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フロンティア通信.com > MHF-Gに一言いいたい! > 不満点は改善されているのか!?

リファインレビュー
不満点は改善されているのか!?
2014/10/10 16:00

 特別企画第1回目となる今回の記事では、G級以降に改善されたおもなトピックを『MHF-G』チームに挙げてもらい、それらについてフロ通スタッフがレビュー形式にて採点し、見解を述べようと思う。
 なお、点数については改善内容と改善時期のみを考慮して10点満点で採点し、コメントについては、不満点が挙がった経緯や、自身が思うことについても触れている。
 また、いただいたアンケートの意見や要望に関しては次回以降公開し、『MHF-G』チームにも遠慮なくぶつけていきたいと思う。

★レビュアー紹介

  フロ通編集者

坂本ビス太

    ライター

Qマイン

    フロ通編集者

みぜる

 
週刊ファミ通やファミ通コネクト!オン、フロンティア通信などで『MHF-G』記事を担当。運営レポート動画版に出演するも、どうにもカメラが苦手。プレイはPC版βから。   ファミ通コネクト!オンをメインに活動する体当たり実験派ライター。フォワード時代から『MHF-G』を始め、現在はG級をガッツリ遊び倒す。剣士の武器種はほぼカバー。   週刊ファミ通やフロンティア通信などで記事を担当。多数のオンラインゲームやアプリを同時に遊ぶゲーマー気質。プレイ歴はPC版βから。ほぼ片手剣で過ごしている。  



●狩猟・クエストに関して

【不満点(1)】
GRの縛りにより、狩れるG級モンスターが少ない

【改善内容】
GRに関係なく、G級モンスターが狩猟可能になった(改善時期:G2)
・「GRの縛りで低GR時には一部のモンスターしか狩れない!」という状況だったが、GRによるG級クエスト受注制限が撤廃され、「GRに関係なくG級のモンスターを自由に狩れる」ようになった
・G級クエストに難易度選択機能がつき、自分で★の数を増減させることで、報酬は減るものの、いきなり上位のモンスターに挑むことも可能になった

レビュアー 評価(10点満点) コメント
 G1開始時は、GR1から2に上がるまでに、果てしない数の(100体以上)のポカラドンなどのモンスターを狩る必要があった。
 せっかくのG級の新モンスターに出会うまでに、GRを上げなければならず、ものすごく時間がかかったのだ。この時点で離れていったユーザーは多いだろう。
 GRを上げるワクワク感と課せられたお題のバランスがまったく合っていなかった。G1のあいだに必要GRPの引き下げはあったが、G1開始前にこのような不満が出ることは予想できたはず!
 GR制限は撤廃しないほうが、ランク上げの楽しみがあったと思う。撤廃されてG級が“のっぺり”している印象。
 “鼓舞”、“逆境”、“反射”、“一閃”といったG級スキルの追加が発表され、新たなG級武具の情報も解禁。ハンターたちは期待に胸を膨らませていたはずだ。筆者もそのひとりである。
 しかし、蓋を開けてみれば、つぎのランクにたどり着くためには、長く険しい道のりを進むしかなかった。筆者の周囲でも「せっかくのG級なのに楽しくない」といって、忽然と消えてしまったハンターも多かった。
 “G1”実装前と後の温度差はひどいもので、いまでも記憶に鮮明に残っている。たった数日でこれほどまで環境が激変するのかと、正直驚きしかなかった。
 しかも、実装後に行われた初のリファインがSRPに関する内容で、肝心のGRPそしてGRに関しては“G1”アップデートの1ヵ月後と、非常に対応が遅かったのも気になった。“G2”でこの問題は改善されたものの、“G1”実装前にこの展開はある程度予想できた気がする。
“G1”期間中は、改善前のGR2まではプレイした。



【不満点(2)】
ひとり(ソロ)でのんびりプレイしたいけど、モンスターが強すぎる

【改善内容】
“パートナー”が実装されたので、ソロでも相棒を育てていっしょに狩りに出られる(改善時期:G3.1)
・パートナーの育成要素が多彩で、武器熟練度により攻撃力が上昇し、多数のスキルのなかから好みのものを習得させて発動可能
・最終的にはレジェンドラスタを超える強さにまで育成できる

レビュアー 評価(10点満点) コメント
 パートナーの実装自体は非常にうれしいし、スキルも使いやすいものが揃っている。武器熟練度は統一してもよかったかな。
 さて、不満点として挙げられている“モンスターが強すぎる”には疑問。逆に“弱すぎる”と言っていいと思う。
 これは、『MHF-G』ならではのスキルを最大12種発動可能という点から見た場合の話。“豪放+3”、“根性”などの便利スキルを多数発動できるおかげで、どんなモンスターにもそれらのスキルさえあれば、自身の隙を大きく減らすことが可能で、狩りが単調になってしまっているのではないか。
 筆者もソロでプレイすることが多く、レジェンドラスタ並みの力を秘めたパートナーの実装は非常に嬉しかった。パートナー、ラスタ、一時ラスタによる擬似パーティが組めるようになったのも大きい。
 しかし、当時、入手手段が少なかったギルド貢献ポイントを武器種の解放やスキルの習得に必要としたのが残念だった。後に“パローネ大航祭”という形でギルド貢献ポイントを手軽に稼げるコンテンツを実装しているが、できればパートナーの実装と同時に入手手段も増やし、誰でも入り込みやすいコンテンツにしてほしかった。
 パートナーは、外見を自分好みにできるなど、カスタマイズ要素はいい。
 育成途中で歌姫ストーリーが絡んでくるのが、ちょいめんどう。



【不満点(3)】
“パートニャー”をクエストに連れて行くと狩猟に行ける人数が減る

【改善内容】
パートニャーを連れて行ってもNPCを含む合計4人(3人と1匹)でクエストに行けるようになった(改善時期:5.2)

レビュアー 評価(10点満点) コメント
 パートニャーは見た目がかわいらしいが、実装直後はそれだけという印象だった。“G5.2”でパートニャースキルが実装されたが、パートナーと比べると、どうしてもサポート能力が低いので、もう少しバランス調整はしてほしい。
 狩人祭で獲得魂にボーナスがついたり、パローネ大航祭でCPとスコアボーナスがつくのはいいが、入手量などのパートニャーを連れて行くメリットはもっと増やしてほしい。
 同行させるNPCの優先順位をつけられるようになったが、最初からそうしておいて欲しかった。現状は、ガチの狩猟ならパートナー、素材の収集や一部のクエストに関しては、パートニャーという使い分けでしょうか。
 パートニャーポーチでアイテムの持ち込みと、持ち帰りが増える点はうれしい。
 ひとりでプレイする場合なら連れていく、という感じ。



●武器・防具に関して

【不満点(4)】
G級防具の素材を集めるのがたいへん

【改善内容】
G級防具の強化素材が緩和された(改善時期:G2)
・G級防具、G級覇種防具の強化に必要な素材が緩和された
・輝累石など、GX防具強化に必要な素材が、極限征伐戦以外でも入手可能になった

レビュアー 評価(10点満点) コメント
 緩和はうれしい。
 けど、“スパイスワーム”や“艶色香実”、“なぞの光る欠片”あたりを集めるのはしんどかった。GX装飾品を多く作ろうとすると、“蛮竜の絶殻”などのレアでない素材を集めるのもたいへん。さらに、部位破壊のレア素材を集める必要があると……。
 “手にせよ!G級装飾品!”のイベントクエストを活用しないとなかなかきびしかった。
 GX防具強化に必要な“輝累石”や“絢累石”が極限征伐戦以外でも入手可能になったが、入手確率が低く、けっきょくは極限征伐戦をかなりやらないと足りなくなる。スキル組み合わせは流行り廃りがあり、そのつどGX装飾品を多数生産すると、なかなかきびしい。
 “立ち上がれ!G級ハンター”などのイベントで“輝累石”や“絢累石”を入手できたが、使い道がない防具を多数生産するのは少しむなしい感じがする。
 Nポイントや祭ポイントで交換できる素材が増えたことがうれしい。



【不満点(5)】
『MHF-G』では武器種が増えない

【改善内容】
『MHF-G』オリジナルの武器種“穿龍棍”が実装された(改善時期:GG)
<穿龍棍の特徴>
・ジャンプ攻撃のほか、空中に留りながら連続攻撃が可能
・コンボをつなげることで攻撃力が上昇していく
・リーチを変化させて、有効なダメージを与えられる
・打属性武器のため、モンスターを気絶させられる
・龍気穿撃を使用することで、モンスターや味方にさまざまな効果をもたらす

レビュアー 評価(10点満点) コメント
 強すぎる点は否めないが、新武器種なのだからそういうピーキーな調整は頷ける。穿龍棍はいろいろできすぎ、ほかの武器が霞んでいるので、今後の調整に期待したいところ。
 穿龍棍のおかげで活気が戻り、多くのプレイヤーが『MHF-G』に触れてくれた。そういった点では、穿龍棍は『MHF-G』の救世主といっても過言ではない。
 しかし、その一方で武器バランスの調整会を何度も行ったのに、なぜあそこまで突出した強さになったのかが疑問である。
 “G5”で調整したハンマーやガンランスのほかにも、片手剣やライトボウガンといった利用率の低い武器種の調整も行い、武器種全体のバランスの見直しをすべきではないだろうか。
 おもしろい武器種だけど、G級からしか使えない点や、歌姫ストーリーを進めないと生産できないところはちょっと。
 歌姫ストーリーのテンポが悪すぎるので修正を希望。



●ゼニー・アイテムなどに関して

【不満点(6)】
Gzに所持上限があってGzが貯まらず、思うように装備の生産・強化ができない

【改善内容】
Gzの所持上限が9,999,999Gzになった(改善時期:G2)

レビュアー 評価(10点満点) コメント
 最初から上限なしでよかったと思う。
 というよりは、もっと根本的な問題。上限があったとしても、ふつうに狩りをしていればふつうに防具を強化していけるくらいのGzを報酬で与えられていればよかった。
 G級実装当初は、素材を集めるのと同じくらいの時間をGz稼ぎに費やしていた。最近はGzに困ることはほとんどありません。
 ただ、最初はコンテンツ消化を抑えるためなのか縛りがキツく、後から一気に緩和するというバラまき感が強く感じることもしばしば。
 最初からバランスがいいと不満は少ないと思いますが、オンラインゲームならではというか、難しいところですね。
 所持上限があった頃は、いまのようなG級武器の強化成功率が100%のレシピがなく、素材集めに必死だった。
 にも関わらず、Gzに所持上限を設け、さらに強化しづらい環境を作っていたのはなぜなのか。これもユーザーからの要望で改善となっているが、上限を設定する前に気づいて欲しかった。
 また、クエストによっては契約金が600Gz、メイン報酬金が1300Gzといった感じで、手元に入ってくるGzの量がごくわずか、というクエストも少なくない。
 こういった部分を見直し、全体的にGzを稼ぎやすくする環境に変えていくというのも必要な気がする。
 Gzがなかなか貯まらず、武具の強化を躊躇するくらいだった。いまは、うまいデイリークエストやイベントクエストがあるからいいけど。



●システム面

【不満点(7)】
ブーストタイムが勝手に発動してしまうのでもったいない

【改善内容】
ブーストタイムの権利がある状態なら、発動するかしないかを任意で選べるようになった(改善時期:G3)
<ブーストタイムの内容>
・一定期間ログインしないことで発動できるようになり、有効時間内はHRP/SRP/ゼニーなどが5倍になる
・有効時間内は“元気のみなもと”の効果がつねに発動する
・有効時間内はつねに剥ぎ取り回数が+1回となる

レビュアー 評価(10点満点) コメント
 久々のログインで何しようかと思っている矢先にブーストタイム、というのはアレだったのでいい改善だと思います。
 強いて言えば、ブーストタイムの内容がすごすぎて、もっとも少ない時間で効率よくランク(パートナー、パートニャー含め)を上げる手段が、“1週間お休みすること”になっているような。
 自分の好きなタイミングで発動できるようになったので、ログインの頻度が低いハンターにもうれしい改善内容だ、と言いたいところだが、導入する段階で選択できるようにしておいて欲しかった。
 今後は“ユーザー目線”を大切にし、こういった細かいシステムの利便性改善も積極的に行うべきでは?
 改善内容は◎。SRとかGSR上げにはいいけど、マイミッションの秘伝書育成が追っつかないので、そちらの緩和もブーストタイムで欲しいってのはよくばりすぎ?



【不満点(8)】
G級になってから何をすればいいかわからない

【改善内容】
ハンターナビに従ってG級の最前線に立つことができる(改善時期:GG)
・遅れてG級に到達したハンターでも、ハンターナビを進めれば、G級序盤で役立つエントラシリーズ防具を作成できる
・ハンターナビの進行過程と報酬でグレン剣珠GFを10個入手できるので、いきなり“剛撃+3”、“ブチギレ”、“見切り+3”が発動できる
・あとから追加された“HR用”ハンターナビはこれから始める人にはうれしい

レビュアー 評価(10点満点) コメント
 これからG級に進む人、復帰する人にはとてもいい。
 報酬もいいんだけど、G級ハンターナビのグレン剣珠GF10個は思い切りましたね。モンスターを必要数狩らずとも、いい装飾品が手に入っちゃうという。
 G級序盤をかなり短縮できちゃうので、復帰の際にはぜひ活用を。
 段階ごとにやるべき内容がまとめられているので、各ランク帯での動きがわかりやすい。しかもマイミッションのように、いちいち目標を受注する必要がなく、目標を達成すれば自動的にクリアーになるのもうれしい点だ。
 また、付与される報酬品は初心者だけではなく、既存のハンターにも役立つものが多いので、すべてのハンターにとって役立つコンテンツだと感じた。
 筆者としては、G級に突入してから最もよかったコンテンツだと思う。
G級ハンターナビはとても助かりました。



【不満点(9)】
気がつくとグークが家出していなくなっている

【改善内容】
グークが家出をしなくなった(改善時期:G5)

レビュアー 評価(10点満点) コメント
 元より家出するシステムにする必要があったのだろうか。それよりいっぺんにエサやりできるシステムが欲しいです。
 G級になってからグークのほりだしものやグーク鍋など、グーク関連のシステムを利用することが増えたので、家出しなくなって助かった。
 しかし、これもブーストタイムの発動選択と同様に、実装の段階から家出しないようにしておいて欲しかった。正直、“改善内容”として話題にする以前の問題ではないだろうか。
 あとはもっとグークが活躍できる場を増やしてほしい。
 何度、卵取りに出かけたことだろうか。



【不満点(10)】
猟団部屋に魅力的な機能を追加してほしい

【改善内容】
猟団ランクが16まで解放され、猟団料理や猟団トレジャーなどが実装された(改善時期:GG、G5)

レビュアー 評価(10点満点) コメント
 交流が活発な猟団にはうれしい新要素でしょう。オンラインゲームなので、猟団にはアップデートごとに新要素が加わっていくことを期待したいですね。
 とくに、猟団に加入することの最大のメリットである“狩人祭”に関する新要素やシステムは随時追加してほしい。
 筆者のいる猟団では、“G5”のバージョンアップを機に、猟団部屋に足を運ぶハンターが増え、猟団員同士のコミュニケーションの場が広がった。筆者としては大満足のバージョンアップ内容だった。
 また、猟団トレジャーで生産できるスキルカフやピアスも高性能で、防具選択の幅が広がった。疲労度の高いパートニャーの再出発に消費する猟団ポイントの量も少なく、1匹1ポイントと非常にリーズナブルな点が個人的には高評価だ。
 猟団料理もトレジャーも人がいてこそのコンテンツ。休眠ハンターが増えて、少人数のため維持が難しくなった猟団もあるんじゃないか。維持条件はもう少しゆるくしてほしい。

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