『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』ついに発売! 新生『CoD』の魅力を総まとめ

公開日時:2014-11-13 00:00:00

 FPS(一人称視点シューティング)というジャンルを広く浸透させ、シリーズ作が毎回ギネス級の売上を達成している『コール オブ デューティ』シリーズ。その待望の新作『アドバンスド・ウォーフェア[字幕版]』が、ついに日本でも発売! 本作は、過去シリーズの続編ではなく、完全新作としてストーリー、ゲーム内容などを刷新。舞台設定は2054年の近未来となり、現在では存在しないハイテク兵器が飛び交う戦場が描かれる。そこで今回は、この時代の兵士が着用している“エグゾ”と呼ばれる外骨格システムの解説や、それによって各モードのゲームプレイがどのように変化したかを、これまの情報のおさらいを兼ねて解説していこう。

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■EXOが戦争を変える!

 本作が過去のシリーズ作と大きく異なるポイントは、兵士たちがエグゾと呼ばれる外骨格で身体能力を強化している部分だ。エグゾには、さまざまな特殊機能が付加されており、キャンペーンやマルチプレイでこれらの機能を使いこなすのがカギとなる。ちなみに、エグゾの特殊機能の稼働にはバッテリーを消費するので、常時使用は不可能となっている。

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▲キャンペーンの各ミッションをクリアーすると“アップグレードポイント”が入手できる。そのポイントと引き換えに、プレイヤーのエグゾを強化できる(左画面)。エグゾはブーストを使った大ジャンプや、素早いスライド移動が可能なので、マルチプレイの戦闘も過去作に比べて激変。戦いがより立体的になっている。

■EXOの機能

 キャンペーンで使用可能なエグゾには、おもに“アサルト”と“スペシャリスト”の2タイプがあり、それぞれ特徴の異なる機能を実装している。さらに、ミッションの内容によっては第3の特殊な機能が追加されることもあり、最大3で種類の機能を駆使してミッションに挑むことになる。ここでは、各機能を紹介していこう。

【アサルトタイプ】

・ブーストジャンプ

いわゆる“2段ジャンプ”で、生身の人間ではあり得ない高所まで跳躍できる。立体的かつ自由に動き回れる感覚は、かなり新鮮なはずだ。

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・ソニックス

強烈な音波を発生させて、敵をひるませる。過去作におけるフラッシュバンのような役割だが、自分の目が眩まないメリットがある。

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【スペシャリストタイプ】

・ライオットシールド

腕部に組み込まれたメッシュ状のシールドを展開する。物理的に完全に銃弾を防げるわけではないが、敵の攻撃が激しい場面で役に立つ。

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・オーバードライブ

兵士の動きを加速させる装置。発動させると画面の動きがスローモーションになるので、確実に照準を合わせて、複数の敵を狙撃できる。

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【ステージによって使用可能な機能】

・マググローブ

掌の装置から磁力を発生させて金属の壁に張りつくことが可能。ガラス面には密着しない構造。使用できる場面が限られており、自由に使用できない。

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・ワイヤーフック

エグゾに装着されたワイヤーフックを射出して移動したり、敵に直接撃ち込んで音もなく仕留めることができる。ワイヤーを撃ち込めるポイントは制限されている。

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・クローク

いわゆる光学迷彩。自分の視認性を大きく下げることが可能だが、相手のレーダーには映ってしまう。また、音は消せない点と効果持続時間も短めな点にも要注意だ。

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■武器も大きく進化

 エグゾによって兵士の挙動が変化しただけでなく、所持する銃火器も変化を遂げている。主武装では強力なレーザー銃が登場しているほか、キャンペーンで使用するグレネードは、複数の機能を切り替えて運用できる“バリアブルタイプ”となった。

・メインウェポン

レーザー銃は長時間照射しているとオーバーヒートするが、その威力はかなり強力だ。

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・バリアブルグレネード

ボタンを押してグレネードを構えたあと、別のボタンを押すことで機能が切り替わる。

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■3つのゲームモードで新たなバトルを楽しむ

 本作は、重厚なストーリーが楽しめる“キャンペーン”、世界中のプレイヤーと対戦できる“マルチプレイヤー”、そして最大4人で協力プレイが可能な“EXO SURVIVAL”と、3本のゲームモードが柱となっている。



【キャンペーン】

2054年の対テロ戦争の行方を描く

キャンペーンの舞台となるのは、2054年の近未来。世界情勢は現在から様変わりし、民間軍事会社“アトラス・コーポレーション”が各国の軍隊と成り代わり、強大な力を掌握している世界が描かれる。そんななか、テロ組織“KVA”が活動を本格化。ゲーム序盤は、アトラスによる対KVA作戦がおもな流れとなる。エグゾの各種能力を駆使して進むほか、多脚戦車やホバーバイクなど、ハイテク兵器による未来の戦いが見どころだ。

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・主人公は民間軍事会社に雇われた元海兵隊員

 主人公のミッチェルは、もともと米海兵隊に所属していたが、とある作戦で負傷し、除隊。その後アトラスのCEOであるジョナサン・アイアンズにスカウトされ、アトラス所属

の隊員となる。その後、各種対テロ作戦に参加するなかで、その背後にある巨大な陰謀に気づくのだが……。

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 過去シリーズ作同様、本作のキャンペーンも映画さながらの展開を見せる。対テロ作戦は世界中で展開され、各所で激しい戦闘とド派手な演出が用意されている。ステージによっては多脚戦車やステルス戦闘機を操縦する場面もあり、プレイヤーを飽きさせない仕掛けが盛りだくさんだ。

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・民間軍事会社アトラスとテロ組織KVAが世界を震撼させる!?

 KVAのリーダーであるハデスは、アメリカを始めとする西側勢力の価値観を否定し、世界中でテロを起こす。一国の軍隊以上の軍事力を保有するアトラスは、国家間のしがらみを超えて対KVA作戦を展開。ミッチェルは、その尖兵として戦地に赴く。

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【マルチプレイヤー】

・スピーディーかつ立体的な新たなバトルスタイルへと進化

 エグゾはマルチプレイヤーにおいても使用可能。つまり、兵士全員がエグゾを装備しているので、その戦いは変貌することとなった。ブーストジャンプによる立体的な動きや、スライド移動によるスピーディーな動きが基本となり、戦いがより奥深いものへと生まれ変わっている。“Pick13”(後述)による装備選択やキャラクターのカスタマイズなども含め、マルチプレイヤーは過去作から大きく進化したと言えるだろう。

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・武装を自由に組み合わせられるPick13システムとは?

 プレイヤーの装備は、“Pick13”と呼ばれるシステムを利用して構成していく。これは、その名の通り武器やアタッチメント、プレイヤーに付加能力を与える能力“PERK”などを13個まで選び、装備を組み上げるシステム。ある程度の制限はあるものの、組み合わせは自由なので、すべてのスロットをまんべんなく活用した平均的な装備にしてもいいし、主武装と副武装をアタッチメントで強化する代わりにPERKの装着を減らすなど、自分のプレイスタイルや対戦形式に合わせて自由に組み換えられるのが特徴だ。

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 エグゾに追加する能力だけでなく、戦場で貢献すると使用可能となる“スコアストリーク”の性能をカスタマイズできる。また、兵士の外観カスタマイズも、身体各部の細かい部分まで行えるようになっている。

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【EXOサバイバル】

・最大4人まで楽しめる協力プレイ

 このモードでは、最大4人までのプレイヤーでCo-op(協力)プレイが楽しめる。段階を経て激しくなっていく敵の波状攻撃を、どこまでしのげるかが、ゲームの目的だ。敵の数と攻撃力がどんどん増加していくので、プレイヤーチームもそれに合わせて、倒した敵に応じて手に入るポイントを使い、みずからを強化していく必要がある。また、ただ波状攻撃に耐えるだけでなく、合間に爆弾解除やアイテム回収といった目標も与えられるので、防戦だけではなく、戦略性も求められる。

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 ステージをクリアーするごとに、活躍に応じたポイントが手に入る。各ステージ間には、多少の準備の時間があるので、そのあいだに武器やエグゾの性能をアップさせ、つぎの攻撃に備えておくことが重要だ。なお、ステージにはアップグレードをするための端末が置かれているが、武器用とエグゾ用は離れた場所に置かれているので、ときにはどちらかしか強化できない場合も。チーム戦では、装備が偏らないようにうまく連携したい。

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 ステージが進むごとに敵の攻撃が激化していく。ブーストジャンプなどのエグゾによるアクションも当然のように使ってくるので、戦闘は立体的なものに。また、ミッションによっては、ステージ各所に散らばったアイテムを回収することがクリアー条件となるので、有利な場所に立て籠もるだけではスコアが稼げない。攻めの姿勢も重要である。

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※『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』公式サイト

(C)2014 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION, CALL OF DUTY, and CALL OF DUTY ADVANCED WARFARE are trademarks of Activision Publishing, Inc.

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コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア - ファミ通エクストリームエッジ

タイトル:コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア
対応機種:プレイステーション4、プレイステーション3、Xbox One、Xbox 360、PC
発売日:11月13日(吹き替え版は2014年)
価格:7800円+税
ジャンル:FPS
(C)2014 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION, CALL OF DUTY, and CALL OF DUTY ADVANCED WARFARE are trademarks of Activision Publishing, Inc.