『デッド オア アライブ 5』早矢仕プロデューサー&新堀ディレクターインタビュー前編【よりぬきファミ通Xbox 360 6月号】

ゲーム Xbox 360 ニュース
Xbox 360の情報が満載の月刊誌『ファミ通Xbox 360』。その注目記事をよりぬきでお届けしていく本記事。今回は『デッド オア アライブ 5』の最新情報と早矢仕プロデューサー&新堀ディレクターへのインタビュー前編をお届け。

●進化と革新――格闘ツールの夜明け

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ディレクター
新堀洋平氏(左)

プロデューサー
早矢仕洋介氏(右)

 『DOA5』の新情報が出るとの報を受け、早矢仕プロデューサーを直撃。今回はディレクションを担当する新堀氏も同席していただき、開発現場さながらのカジュアル派VSコア派の闘いがくり広げられた!?(※新情報はコチラの記事を参照)

――まずは新堀さんのごあいさつから。
新堀 初めまして。『DEAD OR ALIVEULTIMATE』(Xbox/2004年11月発売)からずっと『DOA』シリーズに携わっています。入社前から格闘ゲームが大好きで、格闘ゲームに人生をかけようと思っているので、今回も気合が入っています。
早矢仕 私は『DOA4』でいうとランクDレベルで、新堀はランクA。そのランクAとDの人間が議論したいまの形がとてもいいバランスだと思っています。見た目にわかりやすい部分を自分から発信していくだけではなく、シリーズファンのみなさんにも安心していただけるよう、今回は新堀にも同席してもらって、システム部分もより深く掘り下げていきたいと思っています。

<徐々に明かされる"格闘エンターテインメント"の意味>

――新ステージ"戦場"が公開されました。
早矢仕 各ステージはアクション映画のハイライトシーンを切り取ったようなものにしたかったんです。先日公開した動画にも入っていますが、たとえばヘリコプターが墜落してきたときに格闘ゲームとどう絡んでくるのか、戦場なので闘っている場所でもロケットランチャーが飛び交っているだろうとか。もちろん格闘ゲームですから、それらがキャラクターに当たるといったランダム要素ではなくて、それをきっかけに何かが変化して遊びかたが深まるということです。

――戦車の画面もありますね。
新堀 「これは格闘ゲームなの?」と疑問に思うようなものを目指しています。画面を見ただけではそう見えないかもしれませんが、実際に遊んでみるとちゃんと格闘ゲームになっています。
早矢仕 プレイヤーが何かを仕掛けることでヘリが落ちてきて、それによって新しいデンジャーが発生するような仕組みになっています。『DOA4』でコアな方から不評だったのが、プテラノドンが飛んでくる恐
竜ステージ。あれは勝手に飛んでくるので、格闘ゲームとしてプレイヤー側が制御できませんでした。その反省を活かしています。
新堀 気持ちよくプレイできて、なおかつ派手でかっこいいステージにしました。

――ちなみに"戦場"というのは、あくまでシチュエーションのひとつですよね?
早矢仕 そうですね。ストーリーモードでは、"戦場"が舞台だからこそのやり取りもありますが、基本的にはアクション映画のおもしろいシーンを切り取ってステージにしているという感じです。今後もまったく毛色の違うステージを公開できると思います。

――キャラクターも公開されましたが、モデリングがずいぶん変わった印象があります。
早矢仕 シリーズのキャラクターには、以前からのファンの方がいらっしゃいます。6年ぶりにナンバリングタイトルとして、その期待にどういうふうにお答えをするのがいいのかスタッフ間でも議論したのですが、より存在感を出すことで"色っぽい"表現を増していこうと考えました。以前のハードだと、わかりやすい記号として"胸が揺れる"くらいしか表現できませんでしたが、今回はそれにプラスして汗をかいて衣装が透けたり、闘いが続けば息づかいが荒くなったりと、キャラクターが色っぽく見える演出をする必要があるのではないかと。顔やキャラクター全体のモデリングも、そういった表現のバランスを見ながら調整しました。もちろん、髪の毛の色であるとか、いままでのキャラクターの象徴のような魅力も踏襲しています。モデリングの調整中、髪の色もよりリアルにしようという意見もあったのですが、キャラクターにはそれぞれの歴史があったうえで持っている個性なので、それを変えずに『DOA』らしい表現に寄せたのがいまのモデリングです。だから、ヒトミはカチューシャを付けているし、あやねの髪の色も変えていません。
新堀 ディレクションで大事にしているのは、すべてのビジュアルとサウンドがそこにあるという存在感。本当にそこにいて、実際にダイナミックアトラクションに巻き込まれていることを忘れないようにしながら作っています。汗をかいたり、汚れたりするのも、すべてそこで“人が闘っていることを描くために導入しています。

――コスチュームについてはどうですか?
早矢仕 現在公開しているものは、まったく新しいデザインのものも、既存のものをアレンジしたものもあります。今後公開予定のキャラクターに関しても、基本的に新しい側面が見えてくるようなキャラクターは新しいコスチュームを用意して、イメージが踏襲されているキャラクターは、既存のデザインを現代風にアレンジしたコスチュームにしています。ですので、フレッシュなイメージがありつつも、いままでのファンの方もすんなりと入ってきていただけると思います。
新堀 リアル寄りになったぶん、コスプレに見えるという社内意見もありましたが、大事なのは、自分が使うキャラクターの"着せ替え"も格闘エンターテインメントの一部だということです。使うキャラクターを選ぶのと同じように、コスチュームを選ぶのもエンターテインメントだと考えています。キャラクターだけでなく、コスチュームによっても服の透けかたや胸の挙動を変えています。コスチュームは条件を満たすと開放されるような仕掛けになっているので、いままでよりも楽しんで出せるのではないかと思います。

――2月号のインタビューでは、新キャラクターも入るとのことでしたが?
早矢仕 新キャラクターは『DOA5』で目指している方向をわかりやすく体現しようというコンセプトです。ある程度できているのですが、発表した瞬間は「えっ?」と驚くかもしれません。『DOA5』の魅力を引き出すキャラクターとして作っているので、実際にプレイしたり、動いているところを見ていただければ納得してもらえると思います。

――では『バーチャファイター』(『VF』)とのコラボについて、改めて聞かせてください。
早矢仕 そもそも『DOA』は、『VF』があったからこそ生まれたタイトルです。『DOA5』を新たに立ち上げようと決断したとき、『VF』のキャラクターにゲストとして出てほしいという強い思いがありました。アーケードで『VF5 ファイナルショーダウン』(アーケード/ 2010年7月稼動)が出た後だったと記憶していますが、企画書と実験映像のようなものを持って、私からセガさんに直接お願いに行きました。開発スタッフの方々にその実験映像を見ていただいて、『DOA』の、そして格闘ゲームの進化の方向性としてアリだよねと評価していただいて、開発プロジェクトが動き出した初期の段階でコラボレーションは決まっていました。

――コラボで気をつけた点はありますか?
早矢仕 モデルやモーション、システムを含めて、セガさんの『VF』開発チームにも協力していただいています。たとえるなら、『VF』が親で、『DOA』が子どもという関係なので、DNA的に相性がいいんですよ。もちろん、『DOA』用に若干アレンジはしていますが、コマンドもほとんどそのまま使っていますし、『VF』ファンのみなさんも違和感なく入っていただけると思っています。いまは作っていて本当に楽しいです。
新堀 『VF』は本当にスゴイ! すべてに理由があって勉強になります。細かいところも学びながら『DOA5』を作っているので、『VF』が好きな方も楽しめると思います。
早矢仕 格闘ゲームとしてみんなに応援していただいているという感触があります。とにかく早く発表したかったんです(笑)。うれしかったのは、両方のファンが「これならありだよね」と言ってくれたことです。バランス調整などはこれからですが、『VF』、『DOA』両方のファンが満足していただける形に仕上がりそうな手ごたえはあります。


インタビュー後半では、体験版での反響や製品版に向けての変更点など、気になる部分について語っていただいた。ファミ通Xbox 360 6月号にそのすべてが掲載!


ファミ通Xbox 360 6月号
■表紙&特集:『Halo 4
2012年でいちばんの注目作『Halo 4』を表紙&巻頭8ページの大特集!
開発スタジオへ取材に行き、実際にプレイしてたっぷり話を聞いてきた!
画面写真とともに、新生『Halo』を君の目で確認してほしい!

■特別付録1:Xbox 360 プラチナコレクションカタログ
人気タイトルをお求めやすい新価格で発売しているXbox 360 プラチナコレクション。
すでに100本以上リリースされているこれらを1冊にまとめたオールカタログ!

■特別付録2:『Kinect: スター・ウォーズ』ダウンロードコード
Kinect専用ゲーム『Kinect: スター・ウォーズ』の"ジェダイ デスティニー"モードにて、
女賞金稼ぎのオーラ・シングが使用可能となるダウンロードコードが付録だ。
ファミ通Xbox 360でしか入手できないキャラクターだ。
(※ファミ通Xbox 360 5月号に添付した付録と同じものです)

■特別企画:海外ゲームマニアックス for Kinect
日本では発売されていないKinect専用&対応タイトルをご紹介!
ユニークなタイトルをたっぷり紹介するため、今月は特別に7ページ!

●新作&攻略ゲーム
重鉄騎
バイオハザード6
ドラゴンズドグマ
デッド オア アライブ 5
ロリポップチェーンソー
ロボティクス・ノーツ
マックスアナーキー
虫姫さま
マックス・ペイン3
ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ
モンスターハンター フロンティア オンライン
ルートダブル - Before Crime * After Days -
バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ
ウォー・イン・ザ・ノース:ロード・オブ・ザ・リング
ほか

●連載
Valhalla FREAKS [板垣伴信]
Highスペックマシン;Lowスペックマン [志倉千代丸]
実績解除愛好会
Xbox LIVE アーケード 新作ラインアップ+ミニレビュー
Windows PhoneでXbox LIVEゲーム

ほか



デッド オア アライブ 5
メーカー コーエーテクモゲームス
対応機種 プレイステーション3 / Xbox360
発売日 2012年9月発売予定
価格 未定
ジャンル アクション / 格闘エンターテインメント
備考 プレイステーション3版はPlayStation Network対応、Xbox 360版はXbox LIVE対応、開発:Team NINJA、プロデューサー:早矢仕洋介、ディレクター:新堀洋平

(C)コーエーテクモゲームス Team NINJA All rights reserved.
※画面は開発中のものです。

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