1位は昨年ドラマでブレイクしたあの武将!?

 コーエーテクモゲームスは、今冬発売予定のNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)、プレイステーション4、PC用ソフト『信長の野望・大志』について、公式サイトで実施した“父親にしたい戦国武将ランキング”の結果を発表した。

 以下、リリースより。


 当社は、今冬発売予定のシリーズ15作目となる最新作『信長の野望・大志』の公式サイトにて、一般の皆様を対象に「信長の野望 意識調査」を実施し、そのアンケート項目において‟父親にしたい戦国武将”に関して調査いたしました。6月18日(日)の「父の日」にちなみ、‟父親にしたい戦国武将”の第 1位から第10位までのランキングと、20代から50代以上までの各世代別の調査結果をあわせて公開いたします。

※『信長の野望・大志』公式サイト

父親にしたい戦国武将ランキング 順位発表

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※画像は前作『信長の野望・創造』シリーズの時のものです。

■第1位(415 票)“表裏比興の者”真田昌幸
昨今のドラマの影響も大きいと思われますが、小勢力ながら自家の存続に奔走し、大大名たちを相手取り勝利を収める戦略家の側面も、立派な父親像として評価されたようです。また家族との不和がない点で家族思いだったはずという意見もあり、優秀な息子たちを育て上げた教育者としての面も多くの方々から支持を受けました。

【真田昌幸を選んだ理由(コメント抜粋)】
・徳川、上杉、北条に囲まれた状態で見事生き残った術や徳川を二度撃退した策を近くで見たい。
・混乱の時代を巧みに生き抜いた武将であり、父親として頼り甲斐があるから。
・なんでも相談に乗ってくれそうで、解決方法を一緒に考え、色々と面倒を見てくれそうで良い。
・才があり謀略に長けているなど戦国武将として優秀で家族を振り回したりしそうだが なんだかんだで一族想いの武将だから。
・子供の個性を殺した逸話が思い当たらないので家族を大事にするんじゃないかと思ったため。
・信幸・幸村という戦国屈指の武将(大名)を育てた武将だから。そして、信幸と幸村の兄弟に なるのも楽しそうだから。
・大河ドラマでかっこよかったから。
・『信長の野望 創造』シリーズでは必ず「夢幻が如く」のシナリオで、真田昌幸でプレイするため、 思い入れが強いから。

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※画像は前作『信長の野望・創造』シリーズの時のものです。

■第2位(356 票)“謀神”毛利元就
父が息子たちを諭すという点で有名なエピソード「三矢の教え」から「良き父親」を連想した方が多く、ランクインしたようです。それ以外にも、家族への文を欠かさない“筆まめ”であった逸話や、夫婦の仲睦まじさも高評価でした。さらに、「地元の武将だから」という理由で投票された方も多く、地元で愛されている武将としても票を伸ばしました。

【毛利元就を選んだ理由(コメント抜粋)】
・三本の矢の話に感動したので。
・三本の矢の教えなど、一族の結束を図って、江戸時代まで続く毛利家の礎を築いたから。
・子供達に宛てた文書が多く残っており、子供達を諌める内容のものもあり立派な父親だと思うから。
・夫婦仲がよかったみたいだし、領民にも優しかったみたいだし、実際に息子達も優秀だったし、その上酒飲みを諌めたりとか、まさに戦国のベストファーザーかと思うので!
・当人の実績はもちろんのこと、息子たちが協力しあって、明治維新まで家を残すことに成功した点は彼の教育の賜物だと思う。
・地元の英雄だから。
・私が広島に住んでいて色々と調べているうちに戦国時代の中で一番頭を使い、家族を縁組等でほぼ無血で安芸の国を支配下に置いた手腕が好きだから。
・色々な意味で聡く賢い父親たりえるから。きっと多くを学べる父親なのではないかと。

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※画像は前作『信長の野望・創造』シリーズの時のものです。

■第3位(308 票)“軍神”上杉謙信
謙信といえば「軍神」という異名をもつほど戦上手であったことはもちろん、戦国随一の「義」に厚いとされる武将としても有名です。そのためか、「現代社会と比較して“義”を学びたい」「人としての生き方や姿勢を教わりたい」という声が多数集まりました。また、謙信は実子を持たず、養子を育てたことでも知られる武将であるため、血縁関係にない子供をしっかり育てるほどに父性があることも評価されました。

【上杉謙信を選んだ理由(コメント抜粋)】
・「義に生きる」とはなんたるかを背中で教えてくれそう。
・上杉謙信は義理堅いと有名で、利より義を重んじる謙信公が好きです。「敵に塩を送る」素敵です。
・昔と違い、今の時代は義理人情が軽視されている。その風潮の中において上杉謙信みたいな人が必要なのではないかと思うから。
・やはり、今の時代「義」に生きづらいからこそ選びました。
・養子の上杉景勝がとても可愛がられていたから、同じようにしてくれそう。
・下剋上が当たり前とされた戦国の世において、義理の息子である景勝や景虎を大層可愛がったという説が残るので。
・戦の勝率9割以上という強さと義を重んじるところ。
・信長の野望で統率力日本一!

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※画像は前作『信長の野望・創造』シリーズの時のものです。

■第4位(306票)“相模の獅子”北条氏康
後北条家の三代目であり、甲相駿三国同盟を結んだことでも知られる氏康。関東一円を治め、かつ善政を敷いたその手腕から、良き父親像を思い起こす方が多くいらっしゃいました。ほかにも家族の結束の固さや、息子兄弟同士の仲の良さも高評価でした。また、日本三大奇襲の1つ河越夜戦での戦ぶりを評価した声も聞かれました。

【北条氏康を選んだ理由(コメント抜粋)】
・仁君で有名であり、一族の結束が比較的強い家系なので、そういう中で育ってみたい。
・領民を大切にする優しさと戦国の世を生き抜く厳しさと智謀があり、親族を大切にするから。
・領民思いの善政を敷き、それだけでなく関東平定を成すほどの牽引力があったから。
・一族の惣領たる器のイメージ、広大な領土を収める政治手腕。大黒柱というにふさわしい印象。
・娘だと、関東で大きい顔ができそうだから。
・信長の野望 Onlineで仕えた君主であり、小田原をあらゆる方法で守り切ったのは家臣の信頼もあっての事であると思います。
・息子世代の仲がいいので、子育てがうまそう。
・河越夜戦の前に今川、武田との戦で挟撃されながらも忍耐強く待ち、攻め急ぐことなく和睦を勝ち取れたところが素晴らしいと思う。

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※画像は最新作『信長の野望・大志』のものです。

■第5位(274票)“第六天魔王”織田信長
信長がもつ先見性や行動力を評価する声や、戦国武将の中で最も尊敬する人物という声もある中で、配下や敵勢力に向ける厳しさに比べて「身内に甘いから」という意見が圧倒数を占めました。自身が子供なら大きな咎めは受けまいと思われた方が多数いらっしゃるようです。また、自分が息子/娘になって、天下統一を果たしてあげたいという「信長の野望」プレイヤーらしい意見も多くありました。

【織田信長を選んだ理由(コメント抜粋)】
・自分が父を支えて天下を取らせたいから。
・共に天下統一を目指したいから。
・なんだかんだで、身内には甘そうなので。
・敵対者や裏切り者には容赦がない印象だけど、信頼を寄せる家臣や家族にはやさしいイメージ。
・息子への要求のハードルが高い割には甘いので、何かチャレンジする場合に支援をしてくれそう。
・部下には厳しいが 子供には 甘い感じがするから。
・身内に優しい。織田信雄さえ親子の縁を切ってない情の深さ。
・1度なら謀反を起こしても許してくれる。
・未来を見せる姿勢と苛烈な行動力。そんな背中を見せられたら、生きる活力が沸いてきそうだから。
・日本史上屈指の天才であるから。
・尊敬している、日本をかえた人物。今の日本もかえてほしい。
・No.1であり、尊敬できるから。

 世代別でみると、どの年代でも真田昌幸がトップ3位内で人気の高さを見せるなか、20代以下では「立花宗茂」「立花道雪」「小早川隆景」など、他の年代では見られない武将も目立ちました。若年層においては、新たなトレンドや、“理想の父親像”が存在しているのかもしれません。

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