オリコンは、週間“本”ランキング(集計期間:2020年1月27日~2月2日)を公開し、『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴 著)がコミックランキングにおいて史上初となる1位~10位を独占したことを発表した。

 2月7日発表のオリコン週間コミックランキングでは、『鬼滅の刃』第8巻が週間売上14.8万部で同巻初の1位を獲得。

 2位~10位にも7巻、17巻、1巻、9巻、10巻、12巻、11巻、2巻、14巻がランクインし、史上初となる1位~10位を独占した。なお同シリーズは、2019年12月30日付で“同シリーズ作品最多TOP10入り”歴代1位を9作同時TOP10入りで記録しているが、今回で同記録も自己更新した。

『鬼滅の刃』がオリコン漫画ランキングで1~18位を独占。“無限列車編”終盤を描く8巻が初の1位を獲得_01
吾峠呼世晴『⻤滅の刃 8』(集英社/2017年10月4日発売)

 今週付では11位~18位にも、13巻、15巻、3巻、16巻、4巻、5巻、6巻、18巻がランクインし、1位から18位を独占。今週は、公式ファンブック『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録』が前週付43位から21位に上昇。同付週間BOOKランキングでは、ノベライズ第1弾『鬼滅の刃 しあわせの花』が6週連続通算14週目、第2弾『鬼滅の刃 片羽の蝶』が9週連続通算15週目のTOP10入りとなる4位、5位にランクイン。同時TOP10入りは6週連続となった。

 『鬼滅の刃』は、人喰い鬼の棲む世界を舞台に、主人公の少年・竈門炭治郎(かまどたんじろう)と鬼との戦いを描くダークファンタジー。今週2月4日には最新19巻が発売となっており、この発売を目前に、先週は既刊にもさらに注目が集まりセールスを伸ばした。今年はすでに1月から2月前半にかけて舞台公演が行われたほか、劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』の公開が決定している。

※オリコン調べ(2/10付:集計期間:1月27日~2月2日)