『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』スタートから1時間でわかった自由度と歯応え【プレイリポート】

2013年7月27日、プレコミュとスクウェア・エニックス メンバーズ、PlayStation Plusの会員を招いて開催された、『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』(以下、『LRFFXIII』)プレミアム体験会。本記事では、体験会で出展されていた、エンディングまで入っているという特別バージョンのROMのプレイリポートをお届けする。

●1時間みっちりプレイして、新情報が続々判明

 2013年7月27日、プレコミュとスクウェア・エニックス メンバーズ、PlayStation Plusの会員を招いて開催された、『ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII』プレミアム体験会。そのときの様子は、→こちら でお伝えした通りだ。本記事では、体験会で出展されていた、エンディングまで入っているという特別バージョンのROMのプレイリポートをお届けする。



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 体験会での制限時間は1時間。少しでも多くの情報を得るため、筆者はストーリーに関わる部分はほぼスキップし、E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2013で出展されていた試遊版と重なる部分も急いでプレイした。オープニングムービーの後、ゲームはE3 2013用の試遊版と同じく、スノウの屋敷からスタートする。バトルのチュートリアルがあることや、スノウを追いかけつつ屋敷を進むと“ザルティス”という巨大なドラゴンとのバトルに突入する流れも、E3 2013試遊版とほぼ同じだ。ここまでで判明していることは、下のまとめやこちらのプレイリポート(→こちら)を参考にしてほしい。


■E3 2013用試遊版で判明しているシステムまとめ

【シンボルエンカウント】
フィールドをうろついている敵に触れると、バトル画面に。フィールドで攻撃を当ててバトルに突入すると、相手のHPが減った状態で戦いが始まる。一方、敵から攻撃されたり、接触する形でバトルが始まると、こちらのHPが減ってしまう(後述のEASY MODEだと減少しない)。HP回復手段が限られる本作では、敵との遭遇時にも気が抜けない。

【SATB(スタイルチェンジアクティブタイムバトル)】
あらかじめ設定しておいた3つの“スタイル”を切り換えながら敵と戦うシステム。スタイルとは、ウェア(衣装)、武器、盾、アクセサリ、アビリティの組み合わせのこと。アビリティは最大で4つまでセットでき、“たたかう”のような基本的な攻撃はもちろん、魔法やガード、回避といったアクションもアビリティに含まれる。

【ノックアウト】
敵が苦手とする属性の攻撃を継続的に当て続けることで、相手の体勢を崩せるシステム。どの属性の攻撃が有効かは、攻撃を当てたときに、敵のHPゲージの背後に表示される“ノックアウトウェーブ”で判断できる。弱点の攻撃をヒットさせると波形が発生し、赤くなるにつれてノックアウト発生が近づく。

【ジャストガード】
敵の攻撃を受ける直前にガードアビリティを使用すると、通常のガード時よりも、受けるダメージを減らすことができる。敵によっては、ジャストガードすると一発でノックアウトさせられる。ちなみに、ガードは1種類ではなく、さまざまなタイプがあり、どのガードでもジャストガードは可能。

【回復手段が限られる】
従来の『FFXIII』シリーズとは異なり、バトルが終了してもHPは回復しない。また、“ケアル”などおなじみの回復魔法は下記のGPアビリティに分類され、通常のアビリティにはHPを回復できるものがない。本作でのおもな回復手段は、回復アイテムの使用、宿屋での宿泊、飲食店での食事になる。なお、ゲームをスタートした時点で所持できるアイテムの数は、6つだけ。ストーリーが進むと、若干増えるようだ。

【GPアビリティ】
バトルに勝利したときに溜まる“GP(グローリーポイント)”を消費して実行するアビリティ。GPポイントを一定まで溜めると、バトル画面左下に表示される使用可能回数が増える(ゲームスタート時の最大使用可能回数は5)。E3 2013用の試遊版では、バトル中の時の流れを遅くし、一方的に攻撃できる“オーバークロック”が使用可能だった。“ケアル”や戦闘から逃げる“エスケープ”も、GPアビリティに分類される。

【部位破壊】
巨大なモンスターは、特定部位に攻撃を集中すると、そこを破壊できる場合がある。E3 2013用試遊版でのザルティスは、魔法攻撃に弱く、ノックアウトと同時に頭部の角が破壊できた。部位破壊を行うと、その部位を使う攻撃を封じられるほか、報酬が変化することもある。


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▲スタイルごと(ウェアごと)にATBゲージがあるため、ATBゲージを使い切ったらその回復を待つのではなく、別のスタイルにチェンジすることで攻撃を続けられる。また、バトルでは基本的に、前作までの“チェーン&ブレイク”に相当するノックアウトを狙っていくのがセオリーになる。とくに、強大なモンスターは、弱点を攻めてノックアウトを狙えば、部位破壊の可能性も生まれる。

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 今回のバージョンでは、ゲームを開始するときに難易度の選択ができた。各難易度の特徴は下の通り。筆者はNORMAL MODEをチョイスした。1時間の体験を通して、「ん? いままでのシリーズよりも難しいぞ」と感じたので、EASY MODEでカジュアルに楽しめるのはうれしいところだ。別途、EASY MODEでプレイしていた記者に話を聞いたところ、「サクサク進めて快適だった。たぶん製品版でもこれで遊ぶ」とのこと。腕や好みのプレイスタイルに合わせて選択すればいいだろう。


■ゲームの難易度

【EASY MODE】
バトル難易度……やさしい
バトル逃亡………ペナルティーなし
HP(体力)………フィールドで徐々に回復

【NORMAL MODE】
バトル難易度……標準
バトル逃亡………ペナルティーあり(ゲーム内時間が1時間経過)
HP(体力)………自動回復なし

 ザルティス戦までの道中では、E3 2013用の試遊版にはいなかった、闇商人テニオという雑貨屋と遭遇した。テニオと出会ったときに、消費アイテムには持てる数に限りがある旨がメッセージで伝えられる。HP回復手段の少なさは、本作の大きな特徴のひとつ。NORMAL MODEなら、バトルのたびに少しずつ減っていくHPに、プレイヤーは頭を悩ませることになるだろう。事実、筆者もゲームを進めていくうちに思わぬ強敵と遭遇して激しく消耗し、敵を避けながら進むことに……。

 ザルティスを倒したときのスコアは、ポーズメニューの“バトルスコア”に記録されている。強力な敵とのバトルのみ、『FFXIII』や『FFXIII-2』のときのように、戦果に応じてスコアやランク付けがなされる。これは以前のインタビューで、“アクセントモンスター”と呼ばれる敵であることが明かされており、ストーリーに関係なく、フィールドを徘徊しているものもいるのだとか。本作にはスコアの投稿機能が搭載されていて、やり込んで高スコアを叩き出せば、リワード(報酬)を獲得できるという。


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▲スコアの投稿機能で、強敵相手のやり込みがさらに楽しく! なお、スコアの投稿以外にも、スクリーンショットの撮影やFacebook、Twitterとの連動要素などがある。リアルな世界とのリンクも、本作のコンセプト“ワールドドリブン”の一端。

 ザルティスとのバトル終了後は、イベントを経てホープの待つ“箱舟”へ移動。箱舟は、魂の解放者たるライトニングの拠点とも言える場所だ。ホープは、箱舟からライトニングの様子を観察し、アドバイスをくれる。なぜか『FFXIII-2』のころよりも若返っているホープだが、本人にもその理由は明確にはわかっていない様子。しかし、ライトニングのことはしっかりと記憶しており、全力でサポートしてくれるので安心だ。ここでは、下のような情報が判明。ライトニングは旅の区切りとして、1日ごとに箱舟に戻ってくることになる。箱舟から出ても、ホープはいろいろな情報を積極的に通信で知らせてくれるので、つねにいっしょに冒険している感覚が味わえた。


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▲メチャメチャしゃべる、本作のホープ。

■1日目の箱舟で判明すること
・聖樹に“輝力”を捧げると、世界の寿命を延ばせる(最大で13日)
・輝力は、人々の魂を解放する(クエストをクリアーする)ことで得られる
・午前6時を迎えると、強制的に箱舟に帰還する
・箱舟にいるあいだは時間が経過しない
・帰還すると、GPが最大値まで回復する
・ホープがGPと消費アイテムを交換してくれる
・ホープと会話すると、旅の重要なヒントをくれる

 箱舟ではホープが新たなウェアと武器、盾、アビリティを用意してくれており、この時点からメニューの“スタイルカスタマイズ”機能が開放される。スタイルは、下に挙げた6つの要素から構成され、必ず3種類用意しなくてはならない。ちなみに、“オートアビリティ”とは、“物理攻撃+40”や“HP+150”のような常時発動する効果のこと。アイテムによっては、オートアビリティが備わっていないものもある。

■スタイルを構成する要素と、それらによって変化するステータス
・ウェア……………ウェアアビリティ、ATB最大値、ATB初期値、オートアビリティ
・武器………………物理攻撃力と魔法攻撃力、ノックアウト破壊力、オートアビリティ
・盾…………………HP最大値、ATB速度、ガード防御力、オートアビリティ
・アクセサリ………オートアビリティ(アクセサリは、頭と腕の2ヵ所に装備可能。頭のアクセサリの効果は、セット中のスタイルにのみ効果が及ぶ。腕のアクセサリの効果は、バトルで使う3つのスタイルすべてに及ぶ)
・アビリティ………ATBコスト、攻撃力、ノックアウト破壊力、ノックアウトタイム、オートアビリティ
・デコレーション…なし(メガネやネコミミなどで、ライトニングの見た目が変化!)

■効果がわかりにくいステータスの意味
・ATB最大値……………ATBゲージの最大値
・ATB初期値……………バトル開始直後のATBゲージの量
・ATB速度………………ATBゲージの回復速度
・ATBコスト……………アビリティ使用時に減少するATBゲージの量
・ウェアアビリティ……ウェアに設定されている、常時発動する能力。オートアビリティよりも高性能なものが多い
・ガード防御力……………ガードで軽減できるダメージの大きさ
・ノックアウト破壊力……ノックアウトウェーブを揺らす力の大きさ
・ノックアウトタイム……ノックアウトウェーブの持続時間

 ウェアは、パーツごとに色の変更ができ、強さだけでなく、見た目にもこだわったカスタマイズが楽しめそうだ。フィールドの移動中は、バトルで使う3つのスタイルの中から好きなものを選べるので、おしゃれにも気を遣いたいところ。ただし、フィールド移動中のスタイルが、バトル開始時のスタイルになることには注意が必要だ。ATB初期値が低いウェアを着ていると、バトル開始直後に使えるアビリティが少なくなってしまうことなども考慮したほうがいいだろう。


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▲カラー次第で印象がかなり変わり、さらにデコレーションを加えられる。スクリーンショット機能での撮影が楽しみだ。

 アビリティは下の4つのカテゴリーに分けられるようで、やはりHPを回復するものは存在しなかった。ちなみに、ウェアの中には、取り外しができない固有のアビリティを有するものがある。並べ替えはできるので、どのボタンでどのアビリティを使えるようにするかは選択可能だ。バトルでは、3つのスタイルを頻繁に切り換えながら敵と渡り合うので、ガードアビリティは□ボタン、威力が高い攻撃は△ボタン、といったように統一感を持たせるとスムーズに戦えた。最初は適当に並べていたため、しょっちゅうアビリティを押し間違えてしまった……。


■アビリティのカテゴリー

・物理攻撃………物理属性のダメージを与える
・魔法攻撃………魔法属性のダメージを与える
・ガード…………敵の攻撃から身を守る
・弱体・妨害……敵をステータス異常にする

 箱舟でひと通りの準備を終えると、“転送陣”を使い、舞台となる大陸のひとつ“ルクセリオ”へ移動することに。到着すると、すぐに“信仰のゆくえ”というクエストがスタート。ライトニングと同じ、薔薇色の髪の女性が毎日のように殺されているという街で、事件の情報を集めることになる。この時点での世界の余命は7日で、スタート時刻は21時だ。


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▲殺人事件に騒然となる宗教都市ルクセリオ。ここでは、“救世院”という組織が幅を利かせている。この救世院、あるキャラクターが関わっているようで……?

 本作のクエストは、ストーリーに深く関わるメインクエストと、街にいる人々から頼まれるサイドクエストのふたつに分類される。“信仰のゆくえ”は、殺人事件を捜査している審問官から依頼されたサイドクエストだ。ルクセリオに到着した時点で、メインクエスト“邪なる解放者”もスタートしており、こちらも目的は審問官と同じ。つまり、聞き込みをして情報収集を行い、ルクセリオでの殺人事件の解決を図ればいい。


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 聞き込みをしている過程で、人捜しのサイドクエスト“ホムスを探して”も受注できた。本作は、街を多くの人が歩いているため、話しかけられる人物には白い吹き出しが表示される。サイドクエストの依頼人には、吹き出しの下に★マークがついているので、サイドクエストを見つけるのは簡単だ。サイドクエストをクリアーすると、依頼人の魂が解放されて輝力を得られる。ライトニングのHPや物理攻撃力が上昇し、ギルやデコレーションも獲得できた。なお、このサイドクエストには時間制限があり、翌日の午前6時を迎えるとクエストは失敗になってしまう。

 ライトニング自身のステータスアップは、どうやらクエストのクリアーがメインになる模様。というのも、バトルに勝利して得られるのは、GPとお金、アイテムだけだからだ。クエストをこなすことでライトニングは強くなり、世界の寿命も延びる。まさに一石二鳥というわけ。


■メインクエストとサイドクエスト

・メインクエストはストーリーに深く関わる内容
・サイドクエストは悩みを抱えた人々からの依頼

 “信仰のゆくえ”のクリアーには、かなりの数の情報が必要なようで、“ホムスを探して”に関わるふたりを含む、吹き出しが出ている人物たちほぼ全員に話しかける必要があった。このクエストのあいだに、フィールドで可能な操作を改めて確認できる。本作では、フィールド画面の左下に表示される“アクションメーター”を消費してのダッシュや、ジャンプといったアクションが可能なほか、随所にあるハシゴに正面から近づくだけでスイスイと上ってくれる。高いところにトレジャーボックスが隠されていたり、話しかけられる人物がいる場合もあり、街の探索もかなり奥が深い。フィールドでの攻撃は、エンカウント時だけでなく、木箱を破壊して隠されたトレジャーボックスを見つけるときにも利用できた。


■フィールドで実行可能なおもなアクション

・ダッシュ………アクションメーターを消費するが、高速で移動できる。アクションメーターは、ダッシュしなければ徐々に回復する
・ジャンプ………段差を飛び越せる
・攻撃……………敵に当てるとエンカウント時に有利になるほか、一部の箱などを破壊できる。アクションメーターがゼロのときは実行できない
・剣をしまう……攻撃時に抜刀した武器をしまう。武器を出したままだと街の人が怯えていた


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▲クルクルと回りながらポールを滑り降りたりも。

 聞き込みを終え、審問官に報告すると“信仰のゆくえ”はクリアーとなる。HPと物理攻撃力、魔法攻撃力が上がり、お金とデコレーションが手に入った。同時にルクセリオの区画封鎖命令が解かれ、各種ショップや施設が利用可能に。ルクセリオ北駅周辺にあったショップは下の通り。祈りのキャンバスでは、『FFXIII-2』でおなじみのチョコリーナと遭遇でき、変わらぬ明るさに癒されてしまった。ショップ以外にも、アイテムを売ってくれる人がいたりするので、話しかけられる人全員に声をかけておいたほうがよさそうだ。

■ルクセリオ北駅周辺にあったショップや施設
・祈りのキャンバス……サイドクエストが受けられる伝言板のようなもので、クリアーするとチョコリーナがお礼の品をくれる。序盤は敵が落とすアイテムを納品するクエストが多いようだ
・装具屋……ウェアやデコレーションが買える
・情報屋……敵の弱点やノックアウト条件などが記された“秘録”が買える
・宿屋………指定した時間まで休息し、HPが全快する
・雑貨屋……回復アイテムが買える
・飲食店……食事してHPが回復する
・魔法屋……同じ種類、同じレベルのアビリティを合成することで性能を上げる。冒険を進めるとアビリティのレベルアップも可能になるらしい
・鍛冶屋……武器や盾が買える

 また、ショップはいろいろなところに点在していて、駅前には品揃えの多そうな売店風のショップがあったり、路地では専門店らしき小さなショップが寄り集まっていたりと、現実さながらにその場所に合った店があり、ビジュアルも凝っていて見ているだけでも楽しくなる。時間に余裕があれば、一軒ずつチェックして回りたいところだ。ゲーム内には、全部で100ヵ所程度のショップがあるらしいので、全部見るのはたいへんだけど……。


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▲さまざまなお店が立ち並ぶ。飲食店は、それぞれでメニューが違っていて、どこで食べるか思わず悩んでしまう。お気に入りの店を見つけたい!


 ひとつ注目しておきたいのが、アビリティはショップでは買えないということ。魔法屋は、あくまでもアビリティを“合成する”施設なのだ。チュートリアルのメッセージによると、アビリティは敵から入手するしかない様子。残念ながら、筆者は1時間のプレイ中にアビリティを入手することができなかった。合成には同種、同レベルのアビリティが必要なので、限られた時間の中でいかに効率よく敵を倒し、入手のチャンスを増やせるかもポイントになってきそうだ。

 なお、本作では、地図の情報がリアルタイムで更新されていく。現在地や周囲の状況、メインクエストに関連する目的地は、最初から確認することが可能だ。各種ショップの位置や初めて訪れた場所の地名、時間帯によって開閉する門や扉、シャッターの開閉時間などは、ライトニングが実際に知ることで地図に情報が追加される。よりよいマップにするためにも、フィールドは隅々まで探索したほうがいいだろう。また、探索では、人々が行き交う街中に、モンスターがふつうにいることに驚いた。敵に気付かれると、倒すか一定範囲外に出るまで、人に話しかけたり、トレジャーボックスを調べるようなアクションが実行できなくなるため非常に厄介。モンスターを放置しておくと、NPC(クエストの依頼者は除く)がやられてしまうこともある。


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▲モンスターは、時間帯やエリアによって、出現しやすさなどに違いがありそう。

 ここで、ゲーム内における時間の進む速度について触れておきたい。大まかに時間を計ったところ、現実世界で25秒が経過すると、ゲーム内では10分が経過する。つまり、現実世界の1時間は、ゲーム内の1日という計算になる。ただし、下に挙げたタイミングではゲーム内の時間は進まないので、時間の流れが早すぎると感じることはなかった。また、“信仰のゆくえ”をクリアーした時点で、GPアビリティ“クロノスタシス”が使用可能になる。貴重なGPを消費するが、しばらくのあいだ時間の流れを止められるので、時間制限があるクエストに挑むときに重宝しそう。


■時間が止まるタイミング

・会話中
・イベントシーン中
・バトル中
・地図やメニューを開いているとき
・箱舟にいるとき


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▲なかなか目ざとい白装束集団を尾行する。追跡中は、物陰などで立ち止まると、ライトニングが自動的に身を潜める。

 ルクセリオ北駅周辺の探索を終え、0時を迎えると、メインクエストの進行を示唆する情報がホープから寄せられた。指示通りに駅前の広場に行くと、見るからに怪しい白装束の集団を発見。そしてメインクエスト“異端の影を追って”がスタートし、女神の信徒と呼ばれる集団を尾行することに。女神の信徒は、キョロキョロと周囲を見渡しながらゆっくりと進むので、ステルスアクションさながらに、物陰に隠れつつ尾行を行った。ハシゴを登って高所から様子をうかがったり、チャンスを見てダッシュで近づいたりと、本作のフィールドでのアクション性の高さが際立つイベントだ。


 尾行に成功後、つぎにルクセリオで行動を起こせる(メインクエストを進められる)のは午前6時以降だとホープに告げられる。プレイ可能な時間もあまり残されていなかったので、ルクセリオで新たに行けるようになったエリアを探索していたところ、“ゾモック”という名の巨大なドラゴンに遭遇! ゾモックは攻撃力が高く、一撃でHPの最大値の約半分が減ってしまうほど。まさかそんな敵が、序盤からウロウロしているとは! 筆者は突然の強敵の出現に面食らい、そのまま戦闘不能になってしまった。戦闘不能になると、バトル前の状態に戻るGPアビリティ“エスケープ”を使うほかなくなり(あらかじめ使っておくと戦闘不能から回復できるアレイズのようなアビリティやアイテムがあれば、バトルに復帰できるかもしれないが)、強制的に1時間が経過してしまう。3回目のチャレンジでようやく勝利できたが、時間を大きくロスし、時刻は4時を回っていた。


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▲この強そうなドラゴンがゾモック。試遊ではできなかったが、尻尾の切断が可能なようだ。

 再び探索を続けていたところ、“シ界”(混沌が広がり、敵がパワーアップしているエリア)を発見。どれほど強い敵が現れるか見せてもらおう……と入ってみたところ、『FFXIII-2』ではザコだったメイオベントスに遭遇した。これは余裕! と思いきや、徐々にこちらのHPは減少。ゾモックでポーションを使いすぎていたためHPの回復手段がなく、あえなく戦闘不能に。1時間のロスはかなり大きいので、戦ったことがない敵に挑むときは、万全の体勢で臨むべきだったと反省。ここで午前6時を迎え“The 1st day is over”の表示とともに、箱舟に呼び戻された。


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▲シ界内部では、色の褪せた歪んだフィールドが広がる。敵が強くなるが、レアアイテムをドロップしやすくなるというメリットも。

 箱舟に戻って聖樹に輝力を捧げたが、クリアーしたクエストがふたつだけだったためか、世界の余命が増えることはなかった。その後、ホープに話しかけると、ほかの地方のメインクエストの情報を教えてくれ、箱舟には新たなウェアも用意されていた。箱舟に帰還するたびに、ホープが何かしらのプレゼントを用意してくれるらしい。太っ腹!

 さて、転送陣は利用可能になったが、プレイ可能な時間はあとわずか。そこで、オートクリップの情報を確認していくことにした。いろいろな情報がある中に、ガード以外のアビリティも、特定のタイミングで使用することで効果がアップするという記述を発見。攻撃時にはアビリティを連打してしまっていたので、これさえ知っていればゾモックやメイオベントスを楽に倒せたかも……と後悔しているうちに、1時間のプレイは終了となった。


■アビリティの効果をアップさせる方法

・物理攻撃……敵に攻撃が当たる瞬間につぎのアビリティを使う
・魔法攻撃……魔法を放つ瞬間につぎのアビリティを使う
・ガード………敵の攻撃を受ける瞬間にアビリティを使う


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 時は金なり、を体現している本作。プレイを終了して最初に思ったことは、『FFXIII-2』よりも自由度が上がり、歯応えのあるゲームになった、ということ。つねに経過し続ける時間という要素に加え、簡単には回復できないHPや突然現れる強敵のこともあり、適当にプレイしていたら輝力なんか一生溜められないんじゃないの!? ……と、ちょっぴり不安を感じなくもない。しかし同時に、いかに効率よく時間を使うか、どう攻略してやろうかというワクワク感がふつふつと湧き上がってきて、不安よりもそちらのほうが勝る結果となった。

 バトルに関しても、従来のシリーズより難度が上がっている印象で、攻撃を受ける際にはガードでマメに防いでいかないと、すぐにHPが減ってしまって回復アイテムを使わざるを得なくなる。スタイルのカスタマイズを含め、プレイヤーの技術が戦闘の結果を大きく左右することは、試遊終盤に現れた強敵とのバトルで身にしみて感じた。攻撃を受ける瞬間にガードするとメリットがあるなど、腕に自信のある人なら挑戦したくなるようなアクション性の高さもあり、緊張感のあるバトルの遊び応えは十分だ。アクションが苦手な人も、HPや防御力を重視したカスタマイズを行うなどの工夫ができるし、HPの自動回復などがあるEASY MODEを利用すれば、これまでのシリーズと変わらない感覚でプレイできるだろう。

 今回のプレミアム体験会では、エンディングまで入っている製品版に近いものをユーザーに遊ばせるという大胆さから、「どこを見てもいいですよ」という、スタッフの自信を感じ取れた。もう少し時間があれば、ほかの大陸のリポートもできたのになぁ。クロノスタシスが使えたらいいのに!




(C)2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA
※画面は開発中のものです。

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