Project Morpheusで『サマーレッスン』が体験できる! 興奮、緊張……「ヤバい!」の声続出のユーザー体験会をリポート【動画あり】

ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアが開発中のバーチャルリアリティーシステム“Project Morpheus(プロジェクト モーフィアス)”のユーザー体験会が、2014年11月29日(土)~30日(日)にかけて開催。2日間で700名ものユーザーが参加するイベントをリポート!

●原田氏、吉田氏のお宝トークも炸裂

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)が開発中のバーチャルリアリティーシステム“Project Morpheus(プロジェクト モーフィアス)”(以下“Morpheus”)のユーザー体験会が、2014年11月29日(土)~30日(日)にかけて開催されています(すでに参加者募集は終了)。ここでは参加者や制作陣の談話を交えつつ、静かな熱気に包まれたイベントの模様をお届けします!


54606ef987007

▲Project Morpheus(プロジェクト モーフィアス)

 今回のユーザー体験会は、2日間で700名(応募数は公表されていないものの、「かなりの応募」があったそう!)ものユーザーがSCEJAに招待され、用意された実機の数はなんと18! この数のMorpheusが一堂に会するのは世界でも初めてだそう。さらに今回のユーザー体験会には、“SCEJA Press Conference 2014”で公開され大きな話題を呼んだ『サマーレッスン』のデモも出展。ソニー・コンピュータエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ プレジデントの吉田修平氏やバンダイナムコゲームスで『サマーレッスン』のディレクター・プロデューサーを務める原田勝弘氏も駆け付ける中、ユーザーはどんなリアクションを見せたのでしょうか……!? リポートの前に、まずはファミ通.comで掲載してきたMorpheus関連記事を改めてチェックしてみてくださいね。

PS Cameraとの組み合わせで360度全方向のゲーム体験を実現する“Project Morpheus(プロジェクト モーフィアス)”
“Project Morpheus”国内初お披露目! プレイステーションのプラットフォームをUnityがさらに豊かにする【Unite Japan 2014
Project Morpheus向けコンテンツ『サマーレッスン』を鉄拳チーム・原田勝弘氏が開発中!【動画追加】【SCEJAプレスカンファレンス
ドキドキが止まらない! Project Morpheus用コンテンツ『サマーレッスン』を体験! 原田勝弘氏へのインタビューも


 記者が取材に伺ったのは、体験会初日の本日11月29日、第1部・9:20~の回。開始前からすでに参加者が詰めかけ、開始をいまかいまかと待っていました。入口では『サマーレッスン』制作者による映像も!


DSC_0010_R

▲開始前。参加者の期待があらわれたかのような静かな熱気に満ちています。

技術デモ「サマーレッスン」 体験内容ご紹介ムービー


技術デモ「サマーレッスン」 体験会へご参加された皆様へ


 そしていよいよいよいよ体験会がスタート! 『サマーレッスン』は12個のブースが用意されており、参加者はそれぞれ決められた時間に指定のブースで体験します。体験中の参加者の皆さんをこっそりうかがっていたのですが……皆さん、意外にも微動だにせず(笑)。もっと手を伸ばしたり立ち上がったりする人がいるかと思いきや、じっくりと目の前に広がる世界を堪能していたようです。また、体験を終えてブースを出てくる皆さんの面持ちはやけに神妙。その理由を訊いてみたところ、「緊張しました……」という意見が多数。なるほど、あまりにリアルな体験をすると、興奮よりも先に緊張が来るんですね……!


DSC_0014_R

▲ラウンジでは、SCEJAスタッフと参加者が談笑する姿も。

 また、今回の体験会では『サマーレッスン』のほか『The Deep』、『The Castle』、『ソードアート・オンライン』、『VR Luge』といった“Morpheus”作品の体験も可能。SFチックなものから『サマーレッスン』のように超リアルなものまで、ありとあらゆる“Morpheus”体験ができる貴重の機会となりました。


DSC_0060_R DSC_0061_R

 ちなみに、今回はユーザー体験会ということで、残念ながら記者は体験できず。それだけにますます『サマーレッスン』を体験した人の感想が気になるワケですが……。ここでは何人かの参加者に感想を聞いてきたので、ご紹介します!

■証言(1)男性「想像していた以上!」
 想像していた以上でした。映画などを見るヘッドマウントディスプレイは量販店などで見たことがあるんですけど、Morpheusは振り向いても世界が広がっているところがすごいな、と。エンドロールではエレベーターのようなもので降りていくんですが、本当に重力を感じました! 戻ってこれない感じの体験をしました(笑)。「あ、そこにいるな」という感じで。

■証言(2)男性「製品化されたら絶対買います」
 Oculus Riftを持っているんですが、TwitterでMorpheusの体験会があると知って「絶対行かなきゃ!」と。Oculusのほうが視界は広いかなという気はしますが、まだいわゆる“ちゃんとしたメーカー”が開発したソフトってほとんどないので、やっぱり「クオリティーが全然違うな」、「ヤバい、これ!」と思いました(笑)。製品化されたら絶対買います!

■証言(3)男性「戻ってこれないかも……」
 PVで見ていて、TGSで体験したかったんですけど、今回初めて体験できました。期待通りの出来でした! 期待が100だったんですけど、その通りで。市販されたら早く買いたいです。できれば2万5千円以内だったらありがたいですね(笑)。3Dなので、こっちの首を動かせばその通りに出るので、けっこうリアルでした。ふつうアクションゲームなどは敵が大きかったり、非現実的で映画的ですが、『サマーレッスン』は本当にふつうにその場にいるみたいで、すごくリアルに感じました。発売されたら戻ってこれないかもしれません(笑)。

■証言(4)女性「逆に“これはゲームだ”と思い出しました」
 TGSでいちばん始めに「やってみたい!」と思ったんですができなかったので、今回「絶対行くしかない!」と思って応募しました。「どうやって操作するんだろう」というイメージが全然つかなかったので、コントローラーだけじゃなく、「Morpheusだけで、できるんだ!」というのが意外でした。デモだと女の子がすでにフレンドリーな状態で接してくるので、「なんだこいつ!」って逆に引いちゃいました(笑)。そこで逆に「あ、これはゲームなんだ」というのを思い出しましたね(笑)。

 ……と、ここでなんと『サマーレッスン』の制作を担当するバンダイナムコゲームス・玉置氏にお話をうかがう機会をいただいちゃいました!

――『サマーレッスン』の制作経緯を教えてください。
玉置 題材をバリバリのSFではなくこういった作品にしたのは、敷居を下げたかったからというのもあります。なぜ女性キャラクターかというと、女性がいちばん表現が難しいんですよ。「この人、本当にいそうだね」と思える女性を作るのは、男性よりも断然難しいです。男性ってバッキバキに作ればそれっぽく見えるんですが、女性の丸みってかなり繊細に作らないといけなくて。……というのを最初に作っておけば、後は何でもできるでしょ! という(笑)。表現はいちばん難しいものだけど、題材はすごく身近であるものを選びました。

――女の子の部屋もすごくリアルですよね。
玉置 これよりちょっと広くてもダメなんです。圧迫感を若干感じるのと、もうひとつは生活感ですね。いろんなものを置いています。コンセントに電気スタンドがついていたり、エアコンだったり……「ないとヘンだよね」というものを突き詰めて、とにかく雑多で生活感があって、“本当にここに住んでる”感じを出すことがいちばんのポイントでした。

――ヘッドマウントディスプレイではSFなど“日常じゃ体験できないこと”がテーマになりがちですが、『サマーレッスン』は真逆ですよね。すごく日常的な題材というか。
玉置 重要なのは、現実とのちょっとしたズレなんです。お金を払って遊園地でできる体験とぴったり同じものを作ってもダメで、逆にSFみたいに体験したことがないからリアルかどうかがわからないものもダメで。“ちょっとカブってる”くらいのものがいいんです。フィクション全般がそうだと思うんですが、まったく人が理解できないフィクションを書いても理解できないですよね。なので、「あるある」というところに特化して作りました。


sl_ss_10 sl_ss_12
sl_ss_16 sl_ss_18