“DARK SOULS III完成発表試遊会”で最新の試遊版を編集者がプレイ! 【プレイリポート】

文・取材:編集部 ノンマルト小林

公開日時:2016-03-10 22:30:00

●新エリアは敵が満載の“不死街”

 2016年3月24日の発売(PC版は2016年4月12日発売)まであと2週間と迫った『DARK SOULS III(ダークソウルIII)』。2016年3月10日、都内にて開催された“DARK SOULS III完成発表試遊会”で、ファミ通編集者がプレイしてきた最新の試遊版の体験リポートをお届けする。

 今回の試遊版で体験できたエリアは、東京ゲームショウ2015(以下、TGS2015)に出展されたものや、オンラインテストのものとは異なる、新たなエリアとなっていた。TGS2015版の舞台は“ロスリックの高壁”というエリアであり、朽ちた古い石造りの城壁内外を探索できたが、今回の舞台は“不死街”というエリアである。高壁の下に広がるそこは、本作の中でも範囲の大きいエリアに該当するそうだ。スタート地点は、所々崩れている城壁の上であり、階段の下を見ると、不死たちがうろうろしている陰鬱な雰囲気の漂う場所だった……。

 試遊台ごとに“素性”が設定されており、案内されるままに席に座ると、モニター上に書かれていた文字は“戦士”。ちょっとラッキー。魔法使いだったら、かなりプレイの仕方が変わるので、オーソドックスに近い戦士はありがたい。戦士が持つバトルアクスの戦技は、一定時間、攻撃力がアップする“ウォークライ”だ。これもわりとストレートでわかりやすく、初心者にもおすすめな戦技である。
 さて、進行方向と思われる先にはアーチ型の門があり、格子の扉が見える。階段を下りて近づくと扉が開き、向こう側から凶暴な犬が飛び込んできて、亡者たちに襲いかかっていた。亡者の数が減っていくのはいいが、犬を倒さないと自分も危険なので、囲まれないように注意しながら1匹ずつ倒していく。過去作にも犬は登場していたが、それよりも賢く、攻撃を避けて、後ろに回り込もうとさえしてくるのだ。門は犬が入ってきた後に閉じてしまったが、門の側にレバーがあり、開くことができた。その中には、犬を放った本人である不死がいたので、これを倒してから進む。その先には小屋があり、中にも敵が潜んでいるのがわかった。この小屋の右側に“篝火”があったので、点火して休息を取り、また先に進むことに。

01

●10分間の制限時間内にルートを突破!?

 試遊時間はひとり10分間となっており、このエリアを10分で攻略するのは、初見ではまず困難であると思われるが、結論として……やはりムリだった。そこはご了承いただきたい。

 さて、先ほどの小屋の中にも巧妙に敵が隠れており、敵に翻弄されながら、ルートを捜して進んでいくことに。小屋の中の階段を下りて庭に出ると、そこにも敵が集まっている。その脇から道が続いているが、左奥と手前のふた手に分かれているようだ。本来なら、敵を倒したあとで探索したほうが賢明な場面だが、今回は時間が限られているので、敵をスルーして道をたどっていく。すると、どうやら道は一方向に向かっているようだ。追いかけてくる敵を引き連れつつ、避けながら、走りながら、先見たさで進んでいく。穴に落ち、見るからに凶暴そうな敵もスルーして、なんとか逃げ切った。と思ったら、つぎの区画に出ていたようで、振り向いたそこに篝火を発見。壊れた端の袂にあるこの篝火を起点に周囲をちょっと探索する。地下下水道へ向かっているらしい扉もあるが、先には、見るからに怪しい朽ちたゲートがあった。ゲートの先には、数多くのアイテムが散らばって配置されている。見るからにワナっぽいが、これをくぐると、敵が集団で待ち構えていて、遠くの塔から、大矢がビュンビュンと飛んできた。しかし、気になるのはアイテムではなく、その先の小屋の入り口。入り口から先が怪しいと思い、突破を試みるも、集団と矢に阻まれて数度敗退。幸い、篝火からの距離は近かったので、リトライをくり返して、なんとか小屋の中へ。通路を進み、開けた場所に出るが、敵もうろついている。中央へ進むと、いよいよ、このエリアの主が登場した。

02

●テンポのいい戦い、厄介な敵、圧倒されるスケール感!

 ボスについては、お楽しみの部分なので、くわしく書くのを避けるが、とても大きな体をしており、攻撃がヒットする場所が限られている。そのうえ、毒も持っているという厄介さ。しかも、HPを削るとマップに大きな変化が起こる。今回の試遊版では、エスト瓶の残量は3つで、制限時間は10分間。ボス戦だけでも5分間は必要ではないかと。条件はかなり厳しい。もちろん倒し切れるはずもなく、敗退。まあ、クリアーが目的ではなく、試遊なので……と言い訳しつつ、最後に感想をまとめておこう。
 過去作と比べるとアクションのスピードが早いので、戦闘のテンポがとてもいい感じだ。ただし、敵の動きもさらにトリッキーになっているので、油断をすると侮れないほどダメージを食らうことがある。新たに導入された“戦技”は、敵が使ってくることもあるので、さらなる注意が必要だろう。それにしても、敵に囲まれたときの絶望感は、これまで以上だ。また、グラフィックが向上しており、そのぶん隠れている敵が背景に溶け込み、発見が遅れる場面も多くなりそうなので、探索は慎重に進めたほうがいいだろう。今回はゴリ押ししてしまったが、もちろん本番ではこのようなプレイはおすすめできない。

 最後に、本作は高台から風景を見渡せる場所が多い。今回の不死街にも、絶景の場所があちこちにある。マップ表示がないのが特徴のシリーズだが、眺めを一望することが進行ルートの発見につながるだろう。ぜひ、試してみてほしい。
 ほんのひと区切りで、これだけのスケール感を感じる。本作では、シリーズの集大成に相応しい道程を存分に堪能できそうだ。

この記事の個別URL

contents
twitter
gamespec
メーカー:フロム・ソフトウェア
ジャンル:アクション・RPG
発売日:2016年3月24日
価格:各7340円[税抜](8024円[税込])
対応機種:プレイステーション4、Xbox One、PC
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2011-2016 FromSoftware, Inc.
ダークソウルIII公式サイト