『Among Us』は設定に応じてタスクの数や勝敗の付きやすさを変えることができる。集中連載最後となる今回は、そんな設定において熟練度に合わせたおすすめ設定や、プチ隠し要素となるイベントのHat取得方法などをお伝えしていこう。
上級者になるにつれ、よりImpostorが勝ちやすい設定がよい？
まずはゲームの設定項目について見ていこう。設定については、HOSTとなるゲームをクリエイトしたプレイヤーのみ設定ができる。クリエイト後の待合スペースにあるパソコンから“CUSTOMIZE”を選択、メニュータブの中から“Game”を選ぶことで設定することができる。ちなみに、一番上に表示されている“Recommended Settings”が基本となるもので、変更後いつでもこのチェックを入れるとデフォルトに戻すことができるので、気軽に設定変更は行っていこう。
・Confirm Ejects
中級者以上になったらチェックを外す。これは、議論フェーズで追放した際に、その人物がImpostorだったかそうではないかを教えてくれる設定。初心者が多い場合はオンでわかりやすく進めていきながらゲームに慣れるとよい。それ以降は、よりスリリングに、そして仮説を楽しむためにチェックを外してオフにするほうがより楽しめる。
・Anonymous Votes
上記同様。この設定は2020年11月頭のアップデートで導入された。誰が誰に入れたかわからないようにする設定。より深いゲームを楽しむ場合、チェックをオンにするとよい
・Visual Tasks
上記同様。慣れてきた場合はオフがよい。
・Kill Cooldown
Killしてから必要なクールダウンタイム。通常45秒。少し長いので30秒前後がおすすめ。より高度にしたい場合は、より短くするよい
・Payer Speed
プレイヤーの移動スピード。回数を重ねてくると移動スピードに若干もたつきを感じてきたりもする。スピーディーな展開が楽しめるよう、みんなの慣れに合わせて1.25xぐらいがおすすめ。
・Crewmate Vison
視野の広さ。これも慣れに応じて狭くしたほうがより楽しめるが、狭くしすぎては逆効果となるため0.75xがおすすめ。
ほかにも項目があるものの、上記が大まかな変更を考えたほうがよい項目。あとは、参加メンバーの状況や人数に応じてタスクの数やタスク進捗バーの設定変更を行うとよいだろう。
ハロウィンとクリスマスHat集の取得方法
ゲーム中のキャラクターを着飾れるスキンは、オプション課金として増やすことができるが、じつはハロウィンとクリスマスホリデーシーズン時の特別スキンが無料で取得できる隠し要素が存在する。クリスマス向けはPCだけとなるが、ハロウィンスキンはiOS、Android、PCすべてで入手することが可能。
取得方法はとっても簡単で、プレイするマシンの日付を変更するというもの。ハロウィンであれば10月31日（年は任意）、クリスマスは12月25日に変更し、その後ゲームを開始。“LOCAL”の“Create Game”から入手できたか、“CUSTOMIZE”の“Hat”で確認をしよう。成功していたら下の画面の中にあるスキンが追加されている。
なお、一度追加されたら、あとは日付は変更してもスキンは残ったままになるので、できるだけ確認後すぐに端末の日付をもとに戻して、その後改めてゲームを楽しもう（日付がずれているとそのほかのアプリ含めて支障が出る可能性があるため）。
FREE PLAYでの遊びかた・練習方法
始めこそチュートリアルのようなものがあるが、その後CrewmateだけのプレイとなるFREE PLAY。じつはここでは、任意にImpostorになることもできれば、自分の好きなタスクを実行することもできる。つまり、どこにタスクが発生するか、発生したタスクの対応方法などを確認することができるのだ。
やりかたは、まずそれぞれのマップの開始場所近くにあるパソコンから“CUSTOMIZE”を選ぶ。そうするとパソコンを触っているようなウィンドウが表示され、複数のフォルダーと実行ファイルが表示される。
じつはこのフォルダーはすべてそのマップにある部屋名になっていて、そのフォルダーの中にあるファイルは、そこで発生・対処するタスクとなっている。ファイルをクリックすることでマークが付き、実際にそのタスクを行うことができる。また、トップ階層にある“Be_Impostor.exe”がImpostorになるためのファイル。クリックすることでImpostorに変わることができ、再度クリックするとCrewmateに戻ることができる。
マップやタスクの探求を行いたいとき、ぜひともこの練習モードを活用しよう。
今後のアップデートで日本語化と新マップが追加される!?
最後に、今後実装される機能を、開発者が公表しているロードマップとして掲載し、この連載を終えよう。
人気が出たあとは2020年11月まで、おもに爆発的人数になったプレイヤーがふつうにあそべるようなサーバーの調整や不具合修正、バランス調整のたぐいのアップデートが主であった。が、新要素として公開されたのが、“新マップの追加”と“日本語化・ローカライズ“だ。
新マップについては、開発メーカーの最新作をモチーフにしたステージとのことで、これまでよりやや広めのステージになる見込みだ。
日本語化・ローカライズは日本だけでなく全世界に向けて多数追加・対応していくとのことだが、まずつぎに優先するのがフランス語、イタリア語、ドイツ語、オランダ語、ロシア語、ポルトガル語（EU含む）、日本語、フィリピン語（Bisaya）とのこと。
そしてそれらの実装時期についてだが、12月頭時点ではまだ公表はされていないものの、12月中の実装と見られている。10日前後がひとつのポイントと見られており、その際別に簡易なアカウント機能も追加される見込み。状況に応じて実装する項目をずらしたら、時期自体もずれる可能性はあるものの、少なくともこの冬の間には楽しめるはず。
日本語化されるとますます遊びやすくなる『Among Us』。ますます楽しめるゲームになりそうだ。
■筆者：たむ爺
カセットビジョン時代からゲームを触ってきた古の人
