発売まであと1週間! 開発陣が『ウォッチドッグス2』の“革新”を語るインタビュー動画を公開!

公開日時:2016-11-24 18:00:00

 2016年12月1日の発売まで、あと1週間となりました! そこで、今回はサンフランシスコ取材の本丸である、クリエイターのインタビューを通して、『ウォッチドッグス2』の魅力に迫る動画をアップしました。

 前作『ウォッチドッグス』をプレイされた方はご存じだと思いますが、そのデビューかかなり衝撃的でした。“ハッキング”という行為をアクションゲームに落とし込んだ、そのゲームシステムには世界中が驚かされました。それまでにも、ハッキングをゲームのいち要素として入れ込んだ作品はありましたが、それをプレイヤーがオープンワールドで任意に実行できる、しかもミッションをクリアーするための戦略として活用できる……いわば、剣や魔法、銃と同じように、プレイヤーのツールとしてハッキングを行使できるゲームは皆無でした。そして『ウォッチドッグス』は、海外では発売後1週間で400万本以上のセールスを記録するほどの作品となりました。新規IPのAAA作品ということで、5年もの開発期間を有した『ウォッチドッグス』ですが、開発を担当したユービーアイソフトのモントリオールスタジオは“ゲームとハッキングの融合”を見事に表現したわけです。

 そして、『ウォッチドッグス2』です。舞台をシカゴからサンフランシスコ・ベイエリアに移し、主人公もエイデン・ピアースからマーカス・ホロウェイという若者に変わりました。

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▲『ウォッチドッグス』主人公のエイデン・ピアース。まさに闇をひた走る復讐者というイメージ。

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▲『ウォッチドッグス2』主人公のマーカス・ホロウェイ。どこか軽やかでカリスマ性がある若者です。



 スマートフォンで個人情報にアクセスしたり、監視カメラや交通網などのインフラをハッキングする基本的なシステムは踏襲しています。が、当然ながらその印象は大きく違います。

 まずは、全体のトーン。サンフランシスコ・ベイエリアという風光明美な環境。いままで本サイトでも紹介してきたとおり、自然と大都会が隣接している起伏に富んだフィールドは、多彩な表情を見せてくれます。連綿と続く自由な気風が流れ、町そのものがアートのようなサンフランシスコ。美しい海と山が広がるマリン。アメリカが抱える問題を凝縮したようなオークランド。ITという新たな潮流で世界を変えたシリコンバレー。カリフォルニアを代表する、抜けるような青空の下に広がるオープンワールドは、シカゴとはまた違った魅力に溢れています。

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 また、主人公を若きハッカーに変更し、前作ではその一旦を覗かせたハッカー集団“デッドセック”の仲間たちをストーリーの中心に置いたことで、よりキャッチーでポップな世界観を押し出すことに成功しています。テクノロジーをテーマにした作品で、ユーザーに「古い」と思われたら、その作品はある意味で“失敗”しています。主人公たちが若ければ、なおさらです。古さは「ダサさ」に直結し、プレイヤーは没入感を失いかねません。その点は、動画を見ていただいた方なら何の心配もないでしょう。本作で、『ウォッチドッグス』は見事に“新鮮さ”を獲得しました。街の風景や小道具といったディテールはもちろん、細部にわたって神経の行き届いたゲームデザインが、プレイヤーをデッドセックの一員に導いてくれます。

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 もうひとつは、ハッキングです。ベースは前作を踏襲していますが(もちろんレスポンスやバリエーションなど、改善されています!)、ドローンの登場がゲーム性に大きな影響を与えています。

 地を這うように移動するRCカー、そして空を舞うクワッドコプターというドローンによるハッキングで、プレイヤーが取れる戦略の幅は拡大しました。前作では、監視カメラをハッキングしてルートを確認し、自身が潜入して目的を果たすという流れが大筋となっていましたが、本作ではドローンを駆使すれば、自分の身を危険にさらすことなく目的を果たせることもあります。近接格闘と銃を持って正面突破するのも、当然許されます。複合的な要素を自分の手で自由に操れる万能感、戦略がうまくハマったときの爽快感は、本作でしか味わえないものになります。

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 今回のインタビューに登場していただいたのは、モントリオールスタジオのクリエイティブ・ディレクター、ジョナサン・モーリン氏。そして、シニア・プロデューサーのドミニク・ゲイ氏のふたり。両氏とも、前作『ウォッチドッグス』をあの完成度まで導いたクリエイターであり、そのすべてを知り尽くしています。そんな彼らが、新たな『ウォッチドッグス』の世界をいかに作り上げていったのか。その熱意を動画から感じ取ってください。

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 週刊ファミ通2016年11月24日発売号でも、『ウォッチドッグス2』の魅力を8ページにわたって凝縮した発売直前特集を掲載しています。合わせてチェックしていただければ、ますます期待が高まるってものです!

この記事の個別URL

『ウォッチドッグス2』特設サイト “インサイド ウォッチドッグス2”

ウォッチドッグス2公式サイト

●GAME SPEC

タイトル:ウォッチドッグス2
ハード:プレイステーション4、Xbox One、PC
メーカー:ユービーアイソフト
発売日:2016年12月1日発売予定
価格:各8400円[税抜](各9072円[税込])
ジャンル:アクション
CERO:18歳以上のみ対象
備考:ダウンロード版は各7500円[税抜](各8100円[税込])、『デラックスエディション』は各8700円[税抜](各9396円[税込])、『ゴールドエディション』は各12300円[税抜](各13284円[税込])、PCはダウンロード版のみ発売

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