2023年11月17日(金)、Sensor Towerは『ポケモン GO』、『IdentityV 第五人格』といった人気スマホ向け82タイトルの世界IAP収益が5年連続150億円を超える結果となったことを発表した。

 また、高収益人気モバイルゲームの特徴と傾向も公開。これらのゲームの70%以上はアメリカや世界の市場をターゲットにしている。

 そのほか、『パズル&ドラゴンズ』(パズドラ)などのRPG、『アークナイツ』などのストラテジージャンルが人気タイトルで最も多いカテゴリだった。

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以下、リリースを引用

2023年世界の年間収益が1億ドルを超える高収益人気モバイルゲームの特徴と傾向

高収益人気モバイルゲーム82タイトルの世界IAP収益が5年連続1億ドルを超える

2019年以降、モバイルゲーム82タイトルの世界収益が5年連続1億ドルを超えています。2023年10月末現在、これらのモバイルゲーム82タイトルの世界累計収益は合計で2,200億ドルを超えており、長期的な優位性を維持していることがわかります。

『ポケモン GO』『第五人格』といった人気スマホ82タイトルの世界IAP収益が5年連続1億超え。これらのゲームの70%以上はアメリカや世界の市場をターゲットに

アメリカや世界の市場をターゲットとする高収益人気モバイルゲームが70%を超える

高収益人気モバイルゲーム82タイトルがターゲットとする市場は、それぞれ異なっています。このうち30タイトルの収益は世界の市場に分散し、28タイトルの収益は主にアメリカからもたらされています。また、12タイトルが日本市場、9タイトルが中国市場をターゲットにしています。

『ポケモン GO』『第五人格』といった人気スマホ82タイトルの世界IAP収益が5年連続1億超え。これらのゲームの70%以上はアメリカや世界の市場をターゲットに

高収益人気モバイルゲーム市場で可能性が最も大きいカテゴリはストラテジーとRPG

2019年以降、高収益人気モバイルゲームにおいてタイトル数が最も多いカテゴリは、ストラテジーの17タイトルとRPGの20タイトルです。同時に、高収益人気モバイルゲームはこの2つのカテゴリでその実力を最大に発揮し、年間平均収益の合計はストラテジーが79億ドル、RPGが72億ドルに達しています。

『ポケモン GO』『第五人格』といった人気スマホ82タイトルの世界IAP収益が5年連続1億超え。これらのゲームの70%以上はアメリカや世界の市場をターゲットに

高収益人気モバイルゲームの広告費はアメリカ市場で多い

高収益人気モバイルゲームは、リーダー的地位を維持するため、アメリカ市場で大量の広告費を投入ししています。Sensor Towerのデジタル広告分析プラットフォームPathmaticsのデータによると、Plarium Globalは『RAID: Shadow Legends』のために、アメリカ市場で過去1年間に8,000万ドルを超える広告費を投じたとされています。

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Tencent、Playrixなどのパブリッシャーは高収益人気モバイルゲームを数多くリリース

高収益人気モバイルゲームの研究開発やリリースの面では、Tencent、Playrix、Activision Blizzardなどのパブリッシャーが高い競争力を有しています。Tencentがリリースする『王者栄耀』『PUBG MOBILE』を始めとする高収益人気モバイルゲーム5タイトルは、年間平均52億ドルの収益をパブリッシャーにもたらしました。

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