画面上部にある緑色のゲージは体力ゲージだ。体力ゲージがゼロになると敗北となるので、残り体力に注意しながら戦おう。体力ゲージの下にあるのが、ガードゲージだ。敵の攻撃をガードすると消耗していき、ゼロになると一定時間無防備な状態になってしまうので要注意だ。ガードしていないときに徐々に回復するので、敵から一方的に連続攻撃を受けないように立ち回ろう。そして、画面下にあるゲージはハートヒートゲージ。攻撃をヒットさせたり、相手の攻撃を受けることで溜まっていく。このゲージを消費することで、さまざまな特殊アクションを発動可能だ。また、ハートヒートゲージの上にあるのは、特殊な技を持つキャラクターのみに表示される固有のゲージ。キャラクターごとに異なるので、よりキャラクターの特性を活かした戦いかたができるのだ。
キャラクターごとに異なるバトルスタイルがあり、スタイルボタンを押すことで、そのキャラクターならではのアクションが発動する。スタイルは以下の5種類で、それぞれ特徴が異なる。各スタイルについて個別に解説してあるので参考にしてほしい。
特別な呼吸法によって、肉体にエネルギーを生み出す技術。東洋では“仙道”と呼ばれている。体内で生み出した波紋エネルギーを、相手に直接叩き込んだり、物質に流して間接的に攻撃したりする。そのため、基本的に己の肉体のみで戦うことになる。R1ボタンを押しているあいだ、ハートヒートゲージを溜められる。
第2部に登場した柱の男たちであるワムウ、エシディシ、カーズのみが使えるバトルスタイル。それぞれ、風、熱、光という特徴ある流法を操る。R1ボタンを押して流法を発動させると、ハートヒートゲージが徐々に減少し始めるが、キャラクターの性能を大幅にアップさせることができる。
第1部から参戦するディオ・ブランドーだけのバトルスタイル。特定の技がヒットした際に、コマンド入力をすることで“吸血”を行い、相手の体力やハートヒートゲージを吸収可能。また、受けたダメージの一部が、時間経過によって回復するという特性も併せ持つ。ただし、波紋攻撃には弱い。
R1ボタンを押すと、スタンドを出した状態と引っ込めた状態を切り替えられる。これにより、使える技が変化する。なお、バトル中に特定の行動を取ることで、スタンドが変化するキャラクターもいる。第3部以降のキャラクターの多くが、このバトルスタイルだ。
第7部“スティール・ボール・ラン”に登場するジョニィ・ジョースターとジャイロ・ツェペリのバトルスタイル。R1ボタンを押すごとに、騎乗と降りた状態を切り替え可能。使用可能な技が変化するため、状況に応じて使い分けることが重要になる。
ハートヒートゲージが溜まると、ゲージ1本分を使用する“ハートヒートアタック(HHA)”、2本分を使用する“グレートヒートアタック(GHA)”を発動可能。キャラクター特有のセリフやシチュエーションがド派手な演出で再現されているだけでなく、強力な攻撃を相手に叩き込めるのだ。
対戦中にラッシュタイプの技どうしが激突した場合、ラッシュモードに移行する。これは、ラッシュの速さをボタンの連打で競うというもの。ボタン連打で勝利したほうの攻撃が相手にヒットするのだ。
イージービートとは、誰でも手軽にコンボがくり出せるシステムのこと。弱攻撃ボタンを連打するだけで、連続コンボを出せるため、操作に自信がない人でも存分に楽しめるのだ。連続コンボの最後にはハートヒートアタックをくり出してくれるので、ハートヒートアタックまでコンボを続けたい場合は、ハートーヒートゲージの溜まり具合には注意しておくこと。
↑→弱攻撃ボタンを連打するだけで、各キャラクターのかっこいい技をくり出せる。最初の一撃が当たらないとコンボが繋がらないので注意。
相手のダウン中に挑発すると、相手のハートヒートゲージを削るという強力な効果。キャラクターごとのイカした演出も見られるので必見! また、相手の攻撃をタイミングよくガードすると、スタイリッシュムーブが発動する。ガードゲージは消費するが、ノーダメージで回避可能だ。いわゆる“ジョジョ立ち”で、スタイリッシュに回避するので見逃せない!
↑相手をダウンさせたら挑発。原作ファンが思わずニヤリとする演出が見られる。
↓独特のポーズを決めてスタイリッシュに回避。絶好の反撃チャンスとなるので、相手を翻弄しよう。
ゲーム上級者の腕が鳴るシステムがプッツンキャンセル。ハートヒートゲージを一定量消費するが、コマンド技を出した後に発生する硬直のキャンセルができる。これを活用することで、オリジナルコンボを叩き込めるというわけだ。空振りしたときの隙をキャンセルしたり、さらなる連続コンボを叩き込んだりと、アイデア次第でバリエーションは無限大!
↑→プッツンキャンセルを発動すれば、通常ではつながらない技を連続で叩き込める。
覚悟モードとゴゴゴモードは、体力が少なくなると自動的に発動する。前者は攻撃力アップに加え、ほぼすべての攻撃がスーパーアーマー状態になる。さらに、攻撃を食らったときのハートヒートゲージ上昇量が飛躍的にアップする。後者は、攻撃力アップと、攻撃した際のハートヒートゲージの溜まる量が上昇する。これらのモードは、キャラクターによってどちらか一方しか発動できない。
↑覚悟モード、ゴゴゴモードが発動すると、顔のイラストが挿入され、キャラクターがオーラを纏う。
バトルの舞台となるステージは、いずれも原作に登場した場所を再現している。さらに、原作のシーンを模した、さまざまなギミックが仕込まれているのだ。ステージ内に自動車が突っ込んできたり、直前に場所が表示されて物が落ちてきたりと、種類も豊富だ。ステージごとに違った演出が見られるので、戦うステージを選ぶ楽しみもある。
↑ディオの館では、天井からシャンデリアが落ちてくる。地面に落ちてくる場所が表示されたら退避を。
↓ローマ市街では、クルマの近くでダウンすると発動開始。セッコの能力で地面を泥と化して、踏むとダメージを受けつつ足止めされてしまう。
各ステージで、特定の条件を満たした状態で相手を倒すと、原作を再現した演出が挿入されるシチュエーションフィニッシュが発生する。ステージごとにシチュエーションフィニッシュは異なるので、原作から想像してどんなものがあるか探してみよう。
ゲームを進めることで入手できるカスタマイズメダルを用いることで、文字通りキャラクターのカスタマイズが可能になる。多彩なメダルが用意されており、挑発や勝利時のセリフやアクションの選択に加え、表示される擬音の位置の設定もできる。これにより、自分のこだわりを最大限に表現できるというわけだ。また、なかには衣装やカラーをカスタマイズできるメダルも存在する。
↑カスタマイズメダルを手に入れたら、どんなことができるようになるか確認しよう。
↑擬音が表示される位置をカスタマイズ。演出にこだわった本作ならではのカスタマイズだ。