PLAYISMは、Nintendo Switch向けに『ウムランギジェネレーション スペシャルエディション』を2021年6月5日に発売することを明らかにした。価格は2480円[税込]。

 本作は、破滅が迫る世界をフォトグラファーとして生きるサイバーパンクフォトグラフィカルアクション。

 Nintendo Switch版では、ジャイロ機能を利用することで実際のデジタルカメラで撮影しているかのように、本体の移動、回転に合わせてモニター内の景色も変化するシステムが実装される。

以下、リリースを引用

数々のアワードに選出される世界的評価作『ウムランギジェネレーション』、スペシャルエディションとしてNintendo Switchで6月5日リリース決定!

 ゲームパブリッシングブランドの「PLAYISM」(運営:株式会社アクティブゲーミングメディア)は、Steamで発売した、ORIGAME DIGITAL開発のフォトグラフィカルアクションゲーム『ウムランギジェネレーション』を、DLCを含めた「スペシャルエディション」としてNintendo Switchで6月5日に発売することをお知らせいたします。

Switch『ウムランギジェネレーション』スペシャルエディション版が6月5日発売。破滅が迫る世界を撮影するサイバーパンク・フォトグラフィカルアクション

数々のアワードに選ばれる名作が、ついにNintendo Switchに登場

 『ウムランギジェネレーション』は2020年にSteamでリリースしたサイバーパンクフォトグラフィカルアクションゲームです。

 今や多くのゲームに標準搭載されているフォトモードそのものをゲームとして昇華させた本作は、際立ったデザインセンス、世界観とメッセージ性を評価され、数多くの賞を受賞してきました。

主要受賞・ノミネート歴

  • Indie Game Festival 2021 Awards 3部門ノミネート
  • GDC Awards 第21回 ベストデビュー賞 ノミネート ベストビジュアルアート賞 選外佳作 受賞
  • 文化庁メディア芸術祭第24回エンターテインメント部門 新人賞 受賞

Nintendo Switchが本格派のカメラに変身。終末が迫る世界のシャッターチャンスを見逃すな

「赤い空」が示す“破滅が迫る未来”

 『ウムランギジェネレーション』は、「破滅が迫るクソみたいな世界」をフォトグラファーとして生きる、“サイバーパンクフォトグラフィカルアクションゲーム”です。開発者のナフタリ氏はニュージーランドの先住民であるマオリ族で、「ウムランギ」とはマオリ語で「赤い空」を意味します。本作が影響を受けている作品として『ジェットセットラジオ』や、『シン・ゴジラ』などの庵野秀明監督作品を挙げています。

Switch『ウムランギジェネレーション』スペシャルエディション版が6月5日発売。破滅が迫る世界を撮影するサイバーパンク・フォトグラフィカルアクション

 プレイヤー=主人公はニュージーランドのタウランガ市にあるタウランガ運輸で写真家兼配達人として働きながら、危機差し迫る日々を過ごします。頭上を戦闘機が飛び、敵が日常を侵略し、銃声が飛び交い、兵士は傷つき、巨大ロボットが出動し、人類が無駄な抵抗を繰り返す…そんな終わりが近づく日々の中、主人公は各ステージの撮影ミッション「フォトバウンティ」を達成し、指定場所に届けることで報酬を得てごく普通に生きていきます。

 「フォトバウンティ」はステージごとに鳥や看板、風景や友達の写真、射撃用ターゲットや死体袋などの撮影目標が指定され、それをクリアすることで進みます。仕事の報酬として各種レンズや写真現像時のオプション機能が徐々に追加され、果てはローラーブレードでステージを走り回り、空中でのアクロバティックな撮影もできるようになります。かわいい自撮りやスプレーでのイラスト作成も可能。サイバーパンクの世界に浸り、思う存分好きな被写体を好きな加工で撮影しコレクションしてください。

Switch『ウムランギジェネレーション』スペシャルエディション版が6月5日発売。破滅が迫る世界を撮影するサイバーパンク・フォトグラフィカルアクション
ボックスレンズ
Switch『ウムランギジェネレーション』スペシャルエディション版が6月5日発売。破滅が迫る世界を撮影するサイバーパンク・フォトグラフィカルアクション
かわいい自撮り
Switch『ウムランギジェネレーション』スペシャルエディション版が6月5日発売。破滅が迫る世界を撮影するサイバーパンク・フォトグラフィカルアクション
多様なレンズ・加工が可能
Switch『ウムランギジェネレーション』スペシャルエディション版が6月5日発売。破滅が迫る世界を撮影するサイバーパンク・フォトグラフィカルアクション
スプレーアート

Nintendo Switchが本格カメラになる最適化を実施

 Steamでは本編とそのDLC「マクロ」がリリースされましたが、Switch版はそのすべてを併せた“スペシャルエディション”となります。更に、Switch版の開発に際し、開発者が元々これをしたかったと言い続けていた、ジャイロ機能を利用することで実際のデジタルカメラで撮影しているかのように、Switchの移動、回転に合わせてモニター内の景色も変化するシステムが実装されました。

 これで直感的に目標物の撮影や、縦長の構図撮影などが可能になりました。PC版よりも更にアップした「フォトグラフィカルアクションゲーム」の感覚を是非お試しください。

 撮影した写真はその場でSwitchのアルバムに保存されます。ベストショットでも、そこまででもなくても、お気に入りの写真が撮れたらSwitchの画像投稿機能を使って世界にアピールしましょう。

Switch『ウムランギジェネレーション』スペシャルエディション版が6月5日発売。破滅が迫る世界を撮影するサイバーパンク・フォトグラフィカルアクション

プロの写真家も認めるカメラの種類や現像技術の再現度。様々な写真をコレクションしよう

 ゲームを進めるごとに、「広角レンズ」「望遠レンズ」「魚眼レンズ」などの多数のレンズが増えます。写真家がデジタル現像をするかのように「露出」や「カラーバランス」、「彩度」、「コントラスト」、「色収差」などを調整バーで細かく手軽に変えることができます。その場で結果を確認できるので、カメラ入門ツールとして遊びながら学ぶことが出来ます。

 また、現像結果はゲーム内の写真の評価には影響しないため、じっくりと、好き勝手に自分だけの一枚を作ることができます。

Switch『ウムランギジェネレーション』スペシャルエディション版が6月5日発売。破滅が迫る世界を撮影するサイバーパンク・フォトグラフィカルアクション
例:同じ被写体のバランス調整写真
Switch『ウムランギジェネレーション』スペシャルエディション版が6月5日発売。破滅が迫る世界を撮影するサイバーパンク・フォトグラフィカルアクション
Switch『ウムランギジェネレーション』スペシャルエディション版が6月5日発売。破滅が迫る世界を撮影するサイバーパンク・フォトグラフィカルアクション
Switch『ウムランギジェネレーション』スペシャルエディション版が6月5日発売。破滅が迫る世界を撮影するサイバーパンク・フォトグラフィカルアクション

Switch版追加機能:スピードランモード、クリエイティブモード

 ジャイロ機能による直感的な操作に加え、Switch版にはスピードランモードとクリエイティブモードという2つの特別なモードが追加されました。これはそれぞれゲーマーとしてのやりこみと、フォトグラファーとしてのやりこみ欲を満足させてくれます。

 スピードランモードは名前の通り、どれだけ早くステージをクリアできるかを競うモードです。クリア後の結果を保存し、撮影した写真と同様に世界に発信し、まだ見ぬライバルと競い合いましょう。

 クリエイティブモードでは時間や天気まで操作でき、且つランダムで撮影テーマが提示されます。それに沿った写真を目指してもいいし、自分の最高の一枚を追求するのも自由です。それぞれのクリエイティブを突き詰めましょう。

商品概要

  • タイトル:ウムランギジェネレーション スペシャルエディション
  • プラットフォーム:Nintendo Switch
  • 発売日:2021年6月5日(土)予定
  • 価格:2,480円(税込)予定 ※リリースセールで20%OFFの1,980円(税込)予定
  • レーティング:IARC12+
  • ジャンル:サイバーパンクフォトグラフィカルアクションゲーム
  • 対応言語:日本語・英語・簡体字・独語
  • 開発元:ORIGAME DIGITAL
  • 販売元:PLAYISM