バンダイナムコゲームスの『鉄拳タッグトーナメント2』とコーエーテクモゲームスの『デッド オア アライブ5』。今回の特集記事では、この秋プレイステーション3を盛り上げる3D対戦格闘ゲーム2タイトルの魅力を全4回にわたってたっぷりとお届けする。
全世界で累計出荷本数800万本を誇る人気対戦3D対戦格闘ゲーム『デッド オア アライブ』シリーズ。かすみやあやねを始めとした多数の美しい女性キャラクターや、独自のシステムである“ホールド”を絡めた対戦がアツい作品だ。そのナンバリングタイトル最新作『5』が約7年ぶりにプレイステーション3で登場する。ステージそのものがダメージを受ける危険地帯となる“デンジャー”が、より迫力をました“ダイナミックアトラクション”へと進化するなど、格闘エンターテインメントをテーマに数多くの要素が意欲的に導入されているのだ。
『デッド オア アライブ』シリーズならではのバトル要素として、打撃、投げ、ホールドによる3すくみの攻防がある。打撃は投げに勝り、投げはホールドに勝り、ホールドは打撃に勝る。さらに、強弱関係で勝る業を当てると、攻撃が“ハイカウンター”となり、相手に大ダメージを与えられる。この3すくみの攻防が『デッド オア アライブ』シリーズが、根強い人気を誇る特徴のひとつなのだ。目まぐるしく変化する状況の中で、相手との読み合いに勝ち、大ダメージを与えたときの爽快感は格別だ。
本作のバトルステージには、多数のギミックが用意されている。その中には、利用することでダメージを与えられる危険地帯“デンジャーゾーン”や、それを進化させた“ダイナミックアトラクション”といったギミックもある。どれも演出が凝っており、見た目にも楽しめるのだ。
上層と下層に分かれているステージでは、デンジャーゾーンに敵をぶつけると、キャラクターがステージの端につかまることがある。この状態は“崖っぷちデンジャー”と呼ばれ、打撃と投げによる読み合いが発生するのだ。追撃側が駆け引きに勝つことで、大ダメージを与えられるぞ。
デンジャーゾーンの中でもとくに派手なアクションが起きる“ダイナミックアトラクション”。ヘリコプターを撃墜させるなど、映画のクライマックスシーンを思わせる、まさに格闘エンターテインメントの名にふさわしい要素となっている。
体力が50%以下になると、相手を好きな方向に吹き飛ばせる“パワーブロウが使えるようになる。これを利用して相手をデンジャーゾーンにぶつければ、相手の体力を一気に奪うことができるのだ。
本作には、かすみやあやねといったセクシーで美しい女性キャラクターや、リュウ・ハヤブサやハヤテといった屈強な男性キャラクターが、総勢20名以上登場する。個性的なこれらのメンバーに、リグとミラという新キャラクターも加わっているぞ。新たな格闘家の参戦で闘いはさらにヒートアップ!
かつて社会現象を巻き起こしたほどの超人気3D対戦格闘ゲーム『バーチャファイター』シリーズとのコラボレーションが実現。同シリーズからアキラ、サラ、パイの3名が本作に登場し、『デッド オア アライブ』のキャラクターたちとともにバトルをくり広げるのだ。なお、『バーチャファイター』のキャラクターの操作感は忠実に再現されており、『バーチャファイター』シリーズでアキラたちをプレイしたことのある人ならば、違和感なく遊べるはずだ。