『Evolve』を体験する絶好のチャンス!

 2014年9月18日~21日(18・19日はビジネスデイ)、千葉・幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ 2014の日本マイクロソフトブースに、2Kの完全新作FPS『Evolve(エボルブ)』のプレイアブルデモが出展された。日本国内でプレイできるのは、今回が初めて!

 『Evolve』は、『レフト4デッド』シリーズを手がけたタートルロックスタジオが開発しているマルチプレイサバイバルアクションシューター。プレイヤーが1体のモンスターと4名のハンターに分かれて戦う、新しいタイプの対戦型ゲームだ。その最新プレイアブルデモが、東京ゲームショウ 2014の日本マイクロソフトブースに出展された。いままでメディア向け体験会が開かれたことはあったが(⇒関連記事は、こちらと、こちら)、実際にプレイできるデモが日本で一般公開されるのは初めてだ。

日本初公開! 『Evolve(エボルブ)』プレイアブルデモ体験リポート【TGS 2014】_02

■モンスターは2体、ハンターは2セットから選択可能

 『Evolve』の体験コーナーには5台のデモ機が設置されており、参加者のひとりがモンスターを、ほかの4名がハンターを担当し、合計5名で対戦する。操作キャラクターがモンスターになるか、ハンターになるかは、完全に運まかせ。モンスターに当たった場合は、接近戦型のGoliath(ゴライアス)か、遠距離攻撃が得意なKraken(クラーケン)から選択可能。一方ハンターに当たった場合は、自分に割り当てられたクラス(攻撃役や回復役など)の中で、装備の異なるキャラクターが選べる。

日本初公開! 『Evolve(エボルブ)』プレイアブルデモ体験リポート【TGS 2014】_03
日本初公開! 『Evolve(エボルブ)』プレイアブルデモ体験リポート【TGS 2014】_01

■ハンターは役割を分担して協力プレイ

 ハンター側では、Assault(アサルト)、Trapper(トラッパー)、Support(サポート)、Medic(メディック)の4種類のクラスから、いずれかを担当することになる。各クラスの特徴は以下のとおりだ。

【ハンターのクラス】
Assault……攻撃役。果敢に攻撃を仕掛けてモンスターの体力を削る。

Trapper……追跡・妨害役。モンスターを追跡し、発見したら罠を仕掛けて攻撃のチャンスとつくり出す。

Support……補助役。味方を攻守両面に幅広くサポートする。一撃必殺型の武器を装備。

Medic……回復役。味方の体力回復や蘇生を担当。また、一時的にモンスターの弱点をつくり出せる。

 今回は、AssaultのMARKOVというキャラクターでプレイ。メイン武器のLightning Gun(ライトニング・ガン)は、威力は絶大だが射程がかなり短いため、初めは不用意に近づいてモンスターからボコボコにされてしまった。MARKOVは、Personal Shieldという一時的に無敵化するシールドが使えるので、守りを固めてから接近戦を挑むのが正解のようだ。Lightning Gunで攻撃を始めると、「けっこう痛い」と気づいたモンスター側のプレイヤーに逃げられてしまうこともあったが、幸い、今回のプレイではTrapper担当のプレイヤーがモンスターをうまく足止めし続けてくれたため、接近戦を挑みやすかった。クラスごとの色分けがかなりハッキリしているので、役割を意識してプレイすると、その場で結成されたいわゆる“野良パーティ”でも、うまく連携できる。

日本初公開! 『Evolve(エボルブ)』プレイアブルデモ体験リポート【TGS 2014】_04

■モンスターは野生動物をひたすら食らって進化

 モンスター側では、GoliathかKrakenのどちらを選んでプレイできる。Goliathは、ハンターの集団に突っ込んで暴れまわるような地上戦タイプ、Krakenは浮遊しながら中長距離から電撃技を放つ空中戦タイプだ。攻撃のしかたはそれぞれ異なるものの、モンスターの基本的な戦略は同じで、まずは“進化”することが重要。ハンターから身を隠しながらステージ上にいる野生動物を倒して死体を食べ、ゲージを溜めれば最大3段階まで進化できる。進化するとサイズが大きくなるとともに能力がアップし、すでに持っている攻撃アクションを強化したり、新しい攻撃アクションを取得したりすることができる。進化してからハンターを襲うほうが圧倒的に有利なのだ。

 今回はモンスター側もプレイできたので、イカのような魔物をモチーフにしたKrakenで参戦。匂いをかいで野生動物やハンターの位置を探知し、スニーク移動で足跡を消しつつ、野生動物を食べて2段階目まで進化できた。ところが進化した直後にハンターに発見されて集中砲火を浴びるハメに‥‥。逃げようとしたところを相手のTrapperの捕縛され、あえなく狩られてしまった。「モンスターになって戦う」と聞くと、ひたすら暴れまわるような印象を持つかもしれないが、序盤は「ハンターに発見されるかもしれない」というスリルを感じながら、進化していく駆け引きが楽しめた。

日本初公開! 『Evolve(エボルブ)』プレイアブルデモ体験リポート【TGS 2014】_05

■長蛇の列になること必至の注目タイトル!

 『Evolve』は、今年6月にアメリカで開催された世界最大のゲーム見本市・E3 2014で、50以上のアワードを獲得して総合ベストに輝いた注目作。東京ゲームショウでも、ビジネスデイであるにも関わらず最長で60分待ちの行列ができていたほどなので、一般公開日(20・21日)にはかなりの混雑が予想される。「『Evolve』を実際に体験したい!」という方は、日本マイクロソフトのブースへお早めに!

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