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HOME>特設>RAGNAROK ONLINE Japan Championship 2006 熱闘レポート 第3回
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今回はRJC2006の決勝トーナメントを目前に控え、緊張が高まりつつあるガンホーにお邪魔して、ROの制作担当・廣瀬氏にRJC2006の戦略をズバリ語っていただいた。聞き手は当レポートの特別寄稿でおなじみの、ログイン編集部・ROの鉄人ナカムラ。ふたりの濃すぎる戦術トークと大会予想をお楽しみあれ! |
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──まず、前回のRJC2005からどれくらい戦術が変化したのかをおさらいしてみましょう。 廣瀬:今回最も目立ったのはクリエイターの存在です。前回は守りの主軸としてアルケミストを採用しているギルドが多かったのですが、今回は上位2次職のスキル"アシッドデモンストレーション"(以下、アシデモ)が加わったおかげで、アルケミストが攻撃の主力・クリエイターへと変身しました。 ──アシデモはVITが高いキャラに大ダメージを与えられる、対人のメタ的存在ですからね。アシデモのダメージを軽減するためにVITを低くしすぎると、対人で戦えなくなってしまう。いいスパイスになったと思います。 廣瀬:問題はアシデモと"ブラギの詩"とのコンボで連打が効きすぎたことでしょうか。ちょっと攻撃力が高すぎるかも? という印象を受けました。そのぶん、前回の主力だったモンクやアサシンクロスは少なかったです。 ──毒薬の瓶のコストがもう少し安ければ、アサシンクロスの活躍が多かったかもしれないですね。 廣瀬:そうですね。あと、もうひとつ気になったのはプロフェッサーへの依存度の高さでしょうか。プリーストが"マグニフィカート"を使うヒマもないですから、プロフェッサーのスキルに頼らないとSPの維持がかなりキツい。予選では早々にプロフェッサーを倒されたチームが座ってSPを回復するシーンもありました(笑) ──次回のRJCでは、青ポーションなどのSP回復アイテムを購入可能にしてみるのはどうでしょう? 廣瀬:それはそれで"ポーションピッチャー"が使えるクリエイターへの依存度が高まりそうですが(笑)。毒薬の瓶のルール緩和も含めて検討したいところですね。 ──クリエイター以外で目立った職業はありますか? 廣瀬:残念ながら予選途中で敗退してしまいましたが、ジプシーで"運命のタロットカード"を使っているところがありました。あと、勝ち進んだ中に、ハイウィザードの使いかたが非常にうまいギルドが……。 ──"Cafeteria"ですね! "ガンバンテイン"を使ったランドプロテクターの排除は見ていて非常におもしろかったです。Cafeteriaはクルセイダーの動きもよく、危なげなく勝ち進んでいるという印象を受けました。 廣瀬:あとは、前回の準優勝ギルド"Penrir"はクリエイターを絡めた戦術に進化しているようですし、かなり強いのではないでしょうか? ──そのほかの出場ギルドは……前大会出場ギルドとのハンデということで、具体的な戦術は伏せておきましょうか(笑) 廣瀬:では話題を変えて……(笑)。もうひとつ注目したいのはカードについてですね。鎧は阿修羅覇凰拳のダメージを軽減するゴーストリングと、凍結を防ぐマルクのつけ替え。頭は"あれ"が多かったのでカードは使っていないようでした。 ──あとは靴に使われていたカードが気になりますね。HPが増えるアラームカードなどが多く使われていたのではないかと予想しているのですが。 廣瀬:それは決勝トーナメントでのお楽しみにしておきましょう(笑) |
──予選のムービーを見ている限りでは、Cafeteriaの強さがかなり際立ってますよね。 廣瀬:間違いなく優勝候補のひとつでしょう。しかし、どんなギルドにもクセがありますから、その相性によってはどんでん返しもあると思いますよ。このクセのぶつかり合いに注目したいですね。 ──今回は決勝トーナメントのステージをふたつに絞ったそうですが、その理由は? 廣瀬:純粋にプレイヤースキルを競うマップとして、ひとつに絞るという案も出たのですが、"天空"のマップは決勝戦の雰囲気にふさわしかったので残すことにし、ふたつのステージとなりました。 ──あのマップは柱が邪魔で、中央が必ずしも有利にならないのがおもしろいですよね。 廣瀬:はい。あと、気になったのが、あのマップにある透明な場所を避けて戦っている人がいたんですよ。あそこはちゃんと乗れるので、無理して避けようとせずに堂々と乗って戦ってください(笑) ──大半のギルドが主軸に置いてくる、アシデモの対策も気になりますね。 廣瀬:アシデモの射程距離は短いですから、うまく突出させて叩けば……、と考えているところなどもありそうですが、どんな戦術を使ってくるのか。そのあたりに注目しつつ、試合を見ていきたいと思っています。 |

| 対談企画と言いつつ1回も写真に出てこなかったナカムラだが、なんとRJC2006の決勝トーナメントで解説を行なうことが決定した。エンターブレイン発行の『ミッドガルドプレスVol.1』の付録DVDでもRJC2005の解説を務めた経験があり、トークのテクには自信アリ。スピーディーに展開する試合を見ながら、それぞれのキャラが取った行動を解説していくので、期待してほしい。なお、ルックスとファッションセンスは中の下くらいなので、こちらは期待しないでほしい。 | ![]() |
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『ラグナロクオンライン』公式サイト

まったりのんびりが基本のROの世界でも、プレイヤー同士がその実力を確かめ合える対人戦がいくつか用意されている。また、対人戦に特化したワールドも用意されていて、そちらでは通常と違うROライフが過ごせるのだ。

それぞれの街を模した専用マップにアクセスして、ほかのプレイヤーと戦うことができる。1対1だけでなく、パーティーを組んでの団体戦も可能だ。

スキルの制限やダメージの調整がされている特別ルール"シーズモード"を使い、各ワールドに20個あるギルド砦の所有権を巡って争う団体戦。毎週日曜日の20〜22時に開催されている。RJCではシーズモードが採用されているぞ。

街とその周辺を除く通常マップでも対人戦が可能な特殊ワールド。ほかのプレイヤーを倒して"キラーポイント"を高めると"マーダラー"となり、キャラの能力がアップするなどの特典が得られる。
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