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▲アシッドデモンストレーションはニューマで防げるが、ランドプロテクターの上にニューマはセットできない。それ以外での対策法を考えておくことが勝利につながりそうだ。 |
──まず、前回のRJC2005からどれくらい戦術が変化したのかをおさらいしてみましょう。
廣瀬:今回最も目立ったのはクリエイターの存在です。前回は守りの主軸としてアルケミストを採用しているギルドが多かったのですが、今回は上位2次職のスキル"アシッドデモンストレーション"(以下、アシデモ)が加わったおかげで、アルケミストが攻撃の主力・クリエイターへと変身しました。
──アシデモはVITが高いキャラに大ダメージを与えられる、対人のメタ的存在ですからね。アシデモのダメージを軽減するためにVITを低くしすぎると、対人で戦えなくなってしまう。いいスパイスになったと思います。
廣瀬:問題はアシデモと"ブラギの詩"とのコンボで連打が効きすぎたことでしょうか。ちょっと攻撃力が高すぎるかも? という印象を受けました。そのぶん、前回の主力だったモンクやアサシンクロスは少なかったです。
──毒薬の瓶のコストがもう少し安ければ、アサシンクロスの活躍が多かったかもしれないですね。
廣瀬:そうですね。あと、もうひとつ気になったのはプロフェッサーへの依存度の高さでしょうか。プリーストが"マグニフィカート"を使うヒマもないですから、プロフェッサーのスキルに頼らないとSPの維持がかなりキツい。予選では早々にプロフェッサーを倒されたチームが座ってSPを回復するシーンもありました(笑)
──次回のRJCでは、青ポーションなどのSP回復アイテムを購入可能にしてみるのはどうでしょう?
廣瀬:それはそれで"ポーションピッチャー"が使えるクリエイターへの依存度が高まりそうですが(笑)。毒薬の瓶のルール緩和も含めて検討したいところですね。
──クリエイター以外で目立った職業はありますか?
廣瀬:残念ながら予選途中で敗退してしまいましたが、ジプシーで"運命のタロットカード"を使っているところがありました。あと、勝ち進んだ中に、ハイウィザードの使いかたが非常にうまいギルドが……。
──"Cafeteria"ですね! "ガンバンテイン"を使ったランドプロテクターの排除は見ていて非常におもしろかったです。Cafeteriaはクルセイダーの動きもよく、危なげなく勝ち進んでいるという印象を受けました。
廣瀬:あとは、前回の準優勝ギルド"Penrir"はクリエイターを絡めた戦術に進化しているようですし、かなり強いのではないでしょうか?
──そのほかの出場ギルドは……前大会出場ギルドとのハンデということで、具体的な戦術は伏せておきましょうか(笑)
廣瀬:では話題を変えて……(笑)。もうひとつ注目したいのはカードについてですね。鎧は阿修羅覇凰拳のダメージを軽減するゴーストリングと、凍結を防ぐマルクのつけ替え。頭は"あれ"が多かったのでカードは使っていないようでした。
──あとは靴に使われていたカードが気になりますね。HPが増えるアラームカードなどが多く使われていたのではないかと予想しているのですが。
廣瀬:それは決勝トーナメントでのお楽しみにしておきましょう(笑)
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