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『ガンダムトライエイジ』カード製作の現場に潜入!・前編 できたてホカホカの“鉄血の5弾”の新カードが!

文・取材:マンモス丸谷 撮影:堀内剛

公開日時:2016-05-27 18:00:00

●禁断のカード製作現場に潜入!

 5月下旬の“鉄血の5弾”の稼動に向け、いままさに新カードが印刷されているという情報をキャッチしたトライエイジ研究所スタッフ。今回は工場見学で見られた製作過程の一部と、貴重な完成前のカードの姿などを紹介する。


■まずは泣き落とし(?)で“鉄血の5弾”の目玉カードの情報をゲット

 『ガンダムトライエイジ』を始め、バンダイナムコのカード系アイテムが印刷されているのは、千葉県某所にある工場。関係者以外立ち入り禁止のエリアに入ると、そこには大量の“鉄血の5弾”のカード、しかもパーフェクトレアを始め、レアリティの高い目玉カードが作られている瞬間だった!

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▲「カード製作現場へ潜入!」というていだが、トライエイジ研究所担当ライター、マンモス丸谷の体型のせいでまったく忍んでいない絵面に。

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▲カードの山と見たことのない機械を目にしてテンションが上がるマンモス丸谷。

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▲ハイテンション&ファミ通的な悪ノリで「研究のためにすべてのカードをくれ!と頼んだがさすがに無理だった。

■カード加工の過程、裁断の様子を公開!

 と、寸劇 (?)はここまでにして、ここからは『ガンダムトライエイジ』のカードができるまでを追っていこう。まず見せてもらったのは、裁断されずにひとつになっている状態のカードたち。

 そして↑の裁断すればカードとして完成する状態だけでなく、印刷前の版、カードに光沢をつけた状態(ホロ加工)、ホロ加工の後にさらに“箔押し”と呼ばれる加工を施した状態といった、カードができるまでを段階別に見せてもらえた。

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▲“鉄血の5弾”の高レアリティカード。カードはノーマル、レア、それ以上と、装飾(カードの加工)が同じカードがまとめられて印刷されるようだ。

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▲カードの元になる版。紙ではなく、特殊な素材が使われているらしい。

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▲ホロ加工(左)した状態と、そこに箔押しを施した、カードの装飾的にはほぼ完成した状態のカード(右)。

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▲毎バージョンさまざまなデザインのカードが登場する『ガンダムトライエイジ』。印刷担当の方いわく、「箔押しのパターンがこれだけ多彩なのはカードゲームの中でもかなり珍しいとのこと。

すべての印刷工程を終えたカード群は、カードを1枚1枚切り離す専用の機械が置いてある場所へ。そこで裁断されることで『ガンダムトライエイジ』の筐体から払い出される、製品版のカードへと変わる。

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▲8×9枚のカードが印刷された1枚の紙を裁断することで、72枚のカードが生まれる。

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▲切り離されたカードはさらに↑の器具に通され、四隅の角を丸くされる。そして見本と比較され、つぎの工程へ。

 こうしてマスターレア、パーフェクトレアのカードになった束は、これらとは別に印刷、裁断されたコモン、レアカードの束と合流。各レアリティの比率にあわせてシャッフルされ、出荷される状態へとパッケージングされる。レアリティの比率にあわせてカードを分けるのにも専用の機械を使うのだが、それは「企業秘密」とのことで撮影することは叶わなかった。しかしカードの封入は人力ではなく機械の手で公平に行われていたということは強調しておく。

 カード製作過程のレポート、前編はここまで。後編では『ガンダムトライエイジ』のカード製作に関わるキーパーソン3人のインタビューをお届けする予定だ。

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