スナイパーに続くバディは……犬!?
2014年9月18日より、千葉県幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ 2014。一般公開日初日となる9月20日、KONAMIブースの特設ステージでは『メタルギア ソリッド V ファントムペイン(以下、『ファントムペイン』)』のステージイベント“METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN Special Stage Vocation”がビジネスデーに引き続き行われた。
基本的な内容はビジネスデーに行われたものと同様だが、小島プロダクションがただ同じことだけをくり返す……なんてことはない。一般公開日だけのサプライズが用意されており、詰めかけた観客を大いに驚かせていた。この記事では、その新要素についての詳細をお届けしよう。
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アフリカ某所のジャングルでのミッション中、BIGBOSSの耳に聞こえた1発の銃声。ビジネスデーのプレイではそのままスルーしていたが、今回のプレイではその行方を追うことになる。
銃声が聞こえた先に向かうBIGBOSS。そこには、血を流し横たわる大きな犬(?)と、その子どもらしきものの姿が……。しかし、いまはミッション中。敵を掃討するまではと、レッツさんは心を鬼にして任務を続行する。
そこに、突如降り注ぐ雨。新要素の“ファントムシガー”で時間を経過させ、雨が上がるのを待つことにしたレッツさんだったが、雨が上がってさぁ任務再開だと動き始めようとすると、足元にはなんと、さきほどの子犬が尻尾を振って待っているではないか。そのかわいらしさに、会場中のファンからも盛大なため息が……。
そんな姿を見せられて放っておける人間はいない。周囲に誰もいないことを確認し、フルトン回収でマザーベースへと送還するのだった。
そしてレッツさんの見事なプレイにより、ミッションは無事終了（ちなみに、今回も捕らえられていたのはダン君だった）。マザーベースに帰還したBIGBOSSを待っていたのは……。
あの、かわいらしい子犬が、オセロットとともにBIGBOSSをお出迎え。なぜかBIGBOSSによく懐いている。オセロットによると、育てればきっといいパートナーになってくれるとのこと。その言葉を信じて、彼はマザーベースで育てられることになる。
そして時は過ぎ、子犬は驚くほど大きく成長する。先ほどから“子犬”と呼んでいるが、どう見ても犬というよりは“狼”といった感じなのだが……。それはさておき、彼は“ダイヤモンド・ドッグ”と名付けられ、以後BIGBOSSのバディとして、クワイエット同様ミッションに連れていけるようになる。ただし、いずれか一方しか連れていけないようだ。
ちなみに、クワイエット＝スナイパーと、ドッグ≒ウルフ。並べると、“スナイパー・ウルフ”と、どこかで聞いたような名前が浮かび上がってくるのだが……。
というわけで、前日小島秀夫監督が発言していた「新しいバディ」とは、“ダイヤモンド・ドッグ（DD）”だということが判明。彼は、動物ならではの嗅覚や俊敏さを始めとした能力で、BIGBOSSをサポートしてくれることになる。先に紹介されたクワイエットとともに、その活躍が期待できそうだ。そして、2015年に発売されるという本編への期待はたかまるばかり。小島プロダクションの目論見どおり(?)、多くのファンを興奮させてデモプレイは幕を閉じた。
『リトルビッグプラネット3』との新たなコラボレーションアイテム
デモプレイの後、ステージにはソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアの吉田修平氏が登壇。前日(2014年9月19日)に発表された、12月4日発売予定のプレイステーション4、プレイステーション3用ソフト『リトルビッグプラネット3』と、『メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ』のコラボレーションについて、さらなる追加要素を公開した。
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