2009年12月3日にリリースされ、世界中のゲームファンの心をつかんだステルスアクション『アサシン クリード II』。その続編が、いよいよ登場する! 物語の舞台は15世紀末のローマ。前作のラストで“マスターアサシン”の座に上り詰めたエツィオ・アウディトーレが、腐敗しきったローマの街を再建するべく、ボルジア家と戦うのだ。本記事では、本作の魅力的な世界設定と、おもなゲームシステムについてお届けしよう。
プレイヤーは暗殺を生業とするエツィオとなって、さまざまな暗殺ミッションを請け負い、ターゲットを抹殺していくことになる。暗殺ミッションのおもな流れは下記の通り。『アサシン クリード』シリーズ最大の魅力は、何と言っても暗殺の自由度の高さだ。ターゲットまでの近づきかたや暗殺手段、そして任務遂行後の逃走経路など、基本的にすべてプレイヤーが自由に決められる。これにより、幅広い楽しみかたが可能となっている。
時は15世紀末、イタリア。
陰謀で殺された家族の仇を討つために
アサシンとなったエツィオ・アウディトーレ。
彼は、さまざまな障害を乗り越えて
自らの血に秘められた才能を開花させ、
ついには“マスターアサシン”と
呼ばれるまでの存在に成長した。
エツィオはその類まれなる能力を駆使し、
世界を支配する力を持つという
"エデンの果実"を手にしたロドリゴ・ボルジアの
野望を打ち砕くことに成功する――
その後、エツィオはモンテリジョーニの地で
平和な日々を送っていたが、
ある時、チェーザレ・ボルジアを後ろ盾に、
ロドリゴ・ボルジアが復活したことを知る。
そして彼は、すべての災いを払うため
再び暗殺者として戦いの場に赴くのだった。
本作の物語をより深く楽しみたい人には、前作のプレイをオススメする。お買得価格のスペシャルエディションが発売されているので、気になる人は要チェックだ!!
アサシン クリードII スペシャルエディション/
アサシン クリードII スペシャル・エディション(Xbox 360 プラチナコレクション)
【発売日】2010年8月5日発売【対応機種】プレイステーション3、XBOX 360
【価格】 各3990円[税込]
ローマはロドリゴ・ボルジアの支配下にあり、街のいたるところにボルジア軍が駐留している。駐留地には、支配力の象徴として“ボルジアの塔”が建っているが、これを攻略することで、ボルジア軍の影響力を下げられるのだ。駐留地の圧政から市民を解放すると、周辺のエリアの銀行や鍛冶屋などの施設に投資できるようになる。各施設をアップグレードすれば、ローマの街の価値が高まり、その価値に応じて、銀行で定期的が利益が得られる仕組みとなっている。ボルジアの塔はメインとなるミッションのさまたげにもなるので、積極的にチャレンジしたい。
ボルジア軍の圧政に立ち向かう一部の勇気ある市民を、アサシンギルドに勧誘し、アサシンの仲間(弟子)に育て上げる新システムを搭載。仲間が加わると、画面左上に“アサシントークン”が表示され、このゲージを消費することで、その場に仲間を呼んで共闘できる。さらに、アサシンの仲間たちをパリやロンドンといった、別の地域のミッションに参加させることも可能。彼らはさまざまなミッションを通じて経験を積むことで、より強く信頼できるアサシンへと成長していく。多くの仲間を育成すれば、戦いを有利に進めるられるだろう。
シリーズ初となるマルチプレイモードは注目ポイントのひとつ。その内容は、プレイヤーどうしが正面きって戦うのではなく、“敵に見つからないように暗殺する”という、じつに本シリーズらしいものとなっている。現時点では、ふたつの対戦形式が明らかになっているが、そのほかにもユニークなルールが用意されているようだ。
マルチプレイモードでは、医者や鍛冶屋など、街を行き交う住人に成りすまして暗殺をくり返していく。職業ごとに異なる暗殺武器を装備しているので、それらを駆使して、ライバルを撃破するのだ。