みなさんはサイバーパンク、好きですか。筆者はこの世界観が大好きです。 　単純にかっこいいから、というのも理由ですし、ネオンに照らされた街並みや科学とレトロの組み合わせもロマンを感じます。人間が機械の体を取り入れることによって生じる「どこからが人間でどこからがロボットなのか」という哲学的な問題にぶち当たるのも好きです。 　そんなサイバーパンクな世界で、人々の記憶を修復する超能力者が超能力犯罪に立ち向かうアドベンチャー『

リードオンリーメモリーズ：ニューロダイバー

』）。2024年5月16日にNintendo Switch、プレイステーション5（PS5）、Xbox、PC（Steam）にて配信予定となっている本作ですが、3章まで先行プレイする機会をいただいたので、そのレビューをお届けします。 <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/L18O7GjZk5E?si=DPpw2IVA3jPYRGo_" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe>

※2024年5月16日にダウンロード版のみ配信開始。パッケージ版（PS5、Switch）は2024年7月4日に発売予定。

『リードオンリーメモリーズ：ニューロダイバー』（Switch）の購入はこちら(Amazon.co.jp)

『リードオンリーメモリーズ：ニューロダイバー』（PS5）の購入はこちら(Amazon.co.jp)

主人公は超能力者、相棒はイカっぽい人工生命体

　『リードオンリーメモリーズ：ニューロダイバー』

2064：リードオンリーメモリーズ

』）から5年後の世界が舞台。と言っても、ストーリーは前作から地続きなわけではなく、独立した完全新作です。一部、前作に登場したキャラクターが再び登場するなど、いわゆる「前作をプレイしていたらちょっとしたファンサービスがあります」といった感じですね。 　本作の主人公は、最先端のニューテクノロジーを持つ企業“ミネルヴァ”に所属するエージェント・ES88。そしてその相棒は人工生命体の“ニューロダイバー”です。

ニューロダイバーは培養液のような液体で満たされたポッドに入れて持ち歩く。

ES88の本名。じつはめちゃくちゃ長い。

ES88のおもな仕事は、人々の“壊れた記憶”を元通りに修復すること。 　人の脳は元来、睡眠を取るあいだに不要な記憶の消去を行っていますし、精神的なショックを受けて記憶がなくなってしまうパターンもあります。これらの失われた記憶もES88の仕事の範疇ですが、おもな仕事は“人為的”に壊された記憶の修復です。 　ES88のように超能力を人々の助けとなるように使いたい人間もいれば、犯罪行為に使う人間もいる。こうした犯罪は超能力犯罪と呼ばれていますが、まだ明確な法律はできておらず、警察などはこれらを取り締まる術がない様子。 　現状、超能力による犯罪は同じく超能力で解決するしかないようです。ハッカーとクラッカーのような関係性ですね。

壊れた記憶には必ず異変がある

ES88はニューロダイバーの力を借りつつ、人の頭の中、記憶の奥深くへダイブします。 　ニューロダイバーの口のような部分をダイブする対象の肌へ接触させ、ES88はニューロダイバーの尻尾を掴む。そうすると接続が完了し、ES88は他人の記憶へダイブすることができます。 　……つまりニューロダイバーはHDMIってコト……？（たぶん違う）。

ES88はニューロダイバーと会話できる。なかよしでかわいい。

記憶の世界では、改ざんされ壊れた部分が異変として出現。ノイズが走っていますし、明らかにその場にそぐわないのですぐにわかります。

記憶の中で、ES88は記憶の持ち主として行動する。

バーにこんな巨大な赤ちゃんがいてたまるか。

これらの壊れた記憶を修復するには、ノイズを除去する必要があります。 　ノイズの原因は複数の記憶がごっちゃになっていたり、改ざんされたことによって深層心理の幻影が紛れ込んだりとさまざま。絡まった糸をほどくように、ノイズと関連していそうなアイテムを当てて元の状態に修復しましょう。

複雑な記憶は複数のアイテムが必要な場合も。

ニューロダイバーはキモ……かわいい？

カラーリングはそれとなくグロテスク。

ES88の相棒であるニューロダイバーくん。イカっぽい見た目の人工生命体で、主食は湿った猫のエサ。つまり実質、猫と言っても過言……かもしれませんが、個人的にはめちゃくちゃ愛嬌があってかわいいと思います。 　こんな地球外生命体みたいな見た目だけど、モーションはけっこうかわいい。ダイブするときの絵面も捕食シーンみたいだけど、うん、かわいい。

ES88がニューロダイバーを仕事道具としてではなく、ちゃんとひとつの命として、相棒として扱っているのもいいですね。個人的にはかわいいと思います。個人的には。

登場する女たちが全員かっこよすぎる件について

本作にはたくさんのキャラクターが登場しますが、女性キャラクターがとにかくかっこいい。 　いわゆるイケメン系はもちろん、仕事のできるシゴデキ女性、洗練された女の魅力を持った女性など、さまざまな属性のかっこいい女たちが勢揃い。

ES88の用心棒でもあるサイボーグ・ゲイト。

仕事ができてコミュニケーション能力も高い同僚・トレース。

女性的なやわらかさとミステリアスさを兼ね備えた上司・フォルトゥナ。

前作にも登場した元刑事で探偵のレクシー。

主人公のES88がキュート系なので、彼女たちのかっこよさがより際立ちます。好みのカッケェ女がきっと見つかるはず……！

ES88とゲイトのやり取り、なぜこんなに甘酸っぱいのか

ニューロダイバーの護衛を担当しているゲイトは、ES88とも関わりが深く、登場シーンも多いキャラクター。仕事の休憩時間に暇つぶしで業務マニュアルを読むくらい勤勉で、読書家です。 　ES88は社外へ出ることが少なく、交遊関係も狭い。そのためか、ES88はずっとゲイトと親しくなりたいと思っているようなのですが、照れてしまって遊びにも誘えません。

ゲイトとプライベートな会話になるとキョドりだすES88。

なんかこう、転校してきた女子中学生が隣の席のクールな女の子に話しかけたいけど恥ずかしくてできない、みたいな構図を眺めているようなんですよね、このふたり。はたしてES88がゲイトをスマートに誘える日は来るのでしょうか。

ゲイトはサイドカーを愛用している様子。かっこいい。

ふだんコードネームで呼ぶのに「おやすみ」のときだけ毎回本名で呼ぶの、ズルくねぇ！？

サイバーパンクな世界観をしっかり構築しつつ、かっこいい女たちを堪能できるミステリーアドベンチャー

本作は、サイバーパンクな世界観がしっかり作り込まれているのも魅力。 　体の一部を機械に置き換える技術、レトロと科学の融合、法整備が完了していない無法地帯さ……などなど、サイバーパンクファンが喜ぶツボは的確に押さえています。

また、本作は日本のサブカルチャーも積極的に取り入れています。 　ES88はマンガやアニメが好きで、たびたび話題に出しています。それらの作品の主人公たち、和名なんですよね。クリエイターさんは日本のカルチャーがお好きとのことで、とてもシンパシーを感じてしまいます。

『リードオンリーメモリーズ：ニューロダイバー』の開発者に聞く。記憶や夢の論理をテーマに『パプリカ』や『カイバ』から影響を受けた

レトロPCゲーム風なビジュアルや現代的なテーマで日本でも話題を呼んだアドベンチャー『2064：Read Only Memories（2064: リードオンリーメモリーズ）』の続編にあたる『Read Only Memories：NEURODIVER（リードオンリーメモリーズ：ニューロダイバー）』が、日本国内でも2021年に発売される。同作に関して、開発元のMidBossのクリエイティブディレクターであるジョン・ジェームス氏にお話を聞いた。

ES88がハマってる漫画。主人公は雪乃という女性。

こちらの映画の主人公も美咲、という和名。

つぎはどんな事件が起こるのか、犯人の目的はいったい何なのか、主人公の過去にいったい何があったのか……かなりつづきが気になる展開でした。5月に発売される製品版に期待大です！

『リードオンリーメモリーズ：ニューロダイバー』

2024年5月16日にNintendo Switch、プレイステーション5、Xbox、PC（Steam）にて配信予定である『リードオンリーメモリーズ：ニューロダイバー』（『Read Only Memories: NEURODIVER』）の体験版レビューをお届け。

『リードオンリーメモリーズ：ニューロダイバー』3章まで先行レビュー。サイバーパンクな世界でカッケェ女たちに囲まれながらサイキック催眠療法

エレクトロニック・アーツが約550億ドルで買収。EA株式は非公開化へ。

エレクトロニック・アーツがサウジ系政府ファンドを中心とするグループにより550億ドル（約8兆1700億円）で買収。株式は非公開化へ

1990年代終盤のRPGにインスパイアされた近未来SFホラー『Parasite Mutant』（パラサイト・ミュータント）が2026年春に発売。対応プラットフォームはプレイステーション5（PS5）、Steam、Epic Games、GOG。

『パラサイト・ミュータント』発表。90年代終盤のRPGに着想を得たSFホラー。アニメ調グラフィックとブラウン管フィルターによる独自の映像表現に

過去のこの日、ゲーム業界に何があったのかを振り返る。1995年（平成7年）9月30日は、スーパーファミコン用ソフト『聖剣伝説3』が発売された日。

『聖剣伝説3』発売30周年。少年少女が試練に立ち向かう姿を描く成長譚。主人公と仲間の組み合わせを変えて何度もプレイする楽しさがあった【今日は何の日？】

2026年に放送予定のTVアニメ『幻想水滸伝』（げんそうすいこでん）の登場キャラクターと声優キャストを紹介。主人公の名前がリリュウに決めた理由や歴代のイメージビジュアル、TGS2025のKONAMIブースにて掲出された設定画もあわせてお届けする。

アニメ『幻想水滸伝』登場キャラ、声優キャスト一覧。放送日や主人公の名前の由来、制作スタッフも紹介【幻水2】

2025年10月23日発売予定の『ゼンシンマシンガール』のマシンガールの武器、第二階層ボス・威韋駄X次郎の詳細が公開。PC版の予約受付もスタート。予約特典としてアクセサリー“ファーボール”3色セット、早期購入特典としてアケミ専用“お姉チャンバラORIGIN”咲の制服が付属。

『ゼンシンマシンガール』両腕にガトリングガンやチェーンソーなど多彩な武器を装備して敵をなぎ倒す。ユニークな武器や第2層ボスの情報が公開

2025年9月27日に配信された“『ドラゴンクエストVII Reimagined』 TGS2025スペシャルステージ”で判明した新情報を速報形式でお届けする。

『ドラクエ7』リメイクはカジノなし。移民の街、世界ランキング協会、モンスターパークもカットされ、新たな寄り道要素“闘技場”を実装【TGS2025】

ジェラートピケに『ドラクエ』関連商品が登場。すやすやと眠るモンスターをイメージ。ルームウェアやティッシュケース、ヘアピンなどがラインアップ【TGS2025】

『Minecraft』（マインクラフト）の最新情報を公開する“マインクラフトライブ”にて、『ドラゴンボールZ』とのコラボレーションが発表された。

『マインクラフト』にて『ドラゴンボールZ』コラボDLCが発表。悟空たちZ戦士の姿になれるし、かめはめ波も撃てる。神龍の姿も!?

遠藤達哉氏が手掛ける『SPY×FAMILY』（スパイファミリー）のアニメシリーズ第3期の最新情報が公開。オープニング主題歌が、スピッツの『灯を護る』に決定したほか、この『灯を護る』を使用したノンクレジットオープニング映像が先行公開された。

アニメ『スパイファミリー』3期のOP主題歌はスピッツ『灯を護る』に決定。主題歌を使用したノンクレジットOP映像が先行公開

新作ゲーム『幻想水滸伝 STAR LEAP（スターリープ）』（幻水SP）に登場するキャラクターと担当声優を一挙にお届け。公式発表はされていないが、これまでのPVで姿が確認できた過去作の108星についても紹介する。

『幻想水滸伝 スターリープ』登場キャラ＆声優一覧。PVで姿が確認できた過去作の108星も紹介【幻水SP】

造幣局は、ドラゴンボール40周年記念 貨幣セットおよびドラゴンボール40周年記念2025プルーフ貨幣セットを2025年9月5日よりオンラインにて販売開始した。

造幣局が『ドラゴンボール』40周年を記念した貨幣セットを販売開始。「通常貨幣&丹銅製年銘板」「プルーフ貨幣&銀メダル」の2種展開

2025年9月12日、『ドラゴンクエストVII　エデンの戦士たち』（『ドラクエ7』のリメイク制作が発表された。タイトルは『ドラゴンクエストVII　Reimagened（リイマジンド）』。対応プラットフォームはNintendo Switch 2、Nintendo Switch、プレイステーション5、Xbox Series X|S、PC（Win、Steam）。

『ドラクエ7』リメイク『ドラゴンクエストVII リイマジンド』2026年2月5日発売決定！ グラフィックが刷新。キーファなどキャラクターがしゃべる【Nintendo Direct】

『ドラゴンクエストVII　Reimagened』（リイマジンド）の主要キャラクターから声優（キャスト）を一挙に掲載！

『ドラクエ7』リメイク声優一覧。主人公：大鈴功起、キーファ：宮野真守、マリベル：悠木碧

任天堂の新作情報番組“Nintendo Direct 2025.9.12”（ニンテンドーダイレクト）が9月12日22時に放送。この冬に発売されるタイトルを中心に、Switch 2／Switch新作ソフトの情報をまとめてお届けする。

【ニンダイ】“ニンテンドーダイレクト”発表まとめ。『ドラクエ7』リメイク、『FE』新作、『ダンガンロンパ2』リメイクなどが発表【Nintendo Direct 2025.9.12】

東京ゲームショウ2026（TGS2026）の開催日程が発表された。今回は初の5日間開催となる。

東京ゲームショウ2026は5日間開催で、開催日は9月17日(木)～21日(月・祝)に。会場は幕張メッセ【TGS2026】

千葉県・幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2025（TGS2025）、会期4日間のリアル会場総来場者数が発表された。

東京ゲームショウ2025、総来場者数は26万3101人で歴代3位。ビジネスデイの来場者が増加傾向【TGS2025】

コナミデジタルエンタテインメントは、9月25日（木）に発売した『SILENT HILL f』（サイレントヒルf）の全世界販売本数が100万本を突破したことを発表した。

『サイレントヒルf』、発売から3日で全世界累計出荷本数100万本を突破。『サイレントヒル2』よりも早いペースでの達成

2025年内にリリース予定の『ブループロトコル：スターレゾナンス』の日本向けクローズドβテストが、2025年11月に実施されることが告知された。

『ブループロトコル：スターレゾナンス』クローズドβテストが2025年11月に実施。透き通るようなグラフィックに魅せられるアニメMMORPG

スクウェア・エニックスe-STOREにて、『ドラゴンクエスト』のアイテムを重厚感あふれるメタリックフィギュアにした“メタリックアイテムズギャラリー”の新商品として“やくそう”、“キメラのつばさ”、“まほうのせいすい”が追加された。

『ドラクエ』やくそう・キメラのつばさ・まほうのせいすいが重量感満点のメタリックフィギュアに。人気の“メタリックアイテムズギャラリー”シリーズに新商品登場

2025年9月24日23時から配信された、カプコンの新作タイトル情報番組“TGS2025 CAPCOM ONLINE PROGRAM”。本放送内で『モンスターハンターワイルズ』の追加モンスターとしてゴグマジオスが登場することが発表。

『モンハンワイルズ』にゴグマジオスが登場。12月配信予定のタイトルアップデート第4弾で追加【TGS2025 カプコンオンラインプログラム】

『転生したらスライムだった件』の原作小説最終巻が、2025年11月29日に発売される。あわせて特装版の情報も公開となった。

『転スラ』原作小説がついに完結。アニメ化もされた大人気シリーズの物語が11月29日発売の最終23巻でついに幕

セガは2025年9月24日、『龍が如く３外伝 DARK TIES』を発表。峯義孝が主人公となる外伝作品で、『龍が如く 極3』と合わせた2in1仕様。“龍が如くスタジオ”の最新情報を発表するイベント“RGG SUMMIT 2025”（RGGサミット）にて解禁。