2024年9月3日より、『ポケモン GO』では新シーズン「マックス・アウト」がスタートした。その目玉となるのは、何と言っても新要素「ダイマックス」の登場。ほかにも『ポケットモンスター ソード・シールド』の舞台である「ガラル地方」にフォーカスが当てられた内容となっている。 　本記事では、担当ライターがサービス9年目に突入した本作の思い出を懐かしみつつ、最新イベントの詳細を紹介。これを機に復帰＆新規に始めてほしい理由についても語る。

※本稿は『ポケモン GO』の提供でお届けします。

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リリースから8年、『ポケモン GO』に「ダイマックス」がついに登場！

のリリースは、2016年7月6日（日本では7月22日）。人々は街にくり出し、現実世界でポケモンを探し、捕まえる冒険に出た。街中や公園などはスマホを片手に「モンスターボール」を投げるプレイヤーたちで埋め尽くされ、その熱狂的な人気ぶりは社会現象となったほどだ。 　世界中で大ブームとなり、各国の著名人もプレイしていると話題になった。個人的に記憶に残っているのはスーパースターのニュース。 　アメリカ・ニューヨークのセントラルパークでは当時かなり珍しかった「ギャラドス」が突如出現して大量のプレイヤーが押し寄せた。そこへカナダ出身のミュージシャンで世界的スーパースターがボディガードに囲まれながら登場。彼ほどのスターが大衆に見つかれば大騒ぎになること間違いなしだが、プレイヤーたちは「ギャラドス」に夢中でその存在には気付かず、問題なくプレイできたというものだった。 　そんなリリース直後の熱気がやや落ち着いてきたかと思われた翌2017年6月23日には「レイドバトル」が実装され、ブームが再燃。レイドに挑戦するプレイヤーたちが大量に出現した光景はいまでも忘れられない。 　「レイドバトル」が発生しているジムの周りで、スマホ画面を連打していたり明らかに「モンスターボール」を投げる動作をしていたりするので、見ればすぐにプレイヤーだとわかった。もちろん筆者もそのひとりだったわけだが。 　さて現在の『ポケモン GO』はあのころから何度も何度もアップデートを重ね、よりおもしろく、より遊びやすく進化してきた。リリース時は「カントー地方」のポケモンだけが登場していたが、いまでは「ヒスイ地方」や「パルデア地方」のポケモンも一部登場し、ぜんぶで871種類（2024年10月時点）のポケモンが登場している（

シリーズ全体では1025種類）。 　そして2024年9月3日には新たに大型アップデートが行われ、新シーズン「マックス・アウト」がスタート。『ポケットモンスター ソード・シールド』の舞台である「ガラル地方」のポケモンに焦点があてられ、ポケモンが巨大化する現象「ダイマックス」が

でもできるようになった点が最大の特徴だ。

街のあちこちに出現した「パワースポット」へ行けば、野生の「ダイマックスポケモン」に出会える。こちらも「ダイマックス」できるポケモンをくり出せば「マックスバトル」が可能で、勝てば「ダイマックスポケモン」を捕まえるチャンスになるわけだ。

　「ダイマックスポケモン」は、そのポケモンが覚えているノーマルアタックに対応したタイプの「マックスわざ」を使うことができる。「ダイマックスポケモン」どうし のド派手なバトルを

で見られるようになったのは素直にうれしい。 　「マックスバトル」に参加するには、「パワースポット」で集められる「マックス粒子」が必要だ。また「スペシャルリサーチ」の「巨大化のナゾ」を完了することで、「ダイマックス」できる「ウールー」がゲットできる。そしてその「ウールー」とともに「サルノリ」、「ヒバニー」、「メッソン」など難易度の低い「マックスバトル」に挑戦し、「ダイマックスポケモン」たちをたくさん捕まえて育成していくという流れになる。

【マックスマンデー】毎週月曜日に「ダイマックスポケモン」を捕まえよう！

毎週月曜日の18時から19時までの1時間は、特定の「ダイマックスポケモン」がすべての「パワースポット」に出現！　「マックスバトル」に挑戦しやすく、ポケモンの育成に必要な「ポケモンのアメ」もたくさん手に入るお得なイベントだ。 　「マックスマンデー」は11月11日から開催される。現在判明している開催日程と登場するポケモンは以下の通りだ。

この機会にぜひゲットしておきたいところ。 　なお、「マックスマンデー」はその後も続く。以降の登場するポケモンについては、その都度公式サイトやSNSなどで確認してほしい。

8周年を迎えた『ポケモン GO』。じつは復帰＆新規で始めるにはいいタイミングかも

はスマホゲームにしては珍しく、ほかプレイヤーと競い合うような要素はあまり多くない。なので基本的にはいつ始めても、すこしプレイしない期間が続いても、「周りについていけないからおもしろくない」という感想は抱きにくいと思う。じゃあ何でいいタイミングなのかというと、理由は3つある。

新シーズン「マックス・アウト」がスタート！

ひとつは、ここまで紹介してきた通り、「ダイマックス」を実装する大規模アップデートが入ったばかりだから。競い合うことはあまりないにしても、新要素をみんなで楽しむお祭り感を共有することは大いにできるので、大規模アップデート直後というのはいいタイミングだろう。

「モンスターボール」の種類が増えつつある

ここからはかなりニッチな話をし始めるのだが、ふたつ目は「モンスターボール」の種類についてだ。以前プレイしていた人は知っていると思うが、『ポケモン GO』でポケモンを捕まえるときに使用できるボールは基本的に「モンスターボール」、「スーパーボール」、「ハイパーボール」の3種類。「レイドバトル」や「マックスバトル」では「プレミアボール」のみ使用可能となる。 　これは長年変化のなかったことなのだが、変化が起きたのは2022年7月。「ウルトラビースト」が登場するイベントにて、「ウルトラビースト」を捕まえるときにのみ使用できる「ウルトラボール」が実装された。2023年には入手条件はかなり限定されているものの、「マスターボール」が登場した。 　そして2024年、8周年記念イベントで再び「ウルトラビースト」が登場したため「ウルトラボール」も再登場。さらに11月16日、17日に福岡で、23日、24日には全世界で行われる予定のイベント「Pokémon GO ワイルドエリア」では、「GOサファリボール」が登場する予定となっている。

シリーズでは、「スーパーボール」や「ハイパーボール」、「プレミアボール」はあまり好まない。「ダイブボール」や「ダークボール」、「ゴージャスボール」が好きだ。「ムーンボール」や「ラブラブボール」、「ウルトラボール」が大好きだ。理由はよりオシャレなのはもちろん、ボールからポケモンが出る演出も派手でテンションが上がるから。 　もちろんこれは個人の好みの話で、筆者の友人には必ず「プレミアボール」でポケモンを捕まえるというこだわりを持つ者もいるし、当然それがおかしいとも思わない。とくに直近に「GOサファリボール」が実装されるイベントが控えており、参加予定の人はきっと楽しみなはず。

ちなみに11月23日、24日の「Pokémon GO ワイルドエリア：グローバル」では、現状ほかでは『Pokémon LEGENDS アルセウス』でしか出会えない伝説のポケモンである「ディアルガ（オリジンフォルム）」と「パルキア（オリジンフォルム）」が登場する。 　このように、

シリーズだけでは捕まえるのが難しい貴重なポケモンをたくさん集められるというのも『ポケモン GO』の大きな魅力だと思う。

アップデートが実施されたバトルは、いまがはじめ時

最後は、プレイヤーどうし の対戦に関するアップデートが入ったことだ。先ほど、ほかプレイヤーと競い合う要素はあまりないと言ったが、「GOバトルリーグ」というオンライン対戦要素がある。

シリーズでもそうだが、対戦はいわゆるメインコンテンツではなく、やらなくても通常のプレイに支障は出ない。ただ、それでも夢中になる人がたくさんいるくらい、シンプルにおもしろいコンテンツだと言えると思う。

対戦である以上はこれまでの積み重ねの量がある程度勝敗に響いてしまうものだが、新シーズンのアップデートで環境が変化。ここではその詳細は省くが、要するにベテラントレーナーたちも新しい環境に合うポケモンを新たに育てる必要があるということ。 　もちろん育成の効率に差は出るだろうし、環境が変化しても変わらず強いポケモンもいると思うのでまったく同じスタートラインに立てるわけではない。が、「対戦にも興味はあるけどやる機会がなかった」という人にはいいタイミングなのではないかと思う。 　いろいろと語ってしまったが、先に述べた通り

はマイペースに遊べる点が大きな魅力になっていると思う。ふとしたときに起動して、その場にいるポケモンを捕まえたりポケストップを回したり。普段はそれくらいでも十分に楽しめる。 　そしてイベントの開催に合わせて、がっつりプレイしてみるのがおすすめ。オフラインでプレイヤーが集まるのが

のおもしろいところ。「いまここに集まっている人たち、みんな

をプレイする仲間なんだ」と感じられるあの体験はなかなか味わえないものだ。 　直近では、先ほど紹介した「マックスマンデー」。そして、とくに「Pokémon GO ワイルドエリア」のイベントではそうした一体感を存分に感じられるはずだ。これを機に改めてプレイする人は、新しい要素を楽しめる

を始めてみてはいかがだろうか。

『ポケモン GO』に「ダイマックス」が実装された新シーズン「マックス・アウト」および11月より始まる新たなイベント「マックスマンデー」について、担当ライターがサービス8周年の思い出を懐かしみつつ紹介する。

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