『フロントミッション』シリーズでおなじみのバトルスキルは、本作でも健在。ヴァンツァーに搭載する各武器には、最大で3つのスロットが設定されている。このスロットにさまざまなスキルをセットする仕組みだ。セット可能なスキルの種類は、ストーリーを進めたり、オンラインでは階級を上げると増える。
スキルが発動すると、搭載武器の隣りにアイコンが表示される。オレンジ色の半円のゲージはスキル効果の発動時間で、徐々に減っていく仕組みだ。
各種スキルには1〜3のレベルがあり、高レベルのスキルほど効果が高く、セットに必要なスロット数も多くなる。低レベルのスキルなら、複数同時にセット可能。好みで選んでいこう。
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着弾時に燃え上がって、追加ダメージを与えることができるスキル |
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ショットガンの射程を伸ばしつつ、弾丸の拡散を抑えることができる |
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敵のヴァンツァーが使用する武器の命中精度を低下させることができる |
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ミサイルの発射までにかかるロックオン時間を短縮する効果がある |
主人公が搭乗するヴァンツァーには、E.D.G.E.と呼ばれる特殊なシステムが搭載されている。これは、パイロットの反射神経などの感覚を高めるというもの。プレイ中に発動すると、周囲の動きがスローモーションとなって、敵の攻撃を回避しやすくなるのだ。混戦や奇襲を受けたときに役立つぞ。ただし、パイロットの安全性にはまだ問題がある。アデラ(登場キャラクターのページを参照)は、このシステムの実験中に起きた事故が原因で、過去の一部の記憶を失った。
水色の半円ゲージが25%溜まるとE.D.G.E.を使用できる。周囲の動作はスローとなり、敵味方が色分けされて判別しやすくなるのだ。75%以上で使用すると、さらに効果が高まるぞ。
本作は、ヴァンツァーに乗ってさまざまな戦場(ステージ)で戦うTPS(3人称視点シューティング)。プレイヤーが操作するヴァンツァーが指定された目標地点に到達すると、ストーリーが進展して、つぎの目標地点が表示されるぞ。ただし、目的地に着くまでには、敵対勢力との戦闘は避けられない。近接攻撃を仕掛けてくるヴァンツァーや、遠くから狙撃してくるヴァンツァーなど、さまざまな敵が登場し、プレイヤーの行く手を阻んでくるぞ。す速く撃破するか、戦闘を避け迂回するかなど、状況に応じて判断し、目標地点へと向かうのだ。
両腕と両肩の計4ヵ所に搭載した武器の種類と、残りの弾数を表す。弾がなくなれば当然使用できない。ただし、腕に搭載できる格闘武器は、残弾が表示されず、くり返し攻撃することが可能だ。
胴、右腕、左腕、脚の各部位の装甲状態などを表示。円状の黄ゲージはバックパック(背中に装備する特殊な武装)を使用するためのエネルギー残量を表している。
ステージに設定された目標地点や方角を黄色いマークで表示。敵や味方の機体の位置も表示される。
シングルキャンペーンのみ、ヴァンツァーを降りて、歩兵として戦う場面がある。ただし、敵歩兵のみならず、敵ヴァンツァーと戦闘を行うことがあるのだ。ヴァンツァーは巨大、かつ強力なので、歩兵の身では到底かなわない。遮蔽物を利用しながら戦うなど、工夫が必要だ。
シングルキャンペーンでは、お金を稼いでパーツを購入し、自機をカスタマイズすることが可能だ。機体を構成する胴、右腕、左腕、脚の4部位と、さまざまな機能を持ったバックパック。そして、右肩、左肩、右腕、左腕の4ヵ所に武器を搭載できるぞ。また、ヴァンツァーを自由に塗装することも可能。性能だけでなく、迷彩も自分好みにカスタマイズできるのだ。