そこで、今回の記事では「PCのことはわからないけど、ゲーミングPCに興味ある」という人や「ほしいけど何を買えばいいのかわかんない」という人向けにゲーミングPCの選びかた”について解説していきます。ゲーミングPCを初めて買う人や買い替えを検討している人はぜひ参考にしてみてください。
遊びたいゲームからPCを選ぶ
というわけで、まずはその推奨スペックとやらを見てみると……。
そこまでPCに詳しくない方からすると、この表、用語の羅列をみただけで「うっ…、パーツ、知らない用語……キツイ」となってしまうかもしれませんね。
安心してください、ここでおもに注目すべきスペックはいったんCPU、GPU、メモリだけで大丈夫です。それぞれの解説は追ってさせていただきます。
ゲームは、映像がリアルでリッチなものほど動作が重くなり、より高いPC性能を求められます。ゲームジャンル別に必要なPCの性能を見てみるとだいたいこんな感じです。
必要なPCの性能の目安
高め:FPS、対戦ゲーム、オープンワールド系
ふつう: RPG、アクションゲーム
低め:アドベンチャーゲーム、2Dゲーム
ちなみに、ファミ通のゲーミングPC特設サイトでは、主要PCメーカーのいくつかのゲーミングPCにて、『モンスターハンターワイルズ』、『Battlefield 6』、『ホグワーツ・レガシー』といった人気の3タイトルでゲームの動作検証を行い、その結果に基づいたPCのおすすめ度を公開しています。
映像のなめらかさと画質の目安
これらを判断する基準としてよく“解像度”や“フレームレート”という言葉が使われるので、簡単に紹介していきます。
ちなみに、「もう混乱してきた!」、「いいからおすすめのゲーミングPC教えて!」という方は、こちらの特設サイトにある★の多さと値段から決めてもらっても大丈夫です! より詳しく知りたい方は下記へどうぞ。
解像度
解像度とは、画面に表示できる点(ドット)の数を示す言葉。ドットの数によって、HD(1280×720ドット)、フルHD(1920×1080ドット)、4K(3840×2160ドット)といった名称で呼ばれます。
ドットの数が多いほど映像は細部まで表現され、鮮明で高画質に見えるようになります。
フレームレート
フレームレートは1秒に何枚の静止画が出力されるかを表す言葉で、たとえば1秒間に60枚の静止画が出力されるなら60fps、1秒間に240枚なら240fpsとなります。
フレームレートの数字が高いほど、映像はなめらか。ただし、そのぶん必要な性能も高くなってしまいます。
FPSなどの高いフレームレートを求められるゲームでの快適度にこだわるなら、低くても120、できれば240fps以上で動作するゲーミングPCを選んでおくのがおすすめです。
ここが重要!ゲーミングPCの重要パーツをチェック
ゲーミングPCは、ゲームの動きや映像表現に大きく関わるGPU(グラフィックボード/ビデオカードに搭載されている演算装置)と、PC全体の処理を担うCPUによって、基本的な性能が決まります。
今回はそのGPU、CPUに加え、メモリ、HDD/SDD(ストレージ=保存媒体のこと)に絞って、初心者にもわかりやすく紹介していきます。
GPU(グラフィックボード)
GPUの性能は型番を見ると把握できるのですが、これがちょっと複雑。今回は、GeForceと呼ばれるNVIDIAのGPUの例となりますが、初心者の人は性能の目安となる“グレード”と呼ばれる後ろから2つ目までの数字をチェックしましょう。
たとえば、GeForce RTX 5090の場合は“90”、 GeForce RTX 5070 の場合は、“70”がグレード、ひとつ前の世代だとGeForce RTX 4080で、こちらも“80”がグレードです。
世代が変わると目安も若干変わりますが、例外をのぞいて以下のような目安となります。
CPU
CPUの性能に関しても、まずは グレードをチェックしましょう。CPUの型番は、インテルがCoreから始まり、AMDがRyzenから始まります。この単語の後に続く最初の数字がグレードになるため、たとえばCore Ultra 9 285Kの場合は“9”、Core i7-13620Hの場合は“7”になります。
グレード以下でもいろいろ変わりますが、とても大雑把にグレードの数字だけで見ると以下のような目安となります。
メモリ
ゲーミングPCは最低でも16GB。今後はAIを活用する機能も増えるので、できれば32GBにしておくと安心。映像編集などをする人は64GBを求める人もいます。
HDD/SSD
ストレージの読み書き速度は、PCやアプリの起動時間、ゲームだとロードを挟むエリア移動時の時間などに影響します。
とくにこだわりがなければ、基本的にはSSDを選び、容量のみを気にしておけば大丈夫です。特定のゲームしか遊ばないといった状況でなければ、容量は1TB以上を選んでおくと安心です。
デスクトップPCとノートPC、どっちを選ぶ?
PCは大きく分けて、据え置きのデスクトップPCとノートPCの2種類があります。基本的にCPUやGPUは、同じような型番でもデスクトップ向けのほうが性能は高くなります。
そのため、自宅の自分の部屋など一定の場所でしか使用せず、置く場所よりも性能を重視するならデスクトップPCを選ぶのがいいでしょう。
ただし、デスクトップPCは、ディスプレイやマウス、キーボードといった周辺機器を別途購入する必要がある点には要注意。
また、故障の対応が容易なことをメリットに挙げる人もいます。詳しい人のところに持参して見てもらったり、修理に出しやかったりするのは地味な利点です。