F1やラリーなど、数々のレースゲームでおなじみのコードマスターズによる最新作がいよいよ発売! 本作は、クルマで走る楽しさを表現することに徹底的にこだわったオンロードレースゲーム。そもそも2009年にリリースされた前作は、グラフィックや挙動のリアルさなどで人気を集めた1作。その後、多くのレースゲームで採用されることになった、時間を巻き戻してレースをやり直せる“フラッシュバック機能”も、本作で初めて搭載されたものだ。高度な物理処理演算により、衝突時の破損をリアルに表現できる、コードマスターズ独自のゲームエンジン“EGOエンジン”も、高い評価を獲得している。
4年半ぶりの発売となる『RACE DRIVER GRID 2』では、前作で好評だった部分がさらに進化。レースの楽しさを最大限に引き出すように、さまざまな改良が施されている。ファミ通.comでは、そんな本作の魅力に迫る!
『RACE DRIVER GRID 2』がいよいよ発売! まずは、発売と同時に公開された最新PVを紹介しよう。走ることの爽快感を満喫できる同作の魅力を、映像でとくとご堪能あれ!
ストーリー仕立てでレースを楽しめるのが、本作のメインとなる“キャリアモード”。このモードでは、主人公は新しく立ち上げられたレーシングリーグ“WORLD SERIES RACING(WSR)”のレーサーとして、サーキットを転戦していくことになる。まさに、レーサーになった気分でストーリーが楽しめるのだ。ここでは、実際に本作をプレイしながら、“キャリアモード”の魅力を追いかけていくことにしよう。
“キャリアモード”における、主人公の大きな目標はひとつ。自身が所属するレーシングリーグWSRを有名にすることだ。さまざまなレースタイプで高いパフォーマンスを発揮することが求められる総合的なモータースポーツのレーシングリーグ”として立ち上げられたWSRだが、正直なところ世界的な認知はいまひとつ。そこで、WSRの創立者であるパトリック・キャラハンの、「世界がWSRに注目するにはスター選手の存在が不可欠」との判断から、生きのいい走りを見せていた主人公に命運が託されたというわけ。スーパースターの存在が、そのスポーツの人気を押し上げるのは、どのジャンルでも変わらない。
“キャリアモード”が魅力的なのは、この目標設定にある。「WSRのために勝たなければならない!」という気持ちが、レースに対するモチベーションを一層アップしてくれるのだ。有名になっていくプロセスもわかりやすく、レースに勝利すると“ファン”が増えていくので、「もっと、がんばらねば!」とやる気にさせる。YouTubeに映像がアップされたり、SNSサイトで“いいね!”が押されたり……という演出も(あくまで架空の世界でのお話です、念のため)、気分を盛り上げるところだ。
さて、“キャリアモード”は、小さな見すぼらしいガレージからスタートする。所持しているクルマは1台のみで、「やったろうかい!」という気持ちにさせられる。ここからサクセスストーリーが始まるのだ(うまくいけばだけど……)。主人公は、まずは各地のレースクラブが主催する草の根レースなどに参戦して頭角をあらわし、ファンやスポンサーを獲得していくことになる。
ユニークなのは、ガレージがそのままプレイヤーのインターフェース(UI)としても機能しているという点だろう。ガレージにあるパソコンにアクセスすれば、参加できるイベントの確認&エントリーができるし、クルマのカスタマイズもここでできる。プレイヤーとしての操作が主人公としての行動に直結することで、さらなる没入感が促されるのだ。
ガレージでのお楽しみのひとつがクルマのカスタマイズ。とくに充実しているのがカスタムペイント。ベースとなるデザインを50種類以上のうちから決定したあとは、お好みのカラーリングを設定できる。さらには、ホイールやクルマのナンバーも自由に選べるようになっているのだ。お好みのカスタマイズをすることで、クルマに対する愛着が増すこと請け合いだ。
草の根レースで結果を出したあとは、いよいよWSRに挑戦。アメリカ、ヨーロッパ、アジアの三大陸にわたって展開されるレースを転戦していくことになる。ここで特筆すべきは、とにかくバリエーション豊かなレースがユニークな地形を活かしたコースで楽しめるということ。WSR本戦だけでも、前回紹介した通り、通常のレースのほかに、1対1で速さを競う“フェイスオフ”や制限時間内に最長距離を走ったレーサーが勝利となる“耐久レース”、技の完成度がポイントとなり、その得点を競う“ドリフト”などが楽しめる。コースも全部で14のロケーションと種類が豊富だ。
さらに本作では、WSR本戦のほかに、設定されたタイム内にコースを走るとクルマがもらえる“ビークルチャレンジ”や、ファンの大幅アップが期待できる“プロモ”、入手したクルマを試乗できる“テストドライブ”などが用意されている。まさに、クルマで走る楽しさを表現することに徹底的にこだわった本作ならではのバラエティー豊富さだ。
クルマで走る楽しさにこだわった、という意味で見逃せないのが、本作から採用された“TrueFeel”ハンドリングシステムだ。“TrueFeel”というのは、その名の通り、クルマごとに異なる挙動や特有の反応を再現し、まさに本物さながらの感覚が味わえるハンドリングシステムだ。アメ車ならちょっとワイルドに、日本車なら繊細なタッチのドライビングが楽しめる……というわけだ。かといってそれが、シミュレーターよりで操作しづらいかというと、そういうわけではなく、ゲームとしての爽快さはしっかりと保たれているのだ。そのへんのバランス感覚は、コードマスターズが長年レースゲームの開発で培ったノウハウがあればこそのテクノロジーと言える。
“爽快さ”という点では、コードマスターズ独自の“EGOエンジン”にも触れないわけにはいかないだろう。この“EGOエンジン”によって、美麗なグラフィックはもとより、マシンの挙動や緻密なダメージ計算などが忠実に再現されているのだ。とくに、ダメージの受けかたは見ているだけで楽しく、「こうぶつければ、こんなダメージがあるのか」と、思わずうれしくなってしまう。毎回違った感じで凸凹になりながらゴールするときの、愛車を見るときの愛おしさといったら(自分だけ?)。“破壊の美学”というと、ちょっと大げさになってしまうかもしれないが、実際にはけっして破壊できない超高価なクルマを壊せるというのは、やはり楽しいものだ。
レースに参加して上位入賞を果たすことで、ファンやスポンサーを獲得していく“キャリアモード”。レースの結果次第では、より高性能なクルマが使用できるようになるなど、“できること”の幅がさらに広がっていく。最初は見すぼらしかったガレージが、WSRでステップアップするにつれてショールームのように変化していくなど、徐々に設備を充実させていくのを見るのも、達成感があってうれしいところだ。注目度が高くなると、観客が増えるのはもちろん、マスコミの扱いも大きくなり、有名スポーツ番組で大々的に報じられることも! スターダムにのし上がっていく過程を見た目にも確認できるのは、何とも楽しい。“キャリアモード”は全部で5シーズン。その行く末は、皆さんの目で実際にご確認を。
本作では、アメリカ最大手のスポーツ専門チャンネルESPNと提携。同局が開局してから30年以上も続く老舗スポーツ番組“Sports Center”が、本作に登場する。最初は扱いが小さいWSRだが、世界的に注目を集めるようになると、番組での扱いも大きくなっていく。自分のプレイがESPNの人気番組で取り上げられるなんて、たまらない! こういう演出がレーサー気分をより一層盛り上げてくれる。
初心者から上級者まで、幅広い層を納得させる楽しさを持っている本作。では、クルマ好きが分析する本作の魅力とは? ここでは、F1やスーパーGT、フォーミュラ・ニッポンなどを中心に世界のモータースポーツの旬な話題を提供しているAUTO SPORT web(以下、AS Web)にお話をうかがってみた。
ライバルとのマルチプレイは、自分の腕を確認する絶好の機会。本作では、最大12人が参加してのオンラインマルチプレイと、1台のゲーム機を使用して上下に分割した画面で対戦するスプリットスクリーンの2種類のマルチプレイが可能だ。以下、マルチプレイのメインとなる、オンラインマルチプレイヤーモードの特徴を見ていこう。
なお、本作には“VIP PASS CODE”というコード番号が印字されたカードが封入されており、このコードを入力することで、オンラインプレイや後述するプレイ動画のYouTubeへのアップロードなどが可能になる。3台のクルマの追加ダウンロードも可能なので、ソフトを購入したらすかさず“VIP PASS CODE”を入力することをオススメする。
マッチングシステムがよりきめ細かく進化した本作。衝突やコーナーカットなどを検出して、パフォーマンスを評価し、同類のプレイヤーをマッチングするよう、システムがさらに改良された。これにより、嗜好の合ったプレイヤーとの快適なレースが楽しめるというわけだ。さらにプレイヤーは、好みのプレイスタイルに合わせて、手軽にオンライン対戦に挑戦できる。基本となるのは、“オンライン・プレイリスト”。プレイヤーは、複数のレースイベントが組み合わされてローテーションする“プレイリスト”からお好みのタイプを選択し、すぐにレースに参加できる。プレイリストは以下の3種類となっている。
(1)全レースタイプから選択されたイベントの組み合わせ
(2)スピードを競う“レース”に特化したイベントの組み合せ
(3)“レース”以外のレースタイプから選択されたイベントの組み合わせ
「プレイリストだけでは飽き足りない!」というプレイヤーには、“オンライン・カスタムイベント”を設定することも可能。こちらは、マシンやコース、レースタイプなど、細かく条件を選択してマッチングする相手を検索し、同一条件下でオリジナルのレースに挑めるのだ。
シングルプレイヤーモードと同様に、オンラインのマルチプレイヤーモードでも、ペイントやホイール、スポンサーステッカーを好みで変更したりすることで、マシンを自分の好みにカスタマイズできる。デザインの組み合わせは60億通り(!)とのこと。これに加え、マルチプレイヤーモードでは、オンラインプレイをこなすことで"キャッシュ"を貯めることができ、お気に入りのクルマのアップグレードを購入することも可能! これにより、上位レベルのマシンに性能をより近づける調整を行えるようになる。マルチプレイヤーモードだけの“別の楽しみ”が用意されているのだ。
納得のいく走りは友だちに自慢したくなってしまうもの。本作では、自分の自慢の走りを撮影したプレイ動画をYouTubeにアップロードし、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを通じて、共有することも可能だ。なお、YouTubeへプレイ動画をアップロードするには、前述の通り“VIP PASS CODE”の入力が必要になるのでご注意を。
“CODEMASTERS RaceNet”は、2012年に立ち上げられたコードマスターズのレースブランド向けのオンラインコミュニティー。このコミュニティーに登録すると、各タイトルの実績やデータ管理、フレンドのデータ閲覧、さらにはコミュニティー限定イベントへの参加などが可能になる(ただし、英語ページのみ)。
この“CODEMASTERS RaceNet”に登録することで、本作では、プレイヤーの能力やゲームの進行状況に基づき、自動的に週1回選出されたライバルと戦えたり、週ごとに異なるコミュニティー独自のイベントに参加できる。イベントに参加して目標を達成することで、経験値やキャッシュ、“RaceNetフォロワー”が獲得できるのだ。“RaceNetフォロワー”とは、オンラインで高いパフォーマンスを披露して名声を上げることで増えていく。フォロワー数が増えることで、提示されるライバルも幅広くなっていくのだ。英語に自信のある人はぜひ登録をして、自慢の腕を全世界のプレイヤーに披露してほしい。
本作の発売にあわせて、11種類のダウンロードコンテンツが一挙に配信開始された。有料が9種類、無料が3種類となる。充実のダウンロードコンテンツで、ゲームプレイもさらに快適に!
