時点では不明。
コールドスリープから解凍できるサブクルーの性能は、解凍時のプレイヤーのレベルに応じて上昇する。そのため、目覚めた瞬間から戦力として活躍することが可能だ。ストーリーが進行すると、パーティーメンバー以外のクルーを惑星探索に向かわせ、素材の収集をしてもらう“探索隊司令部”という施設も設営できるので、こちらもうまく活用しよう。
↑→同じ種族、クラスでも、クルーごとに性格や使用可能なグランアーツは異なる。行動パターンもそれぞれ違うので、クエストごとに最適なキャラクターを連れていこう。
プレイステーション Vita本体に、『ファンタシースターオンライン2』のセーブデータがあれば、同作のキャラクターであるアフィン、エコー、ゼノがNPCとして登場する。あくまでもゲスト参戦なので、ストーリーには直接絡まないものの、いっしょに冒険できるのは、ファンには嬉しいポイントだと言えるだろう。