エレクトロニック・アーツが、世界ラリー選手権（WRC）の公式レースゲーム『EA SPORTS WRC』を発表した。対応プラットフォームはプレイステーション5/Xbox Series X|S/PCで、2023年11月3日発売予定。予約者には3日間のアーリーアクセスが提供される。
本作を開発するのは、傘下に収めた旧コードマスターズの『DiRT Rally』シリーズの開発チーム。ゲームエンジンにはUnreal Engine 5を採用し、クロスプラットフォームな32人対戦にも対応する。
またゲームにはWRC公式ゲームとして、WRCの18のロケーションと全長で600キロメートルとなるアスファルト・グラベル・雪道のコースを収録。さらにWRC・WRC2・ジュニアWRCに参戦している10車種のマシンに加えて、60年のラリーの歴史を彩ってきた68車種を収録するとのこと。公式サイトの車種リストにはスバル インプレッサ 1998などが挙がっている。
機能面では、オフロードのドライビング感覚を再現する“ダイナミック・ハンドリング・システム”が売りのひとつ。これは自身がラリードライバーでもあるゲームデザイナーのジョン・アームストロング氏をはじめとするドライバーたちのフィードバックをもとにコードマスターズが磨いてきた技術を改良したものだという。プロ仕様の設定を選択できる一方、新規プレイヤーがオフロードのチャレンジを極めていくためにやりやすい所からカスタマイズしていくこともできるとか。
そして、現代のラリーカーを自分で作り出すビルダー機能も搭載。シャーシ、ボディ、各種パーツをエディターで組み合わせて作り込んでいけるとのこと。
なおプレイステーション5/Xbox Series X|S版は国内プラットフォームでも予約受付中。PC版はSteam版とEA App版では日本語対応が記載されていないが、Epic Gamesストアでは音声・テキストともに日本語対応という表記となっている。
