今度の痛車は“和モダン”テイスト
2017年7月30日に幕張メッセで開催された“ワンダーフェスティバル2017[夏]”のニトロプラスブースで、“すーぱーそに子”最新鋭痛車発表会が行われた。さっそく、その模様をお届けしよう。
発表会ではまず、MC役であるプラスワンの鈴木健介氏が登壇。その呼びかけに続いて、ニトロプラスのプロデューサー・でじたろう氏がステージに登場し、まずはふたりのトークコーナーとなった。
ここでは、“すーぱーそに子”のプロフィールがあらためて紹介されたのち、今回の痛車が誕生したいきさつが語られた。
ちなみに“すーぱーそに子”は、グラビアモデル、ミュージシャン、ゲームへの出演など幅広く活躍する、現役女子大生タレント。ガールズ・スリーピース・バンド“第一宇宙速度”に所属している。今回はデビュー10周年を記念した特別企画として、プラスワンとニトロプラスが協力し、痛車が作成されることとなった。ちなみにこの10年で、フィギュアは138種類リリースされているという。
今回の痛車のプロジェクト名は、“SONICO LC ~Luxury&Charm~”。コンセプトは“すーぱーそに子×The Beauty of Japan”で、ずばり“和モダン”となる。使用車種はトヨタのLexus LCで、でじたろう氏によると、「そに子ちゃんの丸みをイメージした結果」だという。
「車体がフラットなので、絵を貼り付けやすい。痛車にしやすいという点もポイントでしたね」(でじたろう氏)。
“リアルそに子”の登場で会場は大歓声
痛車の説明がひと通り終わったところで、サプライズゲストコーナーに。ここで登場したのは、なんと“すーぱーそに子”に扮した叶美香! まさに、そに子ちゃんを実写化したかのような、“リアルそに子”っぷりに、会場には大きな歓声と拍手が巻き起こった。
叶さん曰く、“すーぱーそに子”のコスプレをするようになったのは、メーカー絡みではなく、ファンからの要望からだという。でじたろう氏も、「のちに見て知って、驚きました。そに子ちゃんのコスプレをする人は多いのですが、圧倒的でしたね」と、その完成度の高さに驚愕したそうだ。ちなみに当日の衣装は、痛車のボンネットに描かれた“すーぱーそに子”を模したものだった。
ゴージャスなサプライズゲストの登場で盛り上がったところで、発表会はエンディングに。ここではゲストへの“サプライズ返し”として、でじたろう氏から叶さんに、イラストレーターが“ファビュラスなそに子”をイメージしたという、特製イラストがプレゼントされた。
そして発表会ではラストに、ゲストのふたりがあいさつとともに今後の展開などを語ってくれた。以下にそのコメントを紹介して、イベントリポートを締めくくろう。
「そに子ちゃんは、今年の10月14日で10周年を迎えます。この痛車をシンボルに、新しい展開もしていきたいと思っています。ぜひ、これからのそに子ちゃんにご注目、ご期待ください!」(でじたろう氏)。
「本日はご招待いただきありがとうございます。いつかはこのクルマにも乗せていただければうれしいです。8月11日のコミケでのブースには、姉といっしょに出る予定です。ぜひみなさん、お越しください」(叶美香)。
◇第一宇宙速度&すーぱーそに子コンプリートアルバム
「FIRST ASTRONOMICAL VEROCITY ~Complete Collection~」
2017年8月11日(金)コミックマーケット92 ニトロプラスブースにて先行発売