ゲームだけでなく、イラストや造形をやる人にもVRをオススメしたい

 Oculus VRが、同社が展開するPC用VRヘッドマウントディスプレイ“Rift”の夏のセールを開始。モーションコントローラー“Touch”とのセットが期間限定で5万円(参考までに米ドルでは399ドル)で販売中だ。

 Oculus Riftは今年のGDCで価格改定が行われ、Touchとのセットは7万6600円(Rift単品では6万3800円)となっていたが、今回のセールではTouch付きで5万円ジャスト。もちろん使用するには相応の処理能力を持つPCが必要なのだが(※)、この値段ならトライしてみたいという人も多いのではないだろうか。(※自分のPCで動作するかは公式サイトでチェックツールが公開されており、ダウンロードして実行することでスペック面の過不足を診断できる)

Oculus RiftとモーションコントローラーTouchのセットが夏の期間限定セールで5万円に。PCでVRを始めるチャンス_01

 対応ゲームはものすごく潤沢というわけではないが、どれを遊ぶか悩むぐらいには結構あるといった感じ(Steamで配信されているゲームにも対応タイトルはある)。ジャンルによって向き不向きはあるのだが、個人的にはFPS/TPSなどの撃ちモノが好きな人は『Robo Recall』や『SUPERHOT VR』や『Damaged Core』などのゲームを、レースゲームやフライトシムなどコックピットモノのゲームが好きな人は『DiRT Rally』、『Project CARS』、『Elite Dangerous』などのVRでのプレイを試してみて欲しい。

 またゲーム以外の分野でもVRによる可能性を感じておくのは有用だと思う。中でもアツいのがアート系ツールのあたり。イラストや造形をやる人はもちろん、下手でも興味がある人は、VR空間に描けるペイントソフト『Tilt Brush』や『Quill』、モデリングツールの『Medium』や『Blocks』などを触れば創造性が刺激されるはずだ。