コスプレイベントといえば、会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のゲームやアニメ、漫画、映画などを分析できるところも、参加するうえでの楽しみのひとつ。2023年4月29日・30日に幕張メッセで開催された‟ニコニコ超会議2023”にも、大勢のコスプレイヤーが集結。コスプレ衣装のまま出展ブースやステージを見て回り、“ニコ超”を満喫している姿が各所で見られた。
参加者の衣装を見てみると、ゲームでは『勝利の女神:NIKKE』や2023年6月2日発売予定の『ストリートファイター6』など、話題作のコスプレが人気で、これらのキャラクターに扮したレイヤーが勢ぞろい。
ほかにも『Fate/Grand Order』や『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』、『ファイナルファンタジーVII リメイク』、『リーグ・オブ・レジェンド』、『ダンガンロンパ』シリーズなど、新旧さまざまなゲームのキャラクターが一堂に会し、写真撮影や交流を楽しんでいた。
一方、アニメ作品のコスプレでは『推しの子』が人気で、同作のヒロイン・星野アイに扮するレイヤーが大勢参加。映画では『THE FIRST SLAM DUNK』や『シン・仮面ライダー』などが人気で、なかには異なる作品のキャラクター同士で集まり、ツーショットや集合写真の撮影を堪能しているグループもいた。
2日間で11万8797人が来場し、完全復活にふさわしい盛り上がりを見せた‟ニコニコ超会議2023”。
こちらに続き、7月30日には‟ワンダーフェスティバル2023[夏]”(幕張メッセにて開催)、8月4~6日には‟世界コスプレサミット2023”(愛知県名古屋市内・オアシス21などで開催)、8月12日・13日には‟コミックマーケット102”(東京ビッグサイトにて開催)と、これから夏にかけて、コスプレも楽しめる大型イベントは全国で多数控えている。
はたしてこれらの会場では、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか? そうした点にも注意しながら、最新のゲームやアニメをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ。