開幕初戦から盛り上がったグループリーグ

 2016年4月8、9日の両日、ポーランドの首都ワルシャワ郊外にあるイベント施設“Torwar”にて、ウォーゲーミングのオンラインタンクバトル『World of Tanks』の世界一を決める大会“Wargaming.net League 2016 Grand Finals”(通称“The Grand Finals 2016”)が開催された。

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▲会場はワルシャワ近郊にあるTorwar。サッカー競技場なども隣接しており、ふだんはコンサートや格闘技の試合などが行われるようだ。
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▲『World of Tanks』のイベントといえばやっぱり戦車! ということでT-34/85(左)と、M4
中戦車(シャーマン)が展示。個人所有の戦車を借りてきたとのこと。ヨーロッパではふつうに戦車を個人所有できるらしい。
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▲会場ではPC版やプレイステーション4版のフリープレイが可能だった。とくにPC版は大会に参加できなかったトッププレイヤーと戦えるとあって、腕に覚えのある来場者が引きも切らなかった。
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▲VRバージョンも試遊可能(左)、さらにはグッズなども出展されていた。
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 ワールドワイドでのユーザー数が1億1000万人を誇るなど、オンラインゲームとして世界屈指の人気を誇る『World of Tanks』。その世界大会が実施されるのは今年で3回目。決戦の舞台となったのは、過去2回と同じくポーランド・ワルシャワで、大会には、アジア、CIS(ロシア圏)、ヨーロッパ、アメリカ、中国の世界5つのサーバーで行われた予選を勝ち抜いたチームと、開催国ポーランドのワイルドカードによる参加者合計12チームが参加。世界一の称号をかけて戦いに臨んだ。大会は2日間をかけて行われ、まず1日目は3チームが4ブロックにわかれて総当りのグループリーグを実施。それぞれ上位2チーム合計8チームが、2日目のプレイオフに進出。ノックアウト方式によるトーナメント方式で世界一を競うことになる。

 7対7で行われるチーム戦。試合形式は『World of Tanks』におけるeスポーツのルールである“攻撃/防衛モード”が採用されており、攻撃・防御を交代しながら異なるマップで1ラウンド2試合を対戦。グループリーグでは、さきに5勝したほうが勝ちとなる。試合時間は10分だ。

 昨年までのルールと大きく変わったのが、ティアXの車両が使用可能になったこと。より重戦車が使えることになったことで、当然のことながら戦略の変更も迫られる。一方で、多くの選手が口にしていたのが、3月15日に実装されたばかりの“アップデート9.14”への対応。「物理処理演算の改良により、これまで登れないところにも登れるようになって戦略の幅が広がった」と、概ね好評な“アップデート9.14”だが、いかんせん実装からひと月も経っておらず、柔軟な対応が求められる。まあ、ルール変更などにいかに柔軟に対応していけるかがeスポーツでのキモとも言えるわけで……と、いずれにせよタフな戦いが求められることは間違いない。

 そんなわけで、まずは、参加チームをブロックごとに紹介すると以下のとおり。

・Aグループ
EL Gaming(アジア・パシフィック)
YaTo Gaming(中国)
Not So Serious(CIS)

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・Bグループ
Wombats on Tanks(ヨーロッパ)
SIMP(アメリカ)
Red Canids(アメリカ)

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・Cグループ
Natus Vincere(CIS)
Gold Bass(アジア・パシフィック)
HellRaisers(CIS)

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・Dグループ
eClipse(アメリカ)
Kazna Kru(ヨーロッパ)
Tornado Rox(ヨーロッパ)

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 戦いの軸となるのは、『World of Tanks』で高い実力を誇るヨーロッパ勢。ことにCISのロシア勢の実力が圧倒的に高く、昨年2015年の覇者であるHellRaisersと、2014年のチャンピオンNatus Vincere(通称Na’Vi)、それに高い実力を誇るNot So Serious(通称NSS)の3チームを軸に、ヨーロッパの強豪であるWombats on TanksやTornado Roxあたりが絡んで来るのではないかと思われた。昨年の準優勝チームEL Gaming(中国)にも注目が集まるところではあった。

 全選手を紹介するオープニングセレモニーに続けて、開幕一試合目でいきなり行われたのが、HellRaisers VS Na’Viという新旧チャンピオン対決。実力的には“事実上の決勝戦”と言ってもいいのではないかと思われたこの対戦だが、実力伯仲だけに戦いは緊張感溢れるものに。Na’Viが1ラウンド先行すればHellRaisersが取り返す……という感じで、一進一退のバトルが展開された。均衡が敗れたのは3ラウンド目で、ここでNa’Viが攻撃で先勝したのに引き続き、防衛でもHellRaisersを一蹴し、これで4対2と勝利に大手。続く4ラウンド目ではHellRaisersが先勝して巻き返しを図ったものの、それ以上の追撃を許さず、Na’Viが5対3での勝利となった。Na’Viの安定ぶりが際立つ戦いだったと言えるだろう。

 この勢いに乗って、もちろんNa’Viは決勝トーナメントに進出。HellRaisersも韓国のGold Bassを5対0で破り、Cグループ2位で予選を突破した。決勝トーナメントで両チームが相まみえるのか……というのが、ひとつの焦点となりそうだ。

 3チーム中2チームが勝ち抜けという、実力のあるチームにとっては比較的恵まれたレギュレーションでありながらも、そこは実力伯仲の“The Grand Finals 2016”。グループリーグでは意外な結果も見られた。筆頭は、昨年の準優勝チームである中国・EL Gamingの敗退。初戦を優勝候補の一角であるNSSに1対5で取られたEL Gamingは、続く2戦目では同じ中国チームのYaTo Gamingに同じく1対5と見せ場もなく破れ、グループリーグでの敗退が決まってしまった。アジア勢は、そのEL Gamingに勝ったYaTo Gamingが決勝トーナメントへ。アジア勢の存在感を見せてほしいところだ。

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▲オープニングセレモニーでは、昨年優勝したHellRaisersが盾を返還。アツい2日間の戦いが始まる。
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▲試合前にはかっこいい映像で各チームを紹介。対戦の雰囲気を盛り上げる。
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▲ルールは“攻撃/防衛モード”が採用。防衛側が2箇所の陣地を守り、攻撃側は陣地の確保を目指す。防衛側は制限時間までに陣地を防衛すれば勝利。攻撃側は制限時間内に陣地を確保すれば勝ちとなる。敵を相手チームの車両を破壊すれば、その時点で勝利。
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▲危なげない戦いを見せたNa’Viが勝利。

 1日目のグループリーグが終わって、決勝トーナメントの組み合わせは以下の通りとなった。

Not So Serious (NSS) vs SIMP
Tornado Rox vs HellRaisers
Natus Vincere (Na’Vi)vs Kazna Kru
Wombats on Tanks vs YaTo Gaming

CIS勢が圧倒的な強さを見せた決勝トーナメント

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▲対戦中会場が大いにわいたのが、車両を横にして撃っていたシーン。これも“アップデート9.14”の賜物。

 というわけで、運命の2日目、決勝トーナメント。焦点のひとつとなったのは、どこがCIS勢の牙城を崩すか。まず行われたのが、ヨーロッパ代表のTornado Rox対HellRaisers。これがしょぱなからとんでもない試合に。序盤は1対3と、HellRaisersが戦いを有利に進めるも、チームワークのよさを活かしてTornado Roxが少しずつ挽回。4ラウンドを終えて、4対4のタイという経過に。どちらかがあと1勝で勝ち……という状況で最後に地力を見せたのがHellRaisersで、正面からの打ち合いを制して、勝利に。よほどうれしかったのか、勝利が決まるやHellRaisersのメンバーがうれしそうに抱き合っていたのが印象的だった。

 続いて行われたNSSとSIMPの戦いも白熱。CISの強豪であるNSSにアメリカのSIMPが善戦。こちらも8戦を終えて、4対4のタイとなり、あわや……という展開まで持ち込んだが、最後はNSSが押し切った。

 決勝トーナメント残りの2試合は、Na’ViがKazna Kruを、Wombats on TanksがYaTo Gamingをそれぞれ5対0のワンサイドで圧勝。それぞれセミファイナルに進んだ。というわけで、上位4チーム中3チームがCIS勢と、『World of Tanks』のおけるロシア圏勢の圧倒的な実力を改めて見せつける結果となった。

 さて、セミファイナル第一試合は、NSS対HellRaisersというCIS勢の星の潰し合いに。こちらも接戦になるかと思われたが、決勝トーナメントの1回戦での劇的勝利の勢いそのままにHellRaisersが終始戦いを有利に進め、結果5対3で勝利。“危なげない”という言葉が似合う戦いぶりでファイナルにコマを進めた。相手は、「ファイナルではNa’Viと戦って勝ちたい」と、勝利者インタビューでのHellRaisersのキャプテンのエールに応える形で、Na’Viがヨーロッパ圏の強豪Wombats on Tanksを相手に5対2と憎らしいほどの安定ぶりした戦いぶりを見せた。

 というわけで決勝戦は、HellRaisers対Na’Viという、グループリーグ開幕戦の再選に。それは取りも直さず2014年と2015年のチャンピオンチームどうしの戦いでもあり、まさに『World of Tanks』の世界一を決める頂上決戦と言える。そしてこれがまた、とんでもない試合になったのだ。

 試合は、HellRaisersの2連勝からスタートした。圧巻だったのは2試合目。“Ghost Town”で行われたこの戦い。序盤は静かな展開だったものが、HellRaisersのアタックに対してNa’Viが飛び出し、試合は一気に乱戦に。HellRaisersが多少有利に戦いを進めていたものの、Na’Viの正確な攻撃に逆転を許し、じりじりと戦力を減らしていくこととなる。そして戦車1対3という、これはだめか……という状況になって見せてくれたのがAPPLEWOW選手。匠な立ち回りで圧倒的に不利な状況を挽回。見事に勝利をたぐり寄せたのだ。

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▲SC1DE選手

 劇的な勝利により2連勝を飾って、このままHellRaisersが突っ走るか……と思われたが、それを許さないのがNa’Viの実力。その後、SC1DE選手の活躍などにより盛り返し、一気に4勝し、4対2と逆転。流れは一気にNa’Viに傾くかと思われたが、決勝戦はこのままでは終わらない。そこからさらにHellRaisersが盛り返し、3連勝、4対5としたのだ。さらにそこからNa’Viが2勝と、世界一の座を目指してのせめぎあいが続く。決勝戦のみ7本先取というレギュレーションで行われたのだが、12戦終えて6対6のタイブレークという、両者1歩も譲らない状況で、まさに互角の戦いぶりを見せた。

HellRaisers ○○XXXX○○○XX○
Na’Vi    XX○○○○XXX○○X

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▲白熱した戦いに来場者も熱狂。これぞeスポーツに醍醐味! バトルはタイブレークに。
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▲図らずもはまってしまった。

 戦いはとうとう運命の最終戦に委ねられた。この1戦にあっても、両者の意地がぶつかり合いバトルは一進一退の様相。一方が遠距離からの射撃を成功させて敵を屠れば、もう1方も負けじと切り返し……と、決勝戦を象徴するかのようなシーソーゲームとなった。そして、最終局面ではHellRaisersが2対1で数的優位に立つことに。ところがここでとんでもない事態に。HellRaisersのAPPLEWOW選手が崖にハマり身動きできなくなってしまったのだ。残された1車両どうしの体力はどちらも一撃で倒される状態というぎりぎりのところ。そこでアタック側のHellRaisersのGrifon選手はひとつの勝負に出た。敵陣地に侵入したのだ。敵陣地にとどまり続けると、時間が過ぎていきアタックサイドの勝利に終わる……ということで、当然のことNa’Viも陣地に近づかなければならない状況になる。つまり、一騎打ちに持ち込む戦術だ。HellRaisersのGrifon選手との決戦のために、移動していくNa’ViのInspire選手。会場はじりじりとした緊張感に包まれ、さながら西部劇の荒野の決闘のよう。

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 勝負を分けたのは何だったのか……あるいは、冷静さと技術だったのか。それとも地形を知り尽くしたゲームに対する知識だったのか。Na’Vi のInspire選手は遠距離からの射撃を選択。その狙いは過たず、ブッシュの影に隠れたHellRaisersのGrifon選手を倒すことに……。HellRaisersにはAPPLEWOW選手が残っているものの、身動きが取れない状態。ということで時間だけが過ぎていき、最後は時間切れということで、ディフェンスサイドのNa’Viの勝利となった。本当にギリギリの戦い。試合が終わるやいなや選手たちは一斉に殊勲のInspire選手に駆け寄り、胴上げ。その満面の笑みからは、いかに喜びが深いかをうかがわせた。

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 大きな会場でたくさんの来場者を集めて、ゲームの試合が行われる。そしてその劇的な内容に、観客とWeb配信の視聴者は熱狂する……。“The Grand Finals 2016”は、そんなeスポーツの熱気と、そして『World of Tanks』の絶大な人気を改めて実感させてくれるイベントだ。何よりも特筆すべきは、試合内容がとてもおもしろかったこと。そこにはeスポーツを盛り上げていこうとする、ゲーム側の取り組みだったり、運営サイドの判断だったり、そして何よりも選手たちの弛まない努力があってこそだと思うのだが、いずれにせよ『World of Tanks』の“The Grand Finals 2016”が、一大エンターテインメントイベントとして、非常に魅力的なものであることはたしか。やっぱり『World of Tanks』はおもしろい!

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▲HellRaisersのNear you選手。御年19歳!

 ちなみに記者は会期中にHellRaisersのNear you選手に取材してからすっかりファンになってしまい、大会ではHellRaisersを応援しておりました。決勝戦は、仕事を忘れかけてハラハラドキドキしていたのですが、これもeスポーツの楽しみかたのひとつなのかな……と。そう、会場での各チームに対する熱狂ぶりもすごかった。きっと開催されるであろう“The Grand Finals 2017”に向けて、HellRaisersの巻き返しに期待!

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▲決勝戦の前には、『World of Warships』のエキジビションマッチも実施。ヨーロッパ代表の“The Dead Admirals Society"とドイツ代表の“Ocean Pirates”が戦った。eスポーツ化をにらんでの取り組みで、今後の展開が楽しみ。

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