2019年9月12日～15日（12日、13日はビジネスデイ）、千葉・幕張メッセにて開催された東京ゲームショウ2019。その最終日、カプコンブースの特設ステージにて『カプコン大人の名作シリーズ』スペシャルステージが開催された。その模様をダイジェストでお届けする。
敵も双子!? 敵の思わぬオチに芸人もびっくり
このステージは2部構成となっており、第1部では“カプコンTV！ファミリー”によるNintendo Switch版『バイオハザード5』、『バイオハザード6』の紹介が、第2部では声優の梅原裕一郎さん、チアキ役の石川界人さんをゲストに迎え『囚われのパルマ』シリーズ3周年スペシャルステージが行われた。
第1部の出演者は、アメリカザリガニの平井善之さん、池田ショコラさん、綾那さん、ザ・たっち、という顔ぶれ。まずは“カプコン 大人の名作シリーズ”全体の紹介が行われる。商会映像を観ながら、「懐かしい！」という声が何度も飛んでいた。
そしてさっそく実機プレイのコーナーに。プレイするのは『バイオハザード6』。Nintendo Switchならではの画面分割プレイに、双子芸人のザ・たっちが挑む。やる気満々のふたりだが、時間が押しているということでボケさせてもらえないままプレイに突入することに……。
実機プレイは、ジェイク編が舞台に。冒頭のジェイクとシェリーの会話シーンでは、『バイオハザード2』から成長した姿で登場したシェリーにキャスト陣が揃って感動していた。さすがのゲーム好きである。
しばらくは流れのままプレイしていたザ・たっちのふたりだが、途中で敵の巨大クリーチャーの股の下をスライディングで抜けるという技“マタドール（股、通る）”を思いつく。もちろん、敵には何のダメージも与えられない、ただの“煽り”なのだが、何度もくり返すうちに失敗してクリーチャーに踏みつけられると会場が大爆笑。
それでもようやく倒せたか……というところで、何と2匹目のクリーチャーが！ 「向こうも双子!?」と思わぬオチにステージ上がずっこけたところでタイムアップとなり、実機プレイは終了した。
分割しても画質は美しいし、とくに不自由を感じることなくプレイできたうえ、思わぬオチもついてザ・たっちのふたりも満足げ。最後にゲーム情報や“TGSセール”の告知が行われ、第1部は終了した。
演技派声優によるドキドキの生演技も……
第2部は『囚われのパルマ』シリーズ3周年スペシャルステージとして、プロデューサーの平林良章氏と、ハルト役の梅原裕一郎さん、チアキ役の石川界人さんが出演。
オープニングトークでは、2019年8月30日で3周年を迎えた『囚われのパルマ』の思い出をゲストふたりに聞くことに。ゲームだけでなく、イベントなどさまざまな展開が行われてきたタイトルだけに、「濃い！」という言葉が何度も飛び出していた。
続いてNintendo Switch版の実機プレイへ。スマートフォンで配信されてきたストーリーが、大きい画面でしかも安価で楽しめるというセールスポイントをアピールしたのち、石川さんがプレイに挑む。舞台は“「囚われのパルマ」シリーズ思い出の面会投票・ハルト部門で1位に輝いた“スペシャル面会 闇に潜む吸血鬼”。主人公のセリフを、石川さんが女性声で読み上げるというサービスに、会場中から歓声が上がっていた。
さらに、一部シナリオで価格改定が行われているスマートフォン版『囚われのパルマ -Refrain-』の実機プレイも行うことに。使われたのは、チアキの夢アプリ。夢アプリとは、本編のプロローグをクリアーすると遊べるようになるミニゲームで、“夢の中のカレ”といちゃいちゃできるというもの。チアキ版では制限時間内にプレッツェルを規定の本数食べることを目指す。“夢”ならではの、本編では見られないチアキの反応に黄色い声がそこかしこから聞こえていた。
そして最後には最新情報の告知も。カプコンカフェやエポスカードとのコラボレーションアイテム、VR新企画の始動と、3つの新情報が飛び出した。ゲーム本編だけでなく、書籍やアーケード、舞台化などさまざまな分野で展開される『囚われのパルマ』シリーズ。4年目に突入したこれからも、ますますの発展を約束してステージは幕を閉じた。
