3Dになったグラフィックも迫力があった

 2004年(平成16年)3月25日は、プレイステーション2(PS2)用ソフト『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』が発売された日。本日で20周年の節目を迎えました。

 本作は、1992年9月27日にスーパーファミコンで発売された同タイトルのリメイク作。グラフィックが3Dになり、モンスターにモーションがついたほか、音楽がNHK交響楽団によるオーケストラ音源になっているなど大幅にスケールアップしています。

 ストーリーはオリジナル版を踏襲しつつ、幼少時代にフローラが登場したり宿敵であるゲマのイベントが追加されていたり、ところどころに変化があって新鮮な気持ちで楽しめます。また、仲間と会話できるシステムも追加され、サンチョやピピンといったキャラクターにも個性が増して、より愛着が持てるようになりました。

PS2版『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』20周年。戦闘参加人数や仲間にできるモンスターの種類が増えているすばらしいリメイク。さくらみこさんや兎田ぺこらさんの実況動画で知っている人も多い?【今日は何の日?】
PS2版『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』20周年。戦闘参加人数や仲間にできるモンスターの種類が増えているすばらしいリメイク。さくらみこさんや兎田ぺこらさんの実況動画で知っている人も多い?【今日は何の日?】
PS2版『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』20周年。戦闘参加人数や仲間にできるモンスターの種類が増えているすばらしいリメイク。さくらみこさんや兎田ぺこらさんの実況動画で知っている人も多い?【今日は何の日?】

 『ドラゴンクエストV』といえばモンスターを仲間にできるのが大きな特徴で、PS2版はその種類も増えています。個人的には“おばけキャンドル”や“ガップリン”といった幼少期に登場したモンスターが仲間にできるのがうれしかったです。幼少期に登場したモンスターを仲間にできるのは冒険の後半となっており、「仲間になる時期が早ければ……」と思ったりしつつも、そういった部分も含めて感慨深かったですね。また、ザイルやブオーンといったイベントで戦った敵が仲間にできる点もオリジナルをプレイしているユーザーからするとテンションの上がるポイントでした。

 戦闘参加人数も3人から4人に増加し、パーティ編成の自由度が増しました。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、もっともつながりの強い“あの4人”でパーティを組めるのはグッときましたね。

PS2版『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』20周年。戦闘参加人数や仲間にできるモンスターの種類が増えているすばらしいリメイク。さくらみこさんや兎田ぺこらさんの実況動画で知っている人も多い?【今日は何の日?】
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PS2版『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』20周年。戦闘参加人数や仲間にできるモンスターの種類が増えているすばらしいリメイク。さくらみこさんや兎田ぺこらさんの実況動画で知っている人も多い?【今日は何の日?】
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 スーパーファミコン版よりも演出がスケールアップしていることや、仲間モンスターが増加していることなどから、配信者のゲーム実況でも人気に。ホロライブのさくらみこさんや兎田ぺこらさん、雪花ラミィさんは人生初めての「ドラゴンクエスト」シリーズとして本作をプレイしています。「ドラゴンクエスト」とともに育ってきたおっさんの自分には初見の反応が新鮮に見えて、それらの配信も楽しめました。

 いま『ドラゴンクエストV』を遊ぶなら、ニンテンドーDS版がもとになっているスマートフォン版が手に取りやすいですが、PS2版にはPS2版ならではの魅力もたっぷり。PS2本体とパッケージソフトを用意する必要がありますが、ぜひ遊んでみてほしいです!

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