加隈亜衣さんが登場!
2017年2月10~12日、千葉・幕張メッセで開催中の“ジャパン アミューズメント エキスポ 2017”(JAEPO 2017)。本記事では、2日目の一般日にスクウェア・エニックスブースで行なわれた、『ロード オブ ヴァーミリオン』(以下、『LoV』)シリーズの最新作、『LoV4』のステージイベントの模様をリポートする。イベントMCとして花奈 澪さんが登壇。さらに、先日のイベントに引き続いて本作プロデューサーの丹沢悠一氏が登場し、ゲームの魅力を来場者に解説した。2月10日に開催されたステージイベントと、会場に置かれた『LoV4』の試遊リポート&プロデューサーインタビュー、そして、『LoV4』最新情報も以下の記事にて公開しているので、併せてチェックしてみてほしい。また、2日目のステージイベントの模様は以下からも観られるので、見逃した人もご安心。
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シリーズファン必見のゲーム内情報も公開
2月10日のステージイベントと同様に、丹沢氏はシリーズの歩みや過去に行ってきたイベントの情報から、『LoV』シリーズの歴史をアピール。ステージイベントの発表内容は1日目とほぼ同様だが、2日目は一般日ということもありユーザーが気になるディープなゲーム情報についても発表され、かなり盛りだくさんな内容となっていた。
続いては、『LoV4』のコンセプトと新要素について発表。運営タイトルの宿命ではあるが、『LoV3』では最初は150枚だったカードもバージョンアップを重ねるごとにどんどん増え、覚えることが多くなっていった。いまプレイしている人には問題ないが、これだけ覚えることが多いと新しくゲームをプレイする人が減っていってしまうのも事実。そこで、『LoV4』ではいったんそれらをリセット。さらに、シンプルかつ奥深いゲームにして、経験者にも初心者にも遊びやすいゲームにしたいと思ったと丹沢氏は語った。
シリーズにとって、カードは非常に大事な要素。『LoV』プロジェクトは“世界一美麗なカードを作ろう”という目標のもとゲームを作ってきた。いろんな国の印刷技術を調べてきたが、やはり日本の技術がダントツで高いと、日本の印刷技術の高さを語った。いちばん高いレアリティのアンリミテッドレアでは、ひとつのカードを11回も印刷機に通して印刷していることも語った。ちなみに、通常のコモンのカードはも6回ほど印刷機を通しているらしい。『LoV』シリーズでは、筐体でカードを直接印刷する“オンデマンド印刷”でカードを刷ることも試してみたが、やはり現在のカードのクオリティをキープするためには、いままでと同じ印刷技術であるべきだと決め、『LoV4』でも過去と同様の手法でカードを作成することにしたとのこと。
プレイヤー必見のゲーム情報にも注目
ステージイベントでは、ゲームの詳しいシステムについても発表。1日目には使い魔に新パラメーターのPSYが追加されることが発表されたが、2日目のステージではPSYが影響する要素が発表された。PSYが影響する項目は以下で、PSYが高い使い魔は、ジョブ固有のアクションや施設の制圧戦が強くなる。『LoVRe:3』まではこれらの要素は使い魔の召喚コストなどに依存していたが、本作ではPSYが高い使い魔ほど、これらの能力に優れることになる。
・PSYが影響する要素
アルカナストーン破壊力
アルカナストーン防衛力
マナタワー制圧力
マナタワー防衛力
マナ吸収速度
タワー駐留中の回復速度
ダッシュアタックの移動距離
フリッカースタイルの弾く(弾かれる)距離
スロウアタックの遅くする(遅くされる)効果
スロウアタックの効果時間
スプレッドショットの攻撃範囲
シュータースタイル時の射程
また、1バトルで1回だけ使えるアルティメットレイドについても詳細が発表。アルティメットレイドは『LoV1』、『LoV2』に登場した“サクリファイス”のような能力で、選択した使い魔が一定時間超強化される。強化される内容は、プレイヤー自身が登録したサポートカードによって変化。サポートカードは、最大で3枚まで、合計90コストの範囲で組む必要があることも発表した。
また、『LoV4』から導入するタッグマッチについては、タッグはタッグどうしで、ソロで遊ぶプレイヤーはソロどうしで優先的にマッチングするようになる。「ひとりでも遊べるし、ふたりでも遊べるようになっているので、安心してください」と丹沢氏はコメントした。
さらに、『LoVRe:3』から『LoV4』に引き継がれる要素についても公開。『LoV4』には以下の要素が引き継がれるので、引き継ぎたい要素がある場合は、いまからゲームをプレイして集めておくのがいいだろう。
・『LoVRe:3』から『LoV4』に引き継がれる要素
使い魔ドールはストレンジャーを除くすべてが引き継げる。※ストレンジャーの使い魔ドール、レアリティVの“ボイス”は調整中
称号は、オリジナル称号、自社コラボ称号は引き継げる。※他社コラボ称号については調整中。
着せ替えパーツはすべて引き継げる。
新キャラクターを演じる加隈亜衣さんが登壇!
さらに、丹沢氏のプレゼンテーションのあとには、『LoV4』の開発を務める浅尾祥正氏と、本作から登場する新使い魔ミムリィを演じる加隈亜衣さんが登場。加隈さんは過去の『LoV』シリーズでは、『サガ フロンティア』からゲスト出演したアセルスも演じている。また、『LoV』シリーズとは相互にコラボレーションを行なっている『WIXOSS』シリーズの小湊るう子を演じるなど、『LoV』には関係の深い声優であることが語られた。加隈さんが演じるミムリィは、精神年齢は10歳くらい(実年齢はもっと高いらしいとは浅尾氏のコメント)の人魚で、博多湾出身のため、「~~ばい」といった博多弁をしゃべるのが特徴(ちなみに、加隈さんの出身地も福岡県)。『LoVRe:3』までは現代とは異なるファンタジー世界を舞台としたゲームだったので、日本の方言を話す使い魔の登場はそれほどさせていなかった。だが、本作は現代がテーマなので、地方出身の使い魔が登場するのも違和感がなくなったので、今後は方言キャラの使い魔の登場も検討していきたいと浅尾氏は語った。
イベントの最後には丹沢氏がふたたび登場し、来場者にご挨拶。「ロケテストで実際にゲームに触っていただければ、ゲームの魅力をわかっていただけると思います。ぜひ遊んでみてください。よろしくお願いします」と2月17日から開催されるロケテストについてアピールした。スクウェア・エニックスブースには、イベントの前後から多くのファンが集まり、ステージを観る人や、試遊を行なう人でごった返していた。試遊は明日の2月12日も行なえるほか、以下の日程でロケテストが開催されるので、ファンの人は引き続き、注目してほしい。
◆ロケテスト開催スケジュール
・2017年2月17日(金)~19日(日)
東京レジャーランド秋葉原店
名古屋レジャーランドささしま店
タイトーステーション 難波店
・2017年2月24日(金)~26日(日)
セガ池袋GiGO
ラウンドワン梅田店
タイトーステーション 福岡天神店