2022年10月28日より、Activision Blizzard Japanからプレイステーション5/プレイステーション4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC向けにリリースされる『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア II』(以下、『CoD:MW2』)。発売まで2ヵ月を切り、オープンベータテストも目前に迫るなど、本作を遊べる日を待ち望んでいるプレイヤーも多くいるはずだ。

 今回は、そんな本作のプレイ解禁に先駆けて、実況・解説者として活躍し、長年に渡って『CoD』シリーズをプレイしてきたk4sen氏、鈴木ノリアキ氏に対談インタビューを実施。『CoD:MW2』に期待することや、初心者へのアドバイス、おふたりの『CoD』デビューについても聞くことができた。

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k4sen(かせん)

『コール オブ デューティ』競技シーンをキャスターとして支えるレジェンド。動画エディター/ゲーム実況者/キャスター/会社経営者/家庭を支える旦那と数々の顔を持つスーパーマン。大好きな妻の唐揚げのカロリーを燃やすため、日夜リングフィットアドベンチャーに精進している。 座右の銘は怒られたらやめたらええねん。

鈴木ノリアキ(すずきのりあき)

2012年ごろからeスポーツに触れ始め、『コール オブ デューティ』でのプロシーンを作り出した第一人者。解説者としても名を馳せ、数々の名シーンを彩る存在として人気を博した。ゲーム以外にも、アニメを始めとするコンテンツに対しての感度も高く、語り出すと止まらない。

ふたりの『CoD』デビューと衝撃的な大会での出会い

――まずは、おふたりが『CoD』と出会ったきっかけを教えてください。

k4sen友だちの家でプレイステーション3版の『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』(以下、『MW2』)を見たのが最初なので、2009年……13年も前ですね。当時はまだプレイステーション3を持っていなくて、オンラインでゲームはしていなかったんですけど、友だちから「これ、オンラインでできるんだぜ」って言われたんです。

それで、何にも知らない僕に“Intervention”っていう、とんでもない性能のスナイパーライフルを使ったクイックショットを1時間くらい見せてきて(笑)。そこから「僕もやるか」ってプレイし始めたら、ドハマりしてしまいました。

――ということは、『MW2』がオンラインゲームデビューのきっかけでもあったんですね。

k4senそうなりますね。ちなみに、当時のキルレ(キルレート)は0.02です(笑)。マルチプレイでドミネーションっていう、陣取りをするモードを初めてやったときに、友だちから「Bの旗がある地点にいればいいよ」って言われて、何もせずにBにいたらどんどんキルレが下がっていきました。

鈴木低すぎでしょ(笑)。撃たなかったの?

k4sen撃たなかった(笑)。

――(笑)。鈴木さんの『CoD』との出会いはいつごろですか?

鈴木僕も『MW2』からなんですけど、購入したのが遅かったので、2011年の『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』(以下、『MW3』)が発売される直前でした。中学校の同級生から「マジでストーリーがおもしろいゲームがあるから、やってほしい」って言われたのがきっかけです。当時はネットの環境がなかったので、キャンペーンをずっとひとりでやりながらおもしろいなって。そこから前作の『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』(以下、『CoD4』)と『MW3』も買って、ストーリーをひと通り楽しみました。

k4senキャンペーンモードはおもしろかったよね!

鈴木うん、衝撃的だった。

――では、しばらくはひとりで楽しんでいたんでしょうか。

鈴木そうですね。しばらくはシングルでプレイしていました。2012年くらいにポケットWi-Fiがうちに来て、これでオンラインができると。マルチプレイはそこからですね。

k4senポケットWi-Fi⁉

鈴木そう。6時間に1回くらいのペースで回線が落ちるんですけど、それで2年間くらいはプレイしていたんじゃないかな……。プレイしているとポケットWi-Fiが熱くなってしまうので、扇風機に固定して風を当てていました。そのときは競技としても『CoD』をやっていたので、スクリム(練習試合)中に回線が落ちてしまうこともありました。

――すごい環境の中でプレイしていたんですね(笑)。

鈴木あのときは、本当にいろいろと迷惑をかけていたと思います。

――ちなみに、おふたりは当時、『CoD』以外だとどんなゲームをプレイされていたんですか?

k4sen僕は『白騎士物語』でチャットばかりしていました。新しいコンテンツが出てきてもすぐに終わらせてしまっていたので、あとはずっとチャットをしていましたね。

――鈴木さんは『CoD』に出会ってからしばらくはシングルで楽しんでいたとのことですが、当時はシングル専用のゲームが好きだったのでしょうか?

鈴木そうですね。『メタルギアソリッド』シリーズとかも大好きで、『CoD』も同じ方向性のゲームなのかなと思ってプレイしたんですけど、マルチプレイを始めてしまって……。

――マルチプレイの沼にハマってしまったと。では、そんなおふたりはどのタイミングで初めて顔を合わせることになったのですか?

k4sen10年前くらいに『MW3』のコミュニティで開催された大会があって、ベスト8のチームがSkype上に集まって表彰されたんですけど、話をしたのはそこが初めてですね。その前にもスクリムで対戦相手として、何度か当たっていたりはしていました。

鈴木僕たちのチームはそんなに強くはなかったんですけど、その大会では運よくベスト8まで上がれて。でも、まわりは強いチームばかりで、8ラウンド先取の試合を8対0で負けてしまったんです。しかも、僕のスコアが0キル8デスで、敵はひとりも倒せなかったのに、味方をひとり倒しちゃったからスコアはマイナスで(笑)。その前代未聞のスコアを、表彰のときにいじってもらったんですよ。

k4senそうだね(笑)。

――そんな衝撃的な出来事がきっかけだったんですね。

鈴木もう、いじってもらわないと立ち直れないスコアだったんで、ありがたかったです。

k4senあれはいまだに伝説でしょ。

鈴木当時を知っている人からは、いまだにそのスコアでいじられます(笑)。

――(笑)。当時のお互いの印象は覚えていますか?

k4senおもしろい子ども。あと、ネットの世界に毒されてたな(笑)。

鈴木まだ16歳くらいでしたからね。インターネットにしか行き場がない子どもになっていたんで。

――鈴木さんからみたk4senさんはどうですか?

鈴木卑怯者ですね。

k4sen(笑)。

――そうなんですか?

鈴木戦いかたが勝つためというより、相手に嫌な思いをさせるためだったんですよね。相手のリスポーン地点の後方でずっと待っていたりとか。だから、戦うたびに「卑怯者!」って言っていました(笑)。

――なるほど(笑)。そこから交流を深めていったんですね。

k4senそうですね。そこから仲よくなっていきました。僕は当時、大阪に住んでいたんですけど、実況者を集めて『CoD』のキャンペーンを3日間かけて最後までプレイするっていう、ニコニコのイベントが東京であったんですよ。そのとき家に泊めてくれて、東京の案内もしてくれました。

鈴木それをきっかけにリアルでも会うようになって、逆に僕も大阪に遊びに行ったときは泊めてもらいましたね。帰りたくなさ過ぎて、1週間くらいいたかな……。

k4senそのときはどこかに行くこともなく、起きてゲームして、牛丼食って寝て……っていうのをずっとくり返していました。

FPS初心者には『CoD』がおすすめ!? 『CoD モダン・ウォーフェアII』k4sen氏×鈴木ノリアキ氏スペシャル対談。『コール オブ デューティ』との出会いやその魅力、初心者へのアドバイスも
FPS初心者には『CoD』がおすすめ!? 『CoD モダン・ウォーフェアII』k4sen氏×鈴木ノリアキ氏スペシャル対談。『コール オブ デューティ』との出会いやその魅力、初心者へのアドバイスも
2009年12月に発売された『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』。2020年には『キャンペーン リマスタード』が配信された。

長くプレイしてきたふたりから見た『CoD』シリーズの魅力とは?

――『CoD』シリーズの魅力はどこだと思いますか?

k4sen圧倒的な接敵数と戦闘量ですね。バトルロイヤル形式みたいな最近のFPS/TPSは、一度のマッチで戦闘になる回数が減っていますけど、『CoD』はマッチごとに100回近く撃ち合うことがあるので。

鈴木僕も接敵回数が多いのは、『CoD』が好きな理由のひとつですね。試合中のテンポもよくて、リスポーン可能なルールだとつねに敵味方が動いているし、各プレイヤーが何かしらやることがあるんですよ。プレイ中、ずっと程よい刺激を得られるのが魅力的だと思います。

k4senあと、いろいろなモードがあって、幅広く遊べるのもいいな。何度もリスポーンできるルールもあれば、一度キルされたら復活できない1ライフが重いルールもあって、さらにバトルロイヤル形式の『コール オブ デューティ ウォーゾーン』もありますから。

鈴木試合を重ねていけば、自分の立ち位置で相手のリスポーン地点を変えたりして、自分たちに有利な戦況に持っていけたりもするので、そういった戦術的な部分も『CoD』の魅力じゃないかな。

――マルチプレイでは多彩なマップも魅力のひとつだと思いますが、お気に入りのマップはありますか?

k4senやっぱり『CoD』の基本でもある、進行ルートが3つある三本線のマップですかね。あと、おもしろいギミックがあるマップもあって、“Express”では走っている電車に轢かれるとデスしちゃうんですよ。そういうマップもいいな。

鈴木僕は『CoD4』のマップを贔屓してしまいますね。“Crash”、“Strike”、“Crossfire”、“Backlot”が好きでした。『MW2』だと“Rust”ですね。狭いマップでつねに敵と撃ち合えるのがよかったです。あとは……。

k4sen“Highrise”でしょ! あそこでまたやりたいな。

鈴木たしかに、“Highrise”は『MW2』でいちばん人気だったかもしれない。

――k4senさんは、“Highrise”に対してとくに思い入れがあるんですね。

k4sen“Highrise”は、ヘリポートとかがあるビルの屋上で戦うんですけど、下側から行ったり、横からも通れたりと進行ルートが多かったんです。試合開始時はひとつのビルを挟んだ両サイドのビルから敵味方が動き出すんですけど、開始早々にスナイパーライフルで狙撃し合ったり、置いてある重機を伝って敵側に突撃したり、いろいろな戦いかたが楽しめましたね。

鈴木そういう意味では、『MW2』は基本の三本線よりも、不思議な形のマップが多かったかも。“Afghan”、“Wasteland”、“Underpass”もおもしろい形をしていたよね。それでもマルチプレイのマップとして成り立っていて、ほかのシリーズでけっこうリメイクもされているので、『MW2』のマップは全体的に人気だったと思います。

――『モダン・ウォーフェア』シリーズ以外でも好きなマップはありますか?

k4senブラックオプス』シリーズは、『モダン・ウォーフェア』シリーズよりも好きなマップが多いかも。なかでも、“Raid”と“Firing range”が二大巨頭で、新作が出るたびにほぼ毎回リメイクされていますね。

鈴木僕は『ブラックオプス』シリーズだと、1作目の“Firing range”と“Summit”が好きですね。

k4sen狭いマップだと“Nuketown”もよくリメイクされています。試合のテンポがすごく早いマップで、“Nuketown”だけのルールなどもあって、それに合わせて経験値が2倍になるキャンペーンがよく開催されるので、そのときはみんな“Nuketown”でばっかり試合をしていました。

鈴木『CoD』は突出して「これはいい!」っていうマップがそんなにあるわけではないけど、全体的にいいマップが多くて遊びやすいのもポイントですね。

FPS初心者には『CoD』がおすすめ!? 『CoD モダン・ウォーフェアII』k4sen氏×鈴木ノリアキ氏スペシャル対談。『コール オブ デューティ』との出会いやその魅力、初心者へのアドバイスも
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――『CoD:MW2』ではどのマップがリメイクされるか、とても楽しみですね。先ほどキャンペーンモードにも惹かれたというお話がありましたが、キャンペーンモードの魅力も教えください。

k4senキャンペーンは、シリーズを通してすべておもしろかったですね。爆発する飛行機の下を車でくぐったりとか、ハリウッドのアクション映画みたいな臨場感で楽しめるのが最高です。

鈴木わかる。しかも、映画だと主人公たちが第三者の視点で撮影されていますけど、『CoD』はFPSなので没入感があって、自分がストーリーを直接体験しているみたいなんですよ。設定もリアリティがあっておもしろいですしね。

k4senとくに『モダン・ウォーフェア』シリーズは、登場するキャラクターも個性的で人気があって、『CoD:MW2』にも登場するプライスは、『CoD』でも有名なキャラクターですし。キャンペーンは『モダン・ウォーフェア』シリーズと『ブラックオプス』シリーズで、また違った魅力があるんですよね。

――『ブラックオプス』シリーズのキャンペーンはどういったところが魅力なんでしょうか?

k4sen『モダン・ウォーフェア』シリーズは、現代の戦争や特殊部隊の戦いが描かれているんですけど、『ブラックオプス』シリーズは方向性が違って、社会や戦争の裏側で任務を遂行していくようなストーリーなので、全体的な雰囲気が暗いんですよ。同じ『CoD』でも方向性が異なるシリーズが毎年交互に発売されていたので、毎年違った気持ちでキャンペーンを楽しめていました。

鈴木ストーリーの展開もシリーズで違ったよね。たとえば『MW3』とかは時系列に物語が進んでいくけど、『コール オブ デューティ ブラックオプス』(以下、『CoD:BO』)はすべてが終わった後から物語が始まって、過去の記憶を呼び起こす形で進行していく特殊な展開なんですよ。だから、最初はどういった物語なのかまったく読めないけど、エンディングに近付くにつれて段々とわかってきておもしろかったですね。

k4sen『CoD:BO』のエンディングはすごかった。

鈴木同じストーリーでリメイクしてほしいよね。

k4sen僕の友だちの中には、キャンペーンのために『CoD』を買う人もいまだにいますし、キャンペーンをプレイするためだけでも十分買う価値はありますよ。

FPS初心者には『CoD』がおすすめ!? 『CoD モダン・ウォーフェアII』k4sen氏×鈴木ノリアキ氏スペシャル対談。『コール オブ デューティ』との出会いやその魅力、初心者へのアドバイスも
FPS初心者には『CoD』がおすすめ!? 『CoD モダン・ウォーフェアII』k4sen氏×鈴木ノリアキ氏スペシャル対談。『コール オブ デューティ』との出会いやその魅力、初心者へのアドバイスも
2010年に発売された『コール オブ デューティ ブラックオプス』。冷戦時代を舞台に、SOGとCIAのスパイであるアレックス・メイソンの回想シーンをベースとしたストーリーが展開。

FPS初心者には『CoD』からプレイしてもらいたい

――まもなく発売される最新作『CoD:MW2』のどんなところに期待されていますか?

k4sen前作『CoD:MW』は、過去の『モダン・ウォーフェア』シリーズのリブートですけど、ストーリーやグラフィックはもちろん、ゲーム体験のクオリティが1ランク上がっていたので、『CoD:MW2』もキャンペーンは気になるし、期待しています。

鈴木僕は武器かな……。旧作の『MW2』って、さっき出てきた“Intervention”も含めてすごく特徴的で、気に入って使っていたファンも多かったと思うんです。そういった武器にまた出会いたいですね。

――旧作『MW2』の要素もある程度盛り込んでほしいと。

鈴木そうですね。武器はもちろんですが、マップやUIデザインなど、新しい要素の中に過去作のDNAも感じられたら、僕のような長くシリーズを遊んでいる人にはうれしいんじゃないかな。

――リブート作品ゆえに期待できそうなポイントではありますね。本作から『CoD』を始めるというプレイヤーもいるかと思いますが、そういう方へ向けてのアドバイスや楽しくプレイするコツなどはありますか?

k4senさっきも言ったように、『CoD』は一度の試合での接敵回数が多くて何度も撃ち合うので、成長スピードも早いと思います。なので、最初はとりあえず前に出ていくのがいいんじゃないかな。

どんどん前に出ていると、「ここまで突っ込んでいくとキルされてしまうから、ここで待ち構えよう」とか、「自分はここで飛び出して撃たれたことがあるから、相手も同じところから出てくるんじゃないか」っていう立ち回りが見えてくるので。何より『CoD』は戦闘が楽しいゲームなので、まずは積極的に突撃していって、負けてもそこから学んでいけばいいと思います。

――積極的に動くのが成長のコツなんですね。

k4senあとマルチプレイには、特定の武器でキルを重ねたりすると報酬がもらえる“チャレンジ”などのやり込み要素もたくさんあって、プロでもすべて達成できている人はそんなにいないと思うんですよ。プレイ中はいくらでもやることがあるので、特定のチャレンジの達成を目指していくと、段々と上手くなっていくはずです。

鈴木突撃に関しては、僕も最初はそうしていたかも……。あと操作に慣れてきて、ミニマップを見る余裕が出てくると、動きかたも変わるんじゃないかな。ミニマップを見ると、味方の位置や敵のリスポーン地点といった情報を読み取れるようになるので、敵が進行してくるルートを予測して、あとはキルするだけになっていくんですよ。なので、操作になれる必要があるんですけど、最近はBOT相手に練習もできるので、操作を覚えてマップを確認しながら戦えるようになると、たぶん成績も急激に上がるんじゃないかなと思います。

k4sen僕らみたいにずっと『CoD』をプレイしていると、ぜんぜん知らない新しいマップが出てきても、相手の大体のリスポーン地点がわかるようになってくるんですよ。

鈴木そうだね。キルされてどのあたりにリスポーンするかで、そこから相手のリスポーン地点も予測できるようになりますよ。

――なるほど。

鈴木でも、いちばんは楽しくプレイすることですね。上手くやろうとしすぎて上手くできないとストレスが溜まるばかりなので。

k4senだから、いっしょに楽しくできるフレンドがいるといいかもしれないですね。

鈴木チーム戦だけど、足を引っ張っているとか感じることはほとんどないからね。ルールによっては大人数で戦うものもあるので、誰がキルしている、していないとかは気になりません。それに、短時間で何度も試合できるので、そもそも勝ち負けにこだわる人はそんなにいないと思います。

k4sen最近は、マッチごとに緊張感をつねに持ってプレイしなきゃいけないゲームも多いので、気軽にプレイしながら上手くなっていくという点では、オススメのゲームでもあります。

――初心者向けのFPSでもあるということですね。

鈴木そうですね。FPSをやったことがない人に、すごくオススメできるゲームです。僕自身、『CoD』からFPSを始めてよかったって思っていますから。

k4senFPSはガチで『CoD』から始めてもらいたいです。FPSの動きや立ち回りを全部覚えられるもん。いまのゲーム界隈でも、プロも含めて『CoD』からFPSを始めましたっていう人が多いんですよ。『Apex Legends』のプロから「『CoD』やっていました」、「『CoD』の配信を見ていました」って言われたこともありますし。

鈴木これから始める人のアドバイスではないですけど、『CoD』はFPS初心者向きだよっていうことを、いちばん伝えたいですね。

k4sen『CoD』はシリーズがたくさん出ているからハードルを感じる人も多いと思うけど、ハードルはFPSの中でもじつはいちばん低い!

鈴木キルレ0.02の人でも楽しく遊べるゲームだからね(笑)。

k4senそうそう(笑)。

『ウォーゾーン』から変わり始めた『CoD』

――長年『CoD』シーンを見てきたおふたりにお聞きしたいのですが、いまの『CoD』全体の動きを見て何か思うことなどはありますか。

k4sen『CoD:MW』からの動きではあるんですけど、『ウォーゾーン』が実装されてからの影響は大きかったです。それまでの『CoD』は買い切りのゲームだったので、いっしょに『CoD』をやろうと友だちを誘っても、中高生とかはなかなか手を出しづらかったんですよね。それが『ウォーゾーン』は無料でプレイできるから、日本でも盛り上がっているんですけど、海外の人気は爆発的でした。

それに、携帯端末では『コール オブ デューティ モバイル』が遊べるようになって、気軽さが増して触れてくれるプレイヤーの幅も広がったなと思います。

鈴木たしかに。僕は、プレイヤーのマナーが向上したなと思います。『CoD』が爆発的に売れた時期からプレイしている人はみんな大人になっていると思うので、チャットで汚い言葉が飛び交うような場面も見なくなりました。そういう意味でも、いま『CoD』をやるのはいいんじゃないかなと。

k4senフルプライスのゲームゆえに、そういう人が減っていったのかもしれないね。

――いまがとてもいい環境でもあるんですね。では、最後に『CoD:MW2』が気になっているゲームファンへメッセージをお願いします。

k4senPCだけではなくて、プレイステーションやXboxでもプレイできますし、FPSでこんなにいい環境が用意されているゲームもなかなかないと思うので、ぜひ入門編として『CoD』から始めてくれるとうれしいです。

鈴木僕は最初に『CoD』を買ってから約10年間、ほとんど休みなしにシリーズをプレイしているんですよ。それくらいノンストップで楽しめちゃうゲームなので、皆さん、沼にハマりすぎないように注意してください。本当におもしろいです!

k4sen僕たち、『CoD』に人生を変えられちゃいました!

『CoD:MW2』のオープンベータが9月17日よりスタート

 『CoD:MW2』のオープンベータテストが、2022年9月17日(土)午前2時からスタートする。参加できるプラットフォームの条件や日時は以下の通り。

第1回実施概要
 第1回のオープンベータは、プレイステーション4とプレイステーション5で利用可能で、日本時間9月17日(土)午前2時から9月21日(水)午前2時までの実施予定です。先行予約の有無に関わらず、 プレイステーションプレイヤー全員が参加可能です。また、PlayStation Plusの加入がなくてもアクセスすることができます。

  • 実施期間:9月17日(土)午前2時~9月21日(水)午前2時
  • プラットフォーム:プレイステーション4/プレイステーション5
  • 参加資格:プレイステーションプレイヤー全員(先行予約の有無に関わらず)

第2回実施概要
 第2回は、プレイステーションを含むすべてのコンソールプラットフォームとPCで利用可能で、日本時間9月23日(金)午前2時から9月27日(月)午前2時までの実施予定です。どのプラットフォームでも、友だちやコミュニティといっしょにパーティーを組むことができるクロスプレイが実施されます。

  • 実施期間:9月23日(金)午前2時~9月25日(日)午前2時
  • プラットフォーム:プレイステーション4/プレイステーション5/Xbox/PC
  • 参加資格:プレイステーションプレイヤー全員(先行予約の有無に関わらず)/Xbox、PCプレイヤーで先行予約をした方

※XboxプレイヤーはXbox Live Goldが、PCプレイヤーはBattle.netまたは Steamのアカウントが必要です。

  • 実施期間:日本時間9月25日(日)午前2時~9月27日(火)午前2時
  • プラットフォーム:プレイステーション4/プレイステーション5/Xbox/PC
  • 参加資格:全プレイヤー(プラットフォーム、先行予約の有無に関わらず)