地形を利用した戦術や、“別の時間軸”でやり直す救済システムなども注目
宇宙探索ストラテジーゲーム『FTL』を開発したインディーゲームスタジオSubset Gamesが、新作『Into the Breach』を発表した。発売時期は未定で、対応プラットフォームはPC/Mac/Linuxを予定している。
『FTL』は、銀河を悪の手から救うために航行していくストラテジーゲーム。その航海中に起こる戦闘やさまざまなハプニングに対し、時には機関や設備の一時停止なども決断しながら乗組員たちを指揮していくマネージメントが熱く、スタジオとしてのファーストタイトルながら世界的に高い評価を得た。
今回の『Into The Breach』は、ソロプレイでターンベースの戦術ストラテジーとなっており、地中から出現した巨大生物たちに対して、二足歩行ロボットを始めとするさまざまな搭乗兵器ユニットを駆使して対抗することになる。
初公開のトレイラーでは、クリーチャーに体当りして障害物にぶつけるとか、海に叩き込む、ダムを壊してダメージを与えるといった、地形を利用した戦術も披露。一方で、しくじった際に「別の時間軸に移動してやり直す」という機能があることも明かされている。敵・味方の体力ゲージの数が少ないので一手のミスが命取りになりかねず、また詳細については明かされていないものの『FTL』に引き続きランダム要素もあるようなので、臨機応変に状況を読んで決断する対応力が重要な設計となるのかもしれない。
なお、『FTL』に引き続いてBen Prunty氏がオリジナルサントラを手掛けるほか、サウンド専門スタジオのPower Up Audioがその他の音周りを担当予定。 InterplayやObsidian Entertainmentなどで数多くの作品を手がけてきたゲームデザイナーのChris Avellone氏も世界観構築などで協力している模様だ。