ソニーのヘッドマウントディスプレイ、HMZシリーズがモデルチェンジ。さらにゲームとの親和性が向上したHMZ-T3Wの強化ポイントをチェックするとともに、声優の大塚明夫氏が『メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ』でHMZ-T3Wの没入感を体験リポート! さらに、話題の人気タイトルでHMZ-T3Wの実力をチェック。
【HMZ-T3Wのおもな仕様】 ●パネル:HD有機ELパネル×2
●画素数:1280x720
●仮想画面サイズ/視野角:750インチ (仮想視聴距離約20m)/約45度
●7.1chバーチャルサラウンド:シネマ/ ゲーム/ミュージック/スタンダード
●付属ヘッドホンタイプ:密閉インナーイヤー
●HDMI入力:3系統
●ヘッドマウントユニット質量:約320グラム

強化1 HD有機ELパネル+新設計LSIで描く圧倒的映像美
専用LSIを新たに開発し、HD有機ELパネルの表現力が大幅に向上。たとえば、より高コントラストな表現にも対応することで『メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ』のように夜のシーンが登場するゲームでも、クリエイターの意図するままの映像を映し出す。また、色再現性と精細さにも優れるため、グラフィックのディテールを損なうこともない。眼前に広がる世界の質感をしっかりと感じ取ることができ、それがさらなる没入感を与えてくれる。
強化2 音の演出を際立たせる7.1chバーチャルサラウンド
7.1chバーチャルサラウンドは、前後左右にスピーカーを配置したような音場を再現。単に臨場感を高めるだけでなく、聞こえてくる音からも、敵の気配を察知することができる。
視覚と聴覚の両方で状況を判断できるため、世界に対して感覚を研ぎ澄ますことが可能。
強化3 ゲームに特化したこだわりの機能が満載!
【遅延を1フレームまで短縮】
美しい映像を実現するには高度な画像処理が必要となるが、HMZ-T3Wはそれによる遅延を1フレームまで短縮。ゲームにはいっさい影響の出ないほどの低遅延で、シビアなタイミングが要求されるアクションゲームでも、快適にプレイが楽しめる。
【視認性を高めるゲームモード】
HMZ-T3Wでは、下の画像のようにゲームモードの変更によって4段階で画面の輝度を調整することも可能。“暗いシーンだと、どうしても敵やトラップの発見が遅れてしまう”という悩みを抱えるプレイヤーにとっては、ゲームモードを変更して暗部の視認性を向上させれば、難所を突破するための手助けとなるはず。
【画面サイズを好みで調整】
フル表示では750インチ相当の迫力ある画面でゲームを楽しめるが、4段階で画面サイズを調整できる。大画面よりも全体の一覧性を優先したいというプレイヤーに有効な機能だ。
HMZ-T3Wでは、プロセッサーユニットにワイヤレス機能を搭載。信号は約7メートルまで届くため、ゲーム機の設置場所に縛られることなく、自由なスタイルでHMZ-T3Wの没入感を存分に堪能することができる。