●新曲が初披露された大阪イベント
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人気声優・今井麻美の7thシングル『花の咲く場所』。名古屋と東京でも開催された同シングルの発売記念イベントが大阪のゲーマーズなんば店にて行われた。今井が突発的に考案した“イベント内イベント”や、今井のジャンケンのクセが読まれていたことが発覚するなど、数々のドラマを生み出した今回の一連の発売記念イベント。名古屋と東京の模様をまだ見ていないという人は、こちらもぜひ確認してほしい。
※台風もなんのその! 今井麻美『花の咲く場所』名古屋イベントで笑顔がはじける
※今井麻美7thシングル『花の咲く場所』東京イベントをリポート
ステージに姿を現すなり、最前付近に女性ファンが多数固まっているのを見つけた今井は、さっそく女性ファンに笑顔を振りまき始める。持参した水を飲むために、キャップを最前の女子に開けてもらった今井だったが、最前女子がその水を飲みたいというので提供。さらにまわりの女子にもペットボトルが回されることに。開始早々、どんなイベントになるのか先行きが不安になる展開がくり広げられるも、当の今井と水を回し飲みした女性ファンは皆、一様に満足そうな笑みを見せていた。
イベントでは、台風15号が東京を直撃するも、1日中寝ていたため、ほとんどその脅威を体感することがなかったという話題や、2011年11月30日に発売予定の、今井の2枚目のアルバム『Aroma of happiness』に関する話など、さまざまな話題で会場を盛り上げる。
今井自身が、神がかり的な出来事に遭遇したという話題では、今回の『花の咲く場所』発売記念イベントで各地へと訪れた際のエピソードを披露。名古屋のイベントの際は、前乗りする必要のない時間にイベントが開催されることを知らずにうっかり前乗りをしていたとのこと。しかし、これが功を奏した。なんと、翌日は台風の影響で新幹線が一時的に止まっており、もしうっかり前乗りしていなかったら、イベント開催時刻に現地に到着することができていなかったかも……というのだ。また、今回の大阪イベントも、音楽プロデューサーの濱田氏が仕事の影響で遅くなるということだったので、ひとりで大阪に前乗りしていたという今井。マッサージをしてもらうなど、ゆっくりと大阪を満喫していた今井とは裏腹に、遅れてくると言っていた濱田氏の身には、浜松で新幹線に2時間40分缶詰めになってしまうというハプニングが発生。合計5時間かけての大阪入りになったということで、そのハプニングを回避した自身の神回避を自画自賛していた。なお、ひとりで新幹線に乗ったという今井は、車内で2ndアルバム『Aroma of happiness』に収録される新曲の歌詞を考えていたのだという。締め切りをイベント当日までだと思っていたところ、濱田氏から「本当は昨日までだった」と告げられ、タジタジになる場面も。
▲今回のアルバムの新曲のひとつは、以前から好きだったという作曲家さんに書いてもらっているとのこと。また、濱田氏が作曲を手がける『Aroma of happiness』以外の、もうひとつの楽曲に関しても、気合いが入りすぎていて「どこのシングルカット曲だ」という感想がスタッフ間で出るほどの力作になっているという。 |
アルバム『Aroma of happiness』に関しては、表題曲の『Aroma of happiness』を聴いたときの第一印象についてファンから質問された今井。同曲は、今井のコンセプトイメージが固まっていなかったために、濱田氏が何度も書き直した楽曲だったとのこと。最初は“グリム童話のようなイメージで”というコンセプトで注文されたものが、“ライブで盛り上がれる曲”となり、最終的には「いままで言ったことはすべて忘れてください」として“釣られて笑ってしまうようなニヤニヤできる曲がいい”という今井の注文に答えて曲を制作。この一連の出来事に対して“本当に申し訳ない”というのが、『Aroma of happiness』の第一印象だったという。
また、名古屋、東京と続けて行ってきた“イベント内イベント”を大阪会場でも実施。こちらは用意された便箋の中から1通を選び、そこに書かれている曲を突発的に歌うという企画で、名古屋では『シャングリラ ballad ver.』、東京では『Promised Land』が披露された。今回の大阪では、残された1通に書かれた曲を歌うことになっていたのだが、今井がパーソナリティーを務めるファミ通.comのWebラジオ『今井麻美のSinger Song Gamer』宛に送られてきたおたよりをもとに、新たに2通を追加。合計3通から選べるようにしたとのこと。そうして大阪会場で選ばれたのは、なんと2ndアルバム表題曲である『Aroma of happiness』。まだ、生歌としてはどこでも披露していない新曲が、特別に披露される形となった。爽やかで笑顔あふれる楽曲となっている同曲は、生で披露されると今井の歌声に導かれて、より広がりのある大らかな楽曲となり、会場中に幸せを運んだ。
▲候補曲の内訳は、『Aroma of happiness』、『いっしょ。』、“ナース服を着て”『想いの羽根〜Angelic White〜』の3曲。会場のファンからは、“ナース服を着て”『想いの羽根〜Angelic White〜』に要望が集中したことで、自分よりも“ナース服”という属性に重きを置かれているのではないかと不信気味に。さらに濱田プロデューサーを始めとしたスタッフが、棒読みで「そんなことないよ!」と発言したことで、「男なんて、みんな爆発すればいいんだ!(泣)」と絶叫する今井。彼女を救ったのは、最前女子の皆さんの優しさだった。 |
▲「ナース服を選ばなかったことで、まわりから恨まれてもいい人挙手!」という今井のひと言に果敢にも手を挙げた猛者のひとりが、便箋を選択。結果として初披露となる『Aroma of happiness』を引き当てた。 |
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『Aroma of happiness』の生披露のあとは、サイン入りポスターの当たるジャンケン大会を挟んで、『花の咲く場所』を歌うことに。しかし、それまでの会場のテンションと楽曲のテンションがあまりにも不釣り合いだったため、「10秒で雰囲気を作る」と宣言する今井。10秒のカウントが終わると、すっかり別人のような表情となり「それでは聴いてください。『花の咲く場所』」と凛々しく宣言をするも、なんと曲が流れないというハプニングが発生。これには雰囲気を作り込んでいた今井も「店長…………」(※ゲーマーズ京都店の店長が音響の手伝いをしていた)と苦笑い。しかし、曲が流れ出すと表情も一変。力強い歌声の圧力に圧倒されるかのように、会場のファンは今井の歌声に聴き惚れていた。
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■おまけ写真館
ここからは、リハーサルの様子や舞台裏などをお届けしていく。大阪の地で、いったい今井はどんな体験をしていたのか……?
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▲イベント直前の様子。これからイベントです! |
▲イベント終了後、ゲーマーズなんば店の店長さんにオススメのお店を聞いたところ、カレー屋さんをオススメしていただいたので、さっそく直行。バナナパフェ風のカレーなど、いろんなカレーを出してくれるお店でした。とっても美味しかったです。ミンゴスさんは、完全にカレーを飲みそうな勢い! ちなみに店長さんが最近ちょうど『シュタインズ・ゲート』をプレイし始めたということで、ミンゴスさんのサインを飾ってもらえることになりました。 |