国家間での争いは過去のものとなった近未来世界では、国家内部のイデオロギーどうしによる争いが頻発。世界各地で、反政府組織によるデモが活発化していた。そんな中、ロシアで核弾頭3基が消失する事件が発生。それと同時に、中東やスコットランド、ロシアでも反政府組織による攻撃やハイジャック事件が起こる。一見関係のなさそうなこれらの事件が引き金となり、やがて世界は破滅へと向かうことになる……。
プレイヤーは、H.A.W.X、イギリス海軍、ロシア空軍の3つの視点から、事件の全貌に迫ることとなる。さらに、事件には前作の主人公デビット・クレンショー大佐も深く関わることになるのだ。
極秘任務のみを遂行する、米空軍の特務部隊。今回は、新米隊員のアレックス・ハンターが、中東の反政府組織の全容解明に挑む。
現在のロシアは、反政府組織である“分離派”に南ロシアを押さえられている状況。モルグノフ将軍率いるロシア空軍の若きパイロット、ディミトリ・ソコフ大尉は、分離派の侵攻に対する迎撃作戦に出撃する。
不穏当な動きを見せる中東情勢を鑑み、イギリス海軍はスコットランド海軍との合同演習を行う。期待の新人、コリン・マンロー中尉も参加するその演習の最中、演習区域内に所属不明の民間機が侵入して来る……。
本作独自のアシストシステムを活用すれば、近未来の技術を活かしたさまざまなサポートを受けられる。周囲の状況を移す戦術マップの表示や、電子制御によって失速やエンジンストールがしにくくなるなどの恩恵を受けられるぞ。
アシストをOFF状態にすると、ONの状態のときに受けられるサポート機能がいっさい受けられなくなる。しかし、機体の性能を限界まで引き出すことが可能となるため、機体の急上昇や急下降、急旋回などといった機敏でトリッキーな動きが可能となるのだ。
↑僚機と敵機が色分けされてマップに表示されるので、激しい空戦の最中でも、周囲の戦況を把握しやすい。
↑アシストONの状態で使用できるERSゲートは、着陸や空中給油の際に、最適な飛行ルートを緑色のゲートで表示してくれる機能。ゲート通りに進めば、安全に着陸や給油が行えるのだ。
↑アシストOFF時は、機体を少し遠目から見るビューに切り替わるため、より周囲の状況を把握しやすくなる。急なミサイル回避や、近くに迫った敵の追尾を振り切るには最適と言えるだろう。
本作で新設されたのは、機体の離着陸操作だ。基地から飛び立ち、基地に無事帰還するまでが本当のミッションという原則に則り、すべての過程を体験することができるのだ。ドッグファイトが終了しても、基地に帰るまで任務は終わらないので、つねに緊張感を持ってプレイすることができるぞ。
↑離陸時は滑走路で加速し、一定の速度以上になったらピッチアップで離陸しよう。
↑着陸時は、ERSで滑走路までのルートを取り、速度を落として着陸装置を下ろす。そして、機体を水平にして着地しよう。
本作では、前作を上回るバリエーションの多彩なミッションが追加されている。夜間に行われるナイトビジョンミッションを始めとして、初登場の無人航空機やガンシップを使ったミッション、また空中で給油を行うミッションなど、さまざまなパターンが用意されているぞ。
武装UAVと呼ばれる無人航空機での探索ミッション。遠隔操作で敵基地に侵入し、探索などの隠密ミッションを行うことができる。速やかに情報を探るのだ!
ミッションとミッションのあいだに、戦闘機に空中給油を行うミッション。前方を飛ぶ給油機に近づいて、機体の給油ポイントを近づけて給しよう。
↑→給油体制に入るには、ERSゲートを利用するのがオススメ。時間制限があるので、給油機と平行にやや右後ろの位置を保ちながら、ノズルに近づこう。
滞空しての範囲爆撃などが可能な、ガンシップによるミッションも追加された。爽快感溢れる、ガンシップならではの攻撃を味わおう。
←↑仲間を追っている敵部隊を、高度から爆撃だ! 標的によって、機銃や爆撃など、攻撃方法を変えていこう。
『H.A.W.X.2』の体験版では、製品版で楽しめるミッションを抜粋してお届け。山岳地帯で敵とドッグファイトを繰り広げ、空中給油が行えるミッション、ナイトビジョンゴーグルを使っての精密爆撃や離着陸を体験できるミッションで構成されている。もちろん前作から引き継いだ“アシストON/OFF”でのドッグファイトを展開することも可能だ!
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