『TRICK×LOGIC(トリックロジック) Season1』の発売日である7月22日から、“ミステリ作家からの挑戦状! 推理バトル”キャンペーンが始まる。これは、事件ファイルNo.5以降の各話を対象に、指定期間内に各プレイヤーがそれぞれ自分の推理を入力した“調書”を、インフラストラクチャーモード経由で送信し、推理を競うというもの。投稿された推理の一部は、オフィシャルホームページに掲載され、どの推理がイチバン人気か(予想が多いのか)という参加者の予想情報が共有できるのだ。なお、応募者(対象話数の“調書”を送信した人)の中から正しく推理をし、高推理ランクがついた人の中から抽選で、シナリオを書いた推理作家陣のサイン入り書籍が贈られる。サイン本はキャンペーンに応募したシナリオの著者のものとなる。
←事件ファイルNo.5以降、ファイルNo.10まで毎週新たな推理編が配信され、それぞれにキャンペーンが行われる(No.5推理編は、『Season1』内に収録)。
キャンペーン期間:7/22〜7/28
事件ファイルNo.5
亡霊ハムレット
作者:黒田研二
【あらすじ】
大邸宅で行なわれた仮装パーティー。その最中にひとりの男が射殺される。撃ったのはハムレットが着用していたという伝説のある甲冑。しかも、甲冑の中には誰も入っていなかった。監視カメラが見守るなかで起きた、この事件の真相は?
【キーワード】
仮装パーティー ハムレット 無人の甲冑
 
キャンペーン期間:7/29〜8/4
事件ファイルNo.6
ブラッディ・マリーの謎
作者:竹本健治
【あらすじ】
雪に閉ざされたホテルに泊まっていたミステリ界の大御所作家が、包丁で刺し殺された。現場は血まみれで、犯人も相当の返り血を浴びたと思われたが、宿泊客や従業員にもそんな人物はおらず、血の付いた衣類が捨てられた形跡さえなかった。
【キーワード】
雪に閉ざされたホテル 血まみれの現場 消えた犯人
キャンペーン期間:8/5〜8/11
事件ファイルNo.7
ライフリング・マーダー
作者:麻耶雄嵩
【あらすじ】
湖の中に浮かぶ小島の小さなログハウスで、高名な幻想小説家がライフルで射殺されてしまう。容疑者は、作家の息子を含むライフル部の4人とその友人ふたり。だが、不思議なことに弾道は天空から作家を撃ったとしか、思えない状況だった。
【キーワード】
湖の中の小島 ライフル 天空からの弾道
 
キャンペーン期間:8/12〜8/18
事件ファイルNo.8
目の壁の密室
作者:大山誠一郎
【あらすじ】
警備員が監視カメラの映像を見つめているなか、ビルのオーナーが死んでいるのが見つかる。しかし、監視カメラの映像には、オーナーが殺されたと思われる時刻に彼の部屋に入った者はいなかった。誰がどうやって、彼を殺害したのか……。
【キーワード】
監視カメラ ビルのオーナー 見えない犯人
キャンペーン期間:8/19〜8/25
事件ファイルNo.9
Yの標的
作者:綾辻行人&有栖川有栖
【あらすじ】
太陽を拝む教団“拝陽”の導師が祈りをささげるなか殺された。彼は開祖の跡を継いだ二代目で、最近は幹部たちと教義の変更を巡って揉めていた。元教徒の取材記者と女性カメラマン、顧問弁護士、使用人……。錯綜する人間関係に、事件は謎を深める。
【キーワード】
教団“拝陽” 二代目の導師 人間関係
 
キャンペーン期間:8/26〜9/1
事件ファイつNo.10
完全無欠のアリバイ
作者:我孫子武丸
【あらすじ】
スーパーマーケットの創立20周年パーティーはつつがなく終わったように見えた。しかし、その夜、社長が何者かに殺害されてしまう。容疑者は、それぞれ支店を任されている社長の4人の息子たち。その全員に鉄壁のアリバイがあるのだが……。
【キーワード】
20周年パーティー 4人の息子 鉄壁のアリバイ
※綾辻行人の“辻”は“しんにょう”に点ふたつです。
※応募締切期間などの詳細は、『TRICK×LOGIC(トリックロジック)』公式サイトにてご確認ください。
“ミステリ作家からの挑戦状! 推理バトル”キャンペーンには、先日のイベントに参加し、“よしもとミステリー研究会”を設立したよしもと芸人(詳細はコチラ)も参加する。しかし、ただ推理結果を送信するだけではなく、本作をプレイしている姿や、推理内容について、それぞれの持論をインターネットの動画サイトにて放送するとのことだ。どうやら有名な芸人が登場する予定のようだが、配信スケジュールを含め、詳細は公式サイトにて確認してほしい。
←↑会員No.1は南海キャンディーズの山里亮太、そしてNo.2とNo.3がチーモンチョーチュウの菊池と白井。
推理編を読み、“キーワード”、“ナゾ”を組み合わせて生み出した“ヒラメキ”。これを使用して作った調書は、解決編でひとつひとつを検証される。その結果、推理が正しかった場合、事件ファイルのクリアーとなり、推理ランクが表示されるのだ。この推理ランクは最高がSで、もっとも低いのはギブアップのC。ランクは“解決の糸口(ヒント)”を見ると下がってしまう。上記のキャンペーンで上位者に入るためにも、なるべく解決の糸口を見ずに、ランクSを取得したいところだが……?
↓→何もヒントを見ず、自分の力だけで調書を完成させて、真相にたどり着けば、ランクは最高位のSとなる。
←キーワードの組み合わせなどを何度も失敗していると、“解決の糸口(ヒント)”が出てくる。ヒントを読めば、真相には近づくが……。
←“解決の糸口”を見ても真相がわからない場合は、黒のヒラメキを調書に入れればギブアップできる。ただし、推理ランクはCとなる。
本作に収録されるアカシャ(推理小説)は、どれも難解なものばかり。たとえ推理小説に慣れている人でもひと筋縄ではいかない難度を誇っている。だが、前述の“解決の糸口”にはなるべく頼りたくないのも事実。そこで推理を多少なりともサポートするための便利機能を紹介しよう。
アカシャは、事件ファイルの話数No.が先に進むほどに長くなっていくうえ、どんどん難しくなっていく。何度“調書”を作成しても、推理が成功しない(クリアーできない)ことも多々あるだろう。何度もアカシャを読み直し、推理し直す際に、物語を読み返しやすく、そして重要なキーワードを忘れないようにするための便利なツールが“付せん”だ。付せんはアカシャを読んでいるときに貼ることで、L、Rボタンで付せんの貼った場所と各章の冒頭へジャンプできるのだ。読む場所を区切るために使うもよし、怪しいキーワードがある場所に貼るもよし、ただし合計で30枚しか使えないので気をつけよう。
自分の推理だけでは、どうしても解決できない。しかし、人に頼るにはそもそもアカシャを読んでもらわなければならない。そんなときに使えるのが、推理編をほかの人のPSPに配信する“みんなで読む”機能だ。これはPSPのシェアリング機能を使って、データを送る仕組み。送った推理編ではキーワードを抜いたり、調書を作成したりすることはできないが、推理編を読んでもらって意見を出してもらえば、思わぬ参考になることもある?
→付せんは基本的に緑色のものが貼られるが、ボタンを2回押すと赤に変わる。重要だと思うキーワードの部分で色を変えたりと、工夫しながら使おう。
→ひとりで悩んでいると、思わぬ思い込みで袋小路に迷い込むこともしばしば。友だちの力を借りることで、見えなかった事実に気づき、真相にたどり着けるかも!?
アカシャの真相にたどり着き事件ファイルをクリアーすると、おまけの事件ファイル『暴走ジュリエット』が読めるようになる。しかし、ひとつの事件ファイルをクリアーするごとに、1章ずつ読めるようになるため、全10章を読むためには10個の事件ファイルをクリアーしなくてはいけないのだ。『暴走ジュリエット』を手掛けるのは、事件ファイルNo.5の『亡霊ハムレット』を書いた黒田研二氏。推理要素はなく、純粋に読んで楽しむ物語になっている。
↑→事件ファイルを解決すると、新たな章が解放される。全部読むには10個の事件ファイルを解かなければいけない。
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