クロスレビュー

平均

-
主人公の苗木誠となり、学園内で発生する事件を捜査し、真犯人を突き止めよう。事件の核心に迫る学園裁判では、“ノンストップ議論”など4つの推理が行われる。"
詳細を見る

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生(PSP)のレビュー・評価・感想情報

hakuman
PSP 2013-06-16 05:06:45投稿
10

良かった点
キャラクターの個性が強い。(いい意味で。)
シナリオが好み。
おしおきシーンが良い雰囲気。
キャラデザが好み。

悪かった点
”超高校級”という言葉を多く出している割に、”超高校級”が話やトリック等に関わることが少ない。
個性が強く、キャラデザがgoodなので好きなキャラクターも当然出てくるが、そのキャラクターが死ぬと ちょっと精神にくる。
トリックが簡単。
クライマックス推理(事件のまとめを漫画形式にし、コマに当てはまる絵を選ぶシステム。)で、似た絵がある部分があってわかりづらい。

総評
とてもおすすめ。
推理モノをよくやる方にはトリックが簡単すぎると思います。
自分は推理モノをやらないので 少し簡単程度でしたが。

かぐら
PSP 2011-11-30 22:47:43投稿
7

PSPソフト『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』のレビューです。
廉価版の方では無いので、ご注意下さい。
※廉価版は一部仕様が異なっています。


GOOD!
・先が気になるストーリー展開
やはり一番の見所はココでしょう。
徐々に明らかになっていく謎が気になって、
良い意味でヤメ時が見つかりませんでした。

・個性豊かなキャラクター
登場するキャラクターはどれもクセモノ揃いで、見ていて飽きません。
そんなキャラ同士のかけあいもこのゲームの大きな魅力の一つです。

・凝った演出が随所に散りばめられている。
特にノンストップ議論での、証言が流れてくる演出は臨場感があって良かったです。
また、3D空間の中に描かれる2.5次元のグラフィックにはこだわりを感じました。


BAD
・グロ耐性が必要
CERO Dは伊達ではありません。
一応、そういうのが苦手な人への配慮として、
血はショッキングピンクですし、「おしおき」ムービーはコミカルになっていますが。
感受性の強い方、想像力の豊かな方にはオススメしません。

・システムの一部がテンポを削いでいる。
学級裁判パートで事あるごとに、いちいちリザルドが挿入されるのは少し興ざめです。
章終了時にまとめて一回で良かったと思います。
それから、マシンガントークバトル(音ゲー)と閃きアナグラム(穴埋めゲーム)は、
正直不要だと感じました。

・推理の難易度が低い。
難易度は普通でプレイしました。
『ハイスピード推理アクション』との事で、敢えてサクサク進めるようにしたのかもしれませんが、
もう少し手応えが欲しかったです。
「本格的な推理モノがやりたい」という方には少し物足りないかもしれません。



万人向けではないですが、意欲的な冒険作。
シリーズ1作目という事で、色々と荒い部分もありますが、
それを補って余りある魅力のあるゲームだと思います。
次回作が非常に楽しみです。

かん助
PSP 2011-04-18 00:41:26投稿
9

このゲームを知った最初のきっかけはニコ動の広告。いきなり響くドラえもんの声にビックリして調べて見ると、なんとこのゲーム、声優の大山のぶ代を起用しているらしい。推理ゲームという事で興味を持つものの、いまいちゲームシステムが分からなかったので放置をしていると、mixiで知り合いが面白いと絶賛していました。これはやらない訳にはいくまいと購入したら見事にはまってしまいました。密室の限られた人数の中で次々と起きる殺人事件。一体次は誰が殺されるのか、一体誰が仲間を殺したのか、とまるで本当に登場人物の一人になったかのようなドキドキした気分を味わう事が出来ます。推理のシステムは「ハイスピード推理アクション」とある通り、ノンストップでキャラクターが発言をしていく中で、その発言に対して矛盾する事実をぶつけて論破していくというもの。実を言うとこのシステム自体は特に特筆するほど面白いものでは無いですが、キャラクターが次々とノンストップで発言していく事で「学級裁判」で皆で議論している様子を上手く演出出来ています。ただし、推理部分は若干簡単。僕は「学級裁判」パートに移る場合に犯人と大体の事件概要は推理出来てしまいました。あと、このゲームを語る上で外せないのは個性豊かなキャラクター。旬な声優をたっぷり使っている仲間たちもそうですが、何よりも大山のぶ代が演じる「モノクマ」がこのゲームの肝です。あのコミカルな声で淡々と無邪気な口ぶりで放たれる残虐なセリフは、このゲームのサイコでポップな雰囲気を決定付けています。 

ミヨヒロ マオ
PSP 2011-01-06 15:26:08投稿
8

それぞれの分野で卓越した能力を持つ高校生を集めた学園「希望ヶ峰学園」そこに「幸運」で入学することになった主人公だが、他の14人の新入生と共に学園に閉じ込められてしまう。ここで一生を暮らすか、誰かを殺すことで「卒業」する権利を得るかの2択を迫られ、主人公達は追い詰められていく。殺人が発生すると「学級裁判」が開かれ、そこで議論を交わし、最終的に一人の犯人を指名する。それが正解ならば犯人が処刑され、その他のメンバーはこれまでの生活を継続する。それが不正解ならば犯人以外の全員が処刑され、犯人だけが「卒業」する。設定やゲームシステムがかなり独特なゲーム。かなりぶっとんだ設定や今までにないゲームシステムがかなり人を選ぶ。ゲームは自由時間パート、探索パート、裁判パートに分かれている。生活パートはキャラクターとの高感度を上げるイベントが発生するが、それでストーリーが分岐することない。イベントをこなすと各パートを有利に進められるスキルを入手できる。探索パートでは発生した殺人事件の証拠を集めるために学園内を探索する。なにかしらのイベントや証拠品がある部屋はマップ上に!マークが表示されるうえ、部屋の中で調べ終えていないところがあると外に出られない仕様なため、どこを探せばいいか迷うことも、探索し忘れて困ることはない、このあたり非常に親切。必要な探索を全て終えるまでは裁判パートには進まないため詰むこともない。移動も、マップから特定地点までワープすることができるのでストレスはない。もっとも特徴的で評価が分かれるのが裁判パート。裁判はフルボイスでキャラクターたちが議論をし続け、あらかじめ装填された「言弾」と呼ばれる証拠により、その議論の矛盾を論破していく。文章で言っても伝わりにくいが、キャラクターがしゃべるのにあわせて画面に台詞が表示されるため、そこにタイミングを合わせて照準を合わせ「言弾」を「発射」し矛盾を「打ち抜いて」いく。このあたり、推理ゲームながらアクション要素も含まれている。他に、画面内に多数出現する言葉から必要なものを撃ち抜き、その場で必要とされるワードを生み出す「ひらめきアナグラム」タイミングに合わせてボタンを押し、相手の「言葉」を撃ち落し最終的に決定的な証拠となる「言弾」をぶつけて相手を言い負かす「マシンガンバトルトーク」事件の一部始終をマンガにし、空いているコマに、最適なコマをはめ込んでいく「クライマックス推理」などといった要素がある。これら要素をただのミニゲームの集まりと見ると極端につまらなくなってしまう。しかしこれらシステムはゲームを盛り上げるために不可欠で、最終局面ではかなり重要な意味を持つ。このシステムを楽しめるかどうかがかなり人を選ぶ。また、ストーリーや演出もかなり悪趣味で、豪華声優陣が演じる個性豊かなキャラクターたちが殺しあったり、犯人に対する処刑(おしおき)も独特な演出かつ悪趣味でそれが嫌いだったり受け付けない人も、このゲームは向かない。逆にそういう設定やストーリーが好きな人は間違いなく楽しめる。操作性も、ほぼいつでもワンタッチでメニューやバックログ表示、セーブができるので、そのあたりが非常に親切。ただゲームとしての不満点もいくつかある。最大の難点はストーリー中にゲームの難易度が変更できないこと。難易度によっては裁判パートの要素が削られたりするため、途中で変えられないと楽しみが減ってしまう。クリアしたシナリオはタイトル画面から難易度を設定して遊びなおせるが、せめて裁判パート前か、チャプターの区切りごとに変更できる仕様にして欲しかった。また、部屋の中の探索できる箇所を表示するスキル「観察眼」と、移動中にダッシュするスキル「ランニング」は、特定のキャラクターの高感度イベントで取得するしかないのだが、それがないと非常に面倒になるため、これは初期から使えるようにして欲しかった。このようにやや荒い部分もあるし、設定面、シナリオ面、演出面、システム面、全てにおいて好き嫌いが分かれる。このゲームを好きな人が好きな部分はそのまま、このゲームを嫌いな人が嫌いな部分でもある。ただ、好きな人、これら要素がピッタリ合う人にとっては非常に楽しめる作品。はまる人は間違いなくはまる。まず体験版をプレイしてみて、自分に合うと思ったらぜひプレイして欲しい。個人的には大好きな作品。

クロスレビュー

平均

-
主人公の苗木誠となり、学園内で発生する事件を捜査し、真犯人を突き止めよう。事件の核心に迫る学園裁判では、“ノンストップ議論”など4つの推理が行われる。"
詳細を見る

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生に関連

すべて見る

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生に関連

すべて見る
  1. 1
    『428~封鎖された渋谷で~』の物語が描かれた日。世界を震撼させる事件を救った名も知れぬ英雄たちは、その日、渋谷にいた【今日は何の日?】
  2. 2
    『FF7』シリーズの1000ピースジグソーパズル3種類が7月27日に発売。スクエニ公式オンラインストアにて予約受付中
  3. 3
    PSP『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』が発売された日。リオレオスが大暴れする『モンハン』コラボや協力プレイできるミッションが思い出深い作品【今日は何の日?】
  4. 4
    Wii Uで『ゼノブレイドクロス』が発売された日。惑星を丸ごと作ったかのような広大なオープンワールドと自由度の高さに圧倒された【今日は何の日?】
  5. 5
    懐かしのPCゲーム『エアホッケー@GAMEPACK』のブラウザ版が無料公開。新たな対戦相手やランキング機能などを追加して復活