ADVPスタジオは、ADVPのUMDに収録されたゲームも作れてしまうほど本格的な機能を多数持っているツールだ。しかし、そのすべてをいきなり使いこなすのはムリというもの。そこでまずはADVPスタジオの基本的な部分から説明しよう。
ADVPで作るゲームの基本は、複数のシーンを次々と切り替えながらゲームを進行していくというもの。各シーンでは画像や表示される文字に合わせて、BGMやSEを流したり、プレーヤーの選択次第で、ストーリーを分岐させることもできる。高度な機能を利用すれば、プレーヤーにアイテムを探させたり、使わせたりもできるのだ。またカーソルを使って、画面上を調べるなんてこともできるようになるぞ。 |
●怪気圏

▲全画面表示の画像とテキストの表示で構成されており、1ヵ所だけ、選択肢のダイアログが表示されるシンプルなゲームADVPスタジオのマニュアルにも題材にされている。 |
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●Echo Night #1

▲画像以外にもコマンドとテキストを表示させる枠がある。アイテムを使うことで、状況が変化するようになっている。カーソルで画面上を調べることができるのも特徴だ。 |
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【1】画像 |
シーンで表示させる画像。 |
【2】メインデータウインドウ |
画像やテキストなど。指定したデータの内容を表示したり、調整したりする。 |
【3】シーンリスト |
作ったシーンの一覧。 |
【4】メインデータツリーウインドウ |
作ったシーンがツリー表示される。 |
【5】サブデータウインドウ |
各シーンに加えるアクションをここで決める。 |
【6】情報表示ウインドウ |
ユーザーが行なった作業などの情報を表示。 |
【7】検索ウインドウ |
作ったデータの中から、文字列や、アクションなどを検索する。 |
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