　『ワンピース・オン・アイス』

を題材にしたフィギュアスケートのショー。好きで記事を書いていたらこんな日が訪れてしまった。

。ふしぎですね。 　フィギュアスケート世界選手権2連覇、平昌オリンピック銀メダルなど、数々の実績を残す超人である。2024年5月に競技選手としての引退を発表。現在はプロスケーターとして活躍している。 　一応はインタビューという体裁でお会いしたのだが、半分くらいは雑談だった気がする。周りのスタッフさんも笑ってたし。順を追って説明していく。

この記事担当のミス・ユースケ。ただの宇野昌磨ファン。

※この記事の『ワンピース・オン・アイス』写真は2023年公演 公開リハーサルのものです。

『ワンピース・オン・アイス』Blu-ray・DVDをAmazonで購入

　『ワンピース・オン・アイス ～エピソード・オブ・アラバスタ～』

は2023年夏に開催されたアイスショーだ。砂漠の国アラバスタをめぐる人気エピソードをスケートで表現するというもの。 　主人公モンキー・D・ルフィ役の宇野昌磨さんを筆頭に、キャスト陣は実力派スケーター揃い。そして現役選手が何人も出演するというからフィギュアスケートファン界隈がざわついた。すると僕は興奮して記事を書くことになる。 　そしたら一部ファンから「ファミ通.comのフィギュアスケート記事は間違いない」と評価してもらえるようになった。ありがたいけど、その言葉に違和感を抱いてほしい。僕は趣味で記事を書いただけである。

【ワンピース・オン・アイス】フィギュアスケートで再現された宇野昌磨ルフィたちのアラバスタ救出劇。橋本誠也さん（チャカ役）と解釈を語り合う。

アイスショー『ONE PIECE ON ICE ～エピソード・オブ・アラバスタ～』がすばらしかったので、ゲームとスケートが好きな橋本誠也さんと語り合いました。橋本真司さんのご子息です。

【ワンピース・オン・アイス】宇野昌磨ルフィたちがスケートで表現する“アニメっぽさ”。公開リハ開始早々の演出で泣く。『ブルプロ』運営統括Pも声で出演【写真大量リポート】

『ONE PIECE ON ICE ～エピソード・オブ・アラバスタ～』の公開リハーサルが2023年8月10日に行われた。その模様をお届けする。

【ワンピース・オン・アイス】情報まとめ。宇野昌磨がルフィを演じるアイスショー。ゲーマー興奮のフィギュアスケート注目ポイントも解説【“大名人時代”四皇の息子も参戦】

フィギュアスケートと『ワンピース』が融合したアイスショー『ONE PIECE ON ICE ～エピソード・オブ・アラバスタ～』。公演情報をまとめつつ、ゲームとのフィギュアスケートの関係についてもご紹介。

上の記事に登場する橋本誠也さんをはじめゲーム好きなフィギュアスケーターは多く、ゲームのBGMを競技プログラムに採用する選手もいる。フィギュアスケートはゲーマーと相性がいいと思っていたら、果たしてその通りだった。 　2024年夏に再演が決定したのでもっと広めたい。おたく特有のホスピタリティをもってしてゲーマーをこちら側に呼び込みたい。昨年の

公演映像を使った上映会と舞台挨拶に知人を連れていく

ゲーム配信やeスポーツ界隈に詳しいアユハさんだ。イベントを主催する側ということもあり、こういうの好きかなと思って。 　アユハさんから「興味がありそうな人を誘っていいですか？」と提案があったので即了承。こちとらひとりでも多くの人に布教したいので望むところである。やってきたのはこのふたり。

keptさん（左写真の右）としょーぐんさん（右写真の左）だ。ゲーム好きな宇野昌磨さんと親交があり、宇野昌磨さんはふたりの配信を観ていると公言している。 　僕はkeptさんの配信番組に宇野昌磨さんがゲスト出演したときに記事を書いている。ファミ通.comがフィギュアスケートファンに広まるきっかけを作った人と会えてうれしい。

フィギュアスケーター宇野昌磨選手は『スマブラSP』のプロに迫る実力を見せ、愛を語り、「おれたちの宇野昌磨」になった。

『スマブラSP』プレイヤー・keptさんの配信にフィギュアスケーター・宇野昌磨選手が出演した。最高だったので感想を書く。

フィギュアスケートに興味はあるかと尋ねると、

僕はもともと見てなくて、昌磨くんと絡んでから気にするようになりました。昌磨くんが出てるんだったら見てみようかなって。

いまはテレビ持ってない（から見ていない）ですけど、昔はちょいちょい見てましたよ。ゲーマーの中では見てる方だと思います。 　と、何だかんだで気にかけている様子。ここで「ジェイソン・ブラウンというアメリカの男子シングル選手がすてきなんですよ」と畳みかけるとうざがられるので「へぇー、そうなんですね」と相槌だけ打つ。おたく歴が長いので、布教の難しさと自分のせいで離れていく悲しみを知っている。悲しみを知った男はいつだって強いものだから。

舞台挨拶＆上映会の会場は東京・有楽町の映画館 丸の内ピカデリー。ファンの方もたくさん。

スタッフさんから案内してもらった席につく。

　待ち時間は「最近はゲーム配信界隈もたいへんですね」みたいな話をして過ごした。なお、keptさんは

好きで、わりとアラバスタ編に思い入れがあるタイプ。

への熱量は僕と同等か少し上くらいだと思う。 　一方、アユハさんとしょーぐんさんはほとんど知らないらしい。日本のエンタメ業界に関わっていて、しかも情報を発信する側の人間が4人集まったのに半分が

知識ほぼゼロってある？ その場で講習会を開くべきだったか。

しょーぐん・アユハ「知らないキャラがめっちゃ出てくるな……」（もらった資料に目を通しながら）

　とはいえ、しょーぐんさんは舞台演劇系は嫌いではないらしく、この後始まる上映会をふつうに楽しんでいた。

『ワンピース・オン・アイス』

に興味はあったものの何となくタイミングを逃していたとのこと。 　それはkeptさんも同じで、観たかった理由はやっぱり「昌磨くんが出演しているから」。宇野昌磨という存在が、ゲームとフィギュアスケートの懸け橋になっている。ありがたいことですね。 　少し待つと宇野昌磨さん、本田真凜さん、無良崇人さん、本郷理華さんが登壇する舞台挨拶が始まった。みなさん正装をされていてかっこいい。

昌磨くんってやっぱり……。

わかる。“あっち側”の人間なんだなー。すごいわ。 　大スクリーンの前で堂々とコメントする宇野昌磨さんのオーラにあらためて感じ入り、

「ワンピース・オン・アイス～」 「出航ー！！」 　というコール＆レスポンスで上映会スタート。

お客さん全員で「出航ー！！」。アユハさんが浮かない顔をしている（伏線）。

やっぱりよかった。すごくいい……。

上映中は撮影NGだったので爆速で終わったように見えるが、およそ105分しっかり楽しんだ。僕は公開リハーサルと通常公演の計2回観覧しているにも関わらず、ちょっと泣いた。keptさんもしょーぐんさんも楽しんでいたようで何よりである。 　ちなみに、アユハさんは仕事で急ぎの対応が発生したそうで、クライマックス直前くらいに離席。開始時の写真で元気がなかったのは気が気じゃなかったためだ（伏線回収）。

編集された映像はスケーターたちの表情もしっかり見えて、演技内容がわかりやすかった。フィギュアスケートをスケートリンクで現地観覧する場合、アップで顔を見ることはあまりない。後で合流したアユハさんは「フィギュアスケートって双眼鏡を持っていくものですか？」と気にしていた。

妻が宝塚好きなんですよ。1回は双眼鏡で出演者さんをしっかり観て、もう1回は（全体を観るために）持って行かないんですよね。2回観るのがちょうどいいと。

の特殊性として、明確なストーリーを演じる点がある。多くのアイスショーはイメージの世界。スケーターは身体の躍動で美しさや強さ、感情を表現するが明確な説明はない。スクリーンに大写しになることもないため、どんなに表情を作っても、観客には顔があまり見えなかったりする。

では声優さんのセリフがあるので展開も心情もわかりやすく、それをスケーターの動きが補ってくれる。ストーリーもののアイスショーが増えたら、

“この動きをしたら悲しんでいる”、“このジャンプの入りは喜びの表現”みたいな型（お約束）が確立されていく

のだと思う。 　無声劇のバレエでは低い姿勢で悲哀を表現したり、歌舞伎では見栄を切ったら大きなことが起きたり、つまりそういうこと。言葉がなくても伝わる表現が浸透したら海外公演や海外へのライブ配信のハードルがひとつ減りそうなので、僕はそういう点でも

上映会終了後、しょーぐんさんとkeptさんは、ふたりを知る宇野昌磨ファンのマダムたちに話しかけられていた。おもしろい。

上映会の感想戦「日常の延長で華麗な動きをする。だからすごい」

さて。ここからが本番だ。 　事前に公式側のスタッフさんから「宇野昌磨さんの取材時間が取れそう」と聞いていた。まじめな話はスポーツ系メディアが記事にするはず。うちではゲーマー同士の雑談にしたかったというのもkeptさんたちに来てもらった理由のひとつだ。

　取材場所に移動して、待っている間は大スクリーンで観た

の感想戦。しょーぐんさんは「映画館で観たからかもしれないけど、競技よりもイケてるような気がしたんですよ」と振り返る。

競技って非日常じゃないですか。ものすごい回転したりジャンプしたり。日常と違い過ぎるからすごさが伝わりにくいんじゃないかなって。

すごいのはわかるけど実感がわかないということでしょうか。観ている人にとっては別次元ですからね。

日常の延長みたいな流れで華麗な動きをするから、よりわかりやすく映えるんじゃないかな。きれいだなーって。

初観覧とは思えないベテランみたいな視点。そうそう。僕もそれが言いたかった。しょーぐんさんに触発されて、keptさんも饒舌になっていく。

しょーぐんさん、keptさん、アユハさんと『ワンピース・オン・アイス ～エピソード・オブ・アラバスタ～』上映会へ。『ONE PIECE』をフィギュアスケートで表現するアイスショーを追いかけていたら、ルフィ役の宇野昌磨さんと話す機会がやってきた。

『ワンピース・オン・アイス』宇野昌磨さんとゲーマー4人がきゃっきゃする記事。殴る蹴るには物理法則が邪魔

宇野昌磨インタビュー「僕次第なんだ」

バトルシーンは物理法則との戦い

ボーナストラック：写真いろいろ

『Fate/Grand Order』（FGO）2026年の正月サーヴァントは星5セイバー“ロード・ログレス”（声優：川澄綾子さん）。ロード・ログレスは2025年12月3日より開幕した“冠位戴冠戦：Caster（キャスター）”にて、儀典ソロモンが召喚したグランドセイバー。

【FGO】ロードログレスの再臨と性能。儀典ソロモンが召喚した最強のグランドセイバー【2026正月サーヴァント】

『FGO』の第2部が完結したいま、奈須きのこ氏のこれまでの言葉を振り返ろう。第2部完結後の展開は？ 第3部はあるのか？ フォーリナー章は？ ファミ通で毎年実施してきたインタビューの中から、気になる発言をピックアップ！

『FGO』第2部完結後の展開は？ 第3部は？ 奈須きのこ氏のこれまでの言葉を振り返る【Fate/Grand Order】

実写版『孤独のグルメ』の最新作『孤独のグルメ2025大晦日スペシャル　おかわりは、五郎セルフで運びます！』が、本日2025年12月31日21:55より放送となる。

実写版『孤独のグルメ 2025大晦日スペシャル』が本日（12/31）21時55分から放送。一部生放送で展開する五郎のドタバタな大晦日が9年連続。――腹が、減った…。

スマートフォン向けアプリ『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』にて防御型のSSRユニット“ガンダム・エアリアル”が2025年12月31日より配布された。

【Gジェネエターナル】SSRガンダム・エアリアル配布。移動力5、空中適正〇、シールド防御を持つ防御型。“超一撃”以上でビーム武装の最大射程が1上昇

『DREAMS』の仮タイトルで発表されていたホロライブ初となる公式スマートフォン向けゲームの正式名称が『hololive Dreams』（ホロライブドリームス）に決定。略称は『ホロドリ』となる。

ホロライブ初のスマホ音ゲー『hololive Dreams（ホロドリ）』公式X（Twitter）アカウント開設。2026年1月～3月に3ヵ月連続での情報解禁が決定

特別番組『Fate Project 大晦日TVスペシャル2025 Fate/Grand Order 特別番組 10年の旅路 -Beyond History-』が2025年12月31日（水）23:00よりTOKYO MX・BS11・群馬テレビ・とちぎテレビ、ニコニコ生放送・ABEMAで放送される。

『FGO』10年の軌跡を振り返る年末特番が今夜23時に放送。関係者や特別ゲストへのインタビューも【Fate Project 大晦日TVスペシャル2025】

ABEMAのアニメ『ポケットモンスター』チャンネルで、12月29日～1月3日まで映画全24作品を無料放送。毎日夜に3～5作品ずつ流していく。初日は『ミュウツーの逆襲』～『セレビィ 時を超えた遭遇』まで。

『ポケモン映画』無料配信が本日（12/29）19時スタート。初日は『ミュウツーの逆襲』『ルギア爆誕』『エンテイ』『セレビィ』をイッキ見

古今東西のさまざまなアニメの最終回を解説する企画“アニメ最終回ハンター”。本稿では、魔物を調理して食べながらダンジョンを冒険する『ダンジョン飯』のストーリーと第1期24話のあらすじを解説します。

アニメ『ダンジョン飯』最終回のあらすじをネタバレしつつ紹介！ ダンジョンの生物をおいしくいただくアニメの最終回はここまで進んだ（第1期/24話）【アニメ最終回ハンター】

ロックスター・ゲームスより2026年11月19日発売予定の『グランド・セフト・オートVI』。『グラセフ』シリーズ最新作のトレーラー2をファミ通がアレンジ。諏訪部順一さんによるナレーションが加わった“ファミ通プレゼンツ【GTA6】スペシャルトレーラー”をお届けする！

【GTA6】ファミ通プレゼンツのスペシャルトレーラーを公開！ 『グラセフ』新作の世界観を諏訪部順一のナレーションで紹介【グランド・セフト・オートVI】

Epic Games Storeにて『ホグワーツ・レガシー』の期間限定の無料配布が行われた。2023年に発売された『ハリー・ポッター』シリーズ題材のオープンワールドアクションRPG。

『ホグワーツ・レガシー』Epic Gamesストアにて期間限定無料。『ハリー・ポッター』の世界が舞台のオープンワールドアクション

『龍が如く』シリーズなどを手掛けた名越稔洋氏が率いる名越スタジオが新作タイトル『GANG OF DRAGON』を発表。対応機種や発売日は未発表となっている。

『龍が如く』名越稔洋氏の新作『GANG OF DRAGON』が発表。舞台は新宿・歌舞伎町でマ・ドンソク氏が出演【The Game Awards 2025】

『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』を記念した7大特別企画“Call of Hathaway”が始動。『閃光のハサウェイ』を全4話に再編集したテレビエディションが2026年1月6日より放送されるほか、『ジークアクス』や『逆襲のシャア』などガンダムシリーズの歴代作品を毎日上映するイベントも1月2日より開催される。

『ガンダム 閃光のハサウェイ』テレビ放送決定。全4話で1月6日から放送開始。新作『キルケーの魔女』公開に向け『ジークアクス』『逆シャア』など毎日上映イベントも

“The Game Awards 2025”（ザ ゲームアワード2025）のノミネート・受賞作まとめをお届け。『Clair Obscur: Expedition 33』、『デス・ストランディング2 オン・ザ・ビーチ』、『ドンキーコング バナンザ』、『ハデス2』、『ホロウナイト シルクソング』、『キングダムカム・デリバランス2』の中からGOTY（ゲームオブザイヤー）に選ばれるのは？

“ゲームアワード2025”受賞作まとめ。ゲーム・オブ・ザ・イヤー（GOTY）は『クレール オブスキュール：エクスペディション33』、合計9冠の快挙！【The Game Awards】

『ゼンレスゾーンゼロ』とGiGOのコラボキャンペーン第2弾が開催。期間は2025年12月31日（水）～2026年2月1日（日）まで。ビッグアクリルスタンドやボンプのぬいぐるみなどGiGOグループのお店限定景品が登場。また、500円投入ごとに、ノベルティとゲーム内アイテムとの交換コード付きカードが1枚ずつプレゼント。

『ゼンレスゾーンゼロ』くたびれたサビザンボンプがかわいい。クレーンゲームプレイでステッカーやゲーム内アイテムがもらえるGiGOキャンペーン第2弾が開催

なぜか2025年に『グランツーリスモ7』にハマってしまった編集者の『グランツーリスモ7』語りです。

『グランツーリスモ7』ポルシェカップ、雨のニュルブルクリンクは深緑の地獄。絶望が快感に変わる瞬間。山内一典を信じてよかった【俺のゲームオブザイヤー2025】

プレイステーション5 Proの新モデル“CFI-7100B01”が、2025年12月23日から販売を開始した。前モデルとスペックは同一で、一部パーツの改良がされている。

PS5 Pro（CFI-7100B01）が発売。基本スペックはそのままに新モデルとしてリリース。いまからPS5 Proを買うならこっちがおすすめ

ゲームクリエイター171人分の抱負を一挙に掲載する、年末年始の恒例企画。さらに、2026年に注目しているエンターテインメント作品についてもご回答いただいた。今後のゲーム業界の動向を知ることができ、ここにはゲームの“未来”がある

ゲームクリエイター171人が語る2026年の抱負。真摯な目標から新作と思しきコメントまで。ゲーム業界の未来はここにある【年末年始特別企画】

日ごろからご愛読いただいている読者の皆様に感謝を込めて、ファミ通.comからクリスマスプレゼントをご用意。デスクトップゲーミングPCのG TUNE DG-A7A7X・ホワイトを1名様にプレゼント！　応募要項をご確認の上、奮ってご応募ください。