仲間たちとの交流が楽しめるアドベンチャーパートと、敵と戦うシミュレーションRPGパートを交互にプレイしながら、壮大な物語を体験できる『うたわれるもの』。2002年にPCで発売された後、プレイステーション2やプレイステーション・ポータブルに移植され、アクアプラスを代表する作品のひとつになった。その続編が、アクアプラスの設立20周年記念タイトルとして発売される。舞台を“大國ヤマト”に移し、新たな登場人物たちが前作のその後のストーリーを紡いでいく。
<物語>
気がつけば、雪の舞うどことも知れぬ荒野に立ち尽くしていた。
何故こんなところにいるのかわらない。
それどころか記憶が……自分が何者なのか、名前すらも覚えていなかった。
あまりの状況に呆然と立ち尽くす。
だが、それをあざ笑うかのように、突然昆虫のような巨大な“バケモノ”が襲いかかってきた。
必死に逃げるも追い詰められ、絶体絶命の危機に陥ってしまう。
そこに颯爽と現れた少女。
彼女の名は“クオン”。
命を救ってくれたのは、獣のような耳と尻尾を持つ、見目麗しい少女だった──。
■前作よりもシナリオがボリュームアップ
アドベンチャーパートでは、魅力的なキャラクターたちによる、セリフの掛け合いが展開される。シナリオは前作からボリュームアップしており、壮大なストーリーを藤原啓治さんら豪華声優陣によるフルボイスで楽しめる。
■仲間と協力して立ちはだかる敵を討て
ストーリーが進み、敵とのバトルが発生するとシミュレーションRPGパートに突入! バトルでは、素早さの高いキャラクターから順に行動していき、武器や魔法のような呪法などを駆使して敵を倒していく。勝利条件を達成するとクリアーとなるぞ。
■物語を彩るオープニングアニメーション
オープニングアニメーションは、『シュタインズ・ゲート』などのテレビアニメを手掛けたことでも知られる、“WHITE FOX”が制作を担当。Suaraさんが歌う主題歌『ヌエドリ』に合わせて、美麗なアニメーションが楽しめるのだ。なお、WHITE FOXは、本作のテレビアニメ(2015年10月3日より放映開始)の制作も行っている。
■著名なクリエイターが音楽の制作に参加
本作では、音楽制作に世界的に著名なクリエイターを多数起用されているのも魅力のひとつ。ビートルズの一連の作品を録音したことで知られる、イギリスの名門スタジオ“アビー・ロード・スタジオ”でレコーディングを行うなど、豪華な作りになっているのだ。よりスケールアップした楽曲も楽しみにしてほしい。
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(写真右)アクアプラスの代表取締役社長であり、『うたわれるもの』シリーズではプロデューサーとして全体を統括しながら、ボーカル曲などの作曲も手掛ける下川直哉氏の姿も!
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Simon Rhodes(サイモン・ローズ)
アビー・ロード・スタジオのハウスエンジニアで、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『ハリー・ポッター』シリーズを始めとした大作映画のサウンドトラックを多数手掛ける。本作ではボーカル曲の弦楽器録音を担当。
David Boucher(デヴィッド・バウチャー)
『アナと雪の女王』、『モンスターズ・ユニバーシティ』などディズニー作品のサントラを始め、多くのアルバムを手掛ける。本作ではボーカル曲の整音(ミックス)を行っている。
Bob Ludwig(ボブ・ラディック)
1960年代から第一線で活躍するマスタリングエンジニア。世界でもっとも権威ある音楽賞とも言われる“グラミー賞”を数多くの作品で受賞。本作ではボーカル曲の最終音質のマスタリングを担当している。