本日2022年12月15日、Matagameは、ダークファンタジー『Abyss World(アビスワールド)』の情報を初公開した。

 本作は、第三人称によるアクションRPG。プレイヤーは広大なノニディアの大陸で“古い潮”を探索し、その秘密を掘り下げ、冥界の脅威に挑み、さまざまな物語を体験していくことになる。対応プラットフォームはプレイステーション5とPC。発売時期は2023年を予定しているとのことだ。

『Abyss World(アビスワールド)』公式サイト

以下、リリースを引用

 2022年12月15日、Matagameは、Unreal Engine 5を使用して開発された、ダークファンタジー風のアクションRPG作品『アビスワールド』の情報を初公開しました。

ダークファンタジーアクションRPG『アビスワールド』の最新動画が解禁。広大なノニディアの大陸で“古い潮”を探索し、冥界の脅威に挑む

 本作の舞台は、「ノルディニア」というファンタジーの世界です。この世界では、魂は「古い潮流」に乗って海の向こう側にたどり着く定めにありますが、ある事件をきっかけに、「古い潮流」が消えてしまいました。そして魂たちが海の向こう側に行けなくなると、世界は冥海に侵蝕され、徐々に闇の底へと荒廃していきます。冥海の闇から世界を救うため、プレイヤーは謎を探し求め、世界に隠された秘密を解き明かしていきます。

 ファンタジー風のアクションゲームとして、本作では、小型のモンスターから巨大なボスまで、様々な敵が登場します。これらの敵は主に人型をしていますが、手足などが歪むモンスターであることには間違いありません。おそらくストーリー背景にある世界の均衡を破った「火盗み」事件と関係があるかもしれません。

ダークファンタジーアクションRPG『アビスワールド』の最新動画が解禁。広大なノニディアの大陸で“古い潮”を探索し、冥界の脅威に挑む
ダークファンタジーアクションRPG『アビスワールド』の最新動画が解禁。広大なノニディアの大陸で“古い潮”を探索し、冥界の脅威に挑む

 本作のアートスタイルは全体的にリアル風で、モンスターや装備品、建物などのデザインに非常に凝っています。

ダークファンタジーアクションRPG『アビスワールド』の最新動画が解禁。広大なノニディアの大陸で“古い潮”を探索し、冥界の脅威に挑む

 ステージデザインについて、本作には、ゴシック様式の建物や庭院が存在するほか、荒野や森、洞窟などの比較的オープンなマップも用意されています。庭院を徘徊するモンスターは、箱庭ゲームを思わせる要素である一方、荒野や森などのマップは、オープンワールド的な要素も示唆しているように思えます。

 また、個性的なプレイスタイルとストーリーを持つ、異なるキャラクターを操作してプレイできることも、本作の特色です。本作のステージは、プレイヤーの行動次第で「ダイナミック」に変化していきます。多くのキャラクターの運命もそれに左右され、さらには、ステージの構成も変容していきます。

ダークファンタジーアクションRPG『アビスワールド』の最新動画が解禁。広大なノニディアの大陸で“古い潮”を探索し、冥界の脅威に挑む

 さらに、本作では「古の魂」を集め、その物語を深く掘り下げることで、「魂の都」を建設し、世界の秩序を再建していくという、ある種の育成要素も含んでいます。

ダークファンタジーアクションRPG『アビスワールド』の最新動画が解禁。広大なノニディアの大陸で“古い潮”を探索し、冥界の脅威に挑む

 現時点で公開された内容からは、『アビスワールド』のゲームプレイの全容を把握することはできませんが、それでも、本作のダークファンタジーな世界観と、一部のステージの箱庭的なデザインを窺うことができます。

 また、本作では異なるキャラクターを操作できるため、プレイ体験には、比較的一貫性が見られ、ストーリーテリングの手法を使用しすぎることもないでしょう。さらに、本作の経営育成要素は、同種類のアクションRPG作品とは一線を画す大きな特徴の一つでもあります。プレイヤーは、「魂の都」を通じて、キャラクターたちの物語を知ることができますが、異なるキャラクターを操作してプレイできる仕組みも、この設定と関係があるようです。

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 全体的に、Unreal Engine 5で開発されたアクションゲームとして、『アビスワールド』は、ハイクオリティーなグラフィックと洗練されたアートスタイルを通じて、私たちに強い印象を与えます。バラエティ豊かなマップデザインや多数のキャラクターの存在も、本作に「ボリューム」があるという点で、開発側の野心を示しているように思えます。今後の情報解禁を通して、『アビスワールド』は、私たちにさらなる驚きをもたらすことでしょう。

 また、本作では異なるキャラクターを操作できるため、プレイ体験には、比較的一貫性が見られ、ストーリーテリングの手法を使用しすぎることもないでしょう。さらに、本作の経営育成要素は、同種類のアクションRPG作品とは一線を画す大きな特徴の一つでもあります。プレイヤーは、「魂の都」を通じて、キャラクターたちの物語を知ることができますが、異なるキャラクターを操作してプレイできる仕組みも、この設定と関係があるようです。