D4エンタープライズは、レトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”にて『38万キロの虚空(PC-9801・Windows11対応版)』を配信開始した。

 1989年にリリースされたアドベンチャーゲーム。プレイヤーは社会部記者・相場謙となり、取材を行ってスペースコロニーの闇に迫っていく。

以下、リリースを引用

<News>レトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』2024年3月12日に『38万キロの虚空(PC-9801・Windows11対応版)』をリリース

2024年3月12日、レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行なっている株式会社D4エンタープライズ(本社・東京都中央区代表取締役・鈴木直人)は、同社が運営するレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』において、新規コンテンツ『38万キロの虚空(PC-9801・Windows11対応版)』のリリースを開始しました。

『38万キロの虚空』(PC-9801・Windows11対応版)がプロジェクトEGGにて本日(3/12)配信。スペースコロニーの闇を暴くアドベンチャーゲーム
『38万キロの虚空』(PC-9801・Windows11対応版)がプロジェクトEGGにて本日(3/12)配信。スペースコロニーの闇を暴くアドベンチャーゲーム
『38万キロの虚空』(PC-9801・Windows11対応版)がプロジェクトEGGにて本日(3/12)配信。スペースコロニーの闇を暴くアドベンチャーゲーム
『38万キロの虚空』(PC-9801・Windows11対応版)がプロジェクトEGGにて本日(3/12)配信。スペースコロニーの闇を暴くアドベンチャーゲーム

社会派記者「相場謙」となってスペースコロニーの闇に迫れ!
ユニークなコマンド選択が特徴のシリアスSFアドベンチャー!

  • タイトル:38万キロの虚空(PC-9801・Windows11対応版)
  • ジャンル:アドベンチャー
  • メーカー:システムサコム
  • オリジナル版発売年:1989年
  • 配信サイト

38万キロの虚空 for PC-9801(38 man Kiro no Kokū / 80's japanese old pc game)

  • 発売日:2024年3月12日
  • 価格:550円
  • 特典:当時の説明書をPDF収録
『38万キロの虚空』(PC-9801・Windows11対応版)がプロジェクトEGGにて本日(3/12)配信。スペースコロニーの闇を暴くアドベンチャーゲーム

 西暦2049年。地球人口は増加の一途を辿り、まさに飽和状態をむかえていた。増え続ける人口に対し、居住可能土地面積は増えることはなく、超高層化された住宅施設にも限界があった。そして住環境以外にも、増大した人類の生活を支えるための資源の枯渇、自動化された産業構造の結果の失業者増など、地球はもはや閉鎖系の一環境の限界に達してしまったのである。この状況を打破するために世界各国が共同で開始した事業、それが宇宙植民計画である。「38万キロの虚空」を起動したその時が、あなたの異次元への旅の出発となることでしょう。
 本作は1989年にリリースされたアドベンチャーゲーム。システムサコムのノベルウェアシリーズの第5弾で、『ドーム』『シャティ』などの路線を踏襲した、シリアスタッチの近未来SFストーリーが楽しめます。
 プレイヤーはONNの社会部記者「相場謙」となって、人類初のスペースコロニーのオープニングセレモニーの事前取材を行います。当初はそのの安全性や問題を取材していくのですが、突如事件なども発生し、やがてスペースコロニーをテーマにした陰謀劇へと巻き込まれていきます。
 アドベンチャーゲームとしては少々ユニークなシステムを採用。本作では従来のアドベンチャーゲームのようにシンプルな「行動」+「名詞」の組み合わせではなく、自分の状況に合わせて用意された具体的な行動やセリフ、もしくは批判的/好意的/中立的といった選択肢によって物語は進行します。このシステムのお陰でシナリオへの没入感も抜群です!ぜひ本作ならではの大人のSFストーリーを堪能してください。なお本作は日本で初めて「MIDI音源(MT32)」に対応したゲームとしても知られています。

※今回の配信版では「MIDI音源(MT32)」に対応しておりませんので、予めご了承ください。

『プロジェクトEGG』とは

 PC-9801、FM-7、X1など様々なプラットフォームが存在していた1980年代。この時期に発売されたPCゲームは、今のエンタテインメントに大きな影響を与えました。しかし記録メディアの劣化やプラットフォームなどの変化により、それらは次第に遊べなくなっています。
 D4エンタープライズではレトロゲームを文化遺産のひとつと捉え、『プロジェクトEGG』を発足。ゲームコンテンツ、ハードウェア、開発者、そしてレトロゲームを愛する皆さまへのリスペクトを忘れず、いつまでもレトロゲームが楽しめるよう、真摯に取り組んでまいります。