ゲーム対決で勝ってグラビアアイドルを脱がす

 「女子大生グラビアアイドルとゲームで対決してください」。

 そうネクソンさんに頼まれたので迎え撃つことにした。ミス・ユースケ、37歳。若者に人生の厳しさを叩き込んでやる。

(※編注:水着写真は記事の後半にあります)

【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_03
▲中央にいるのが忍野さらさん。2nd DVD『Re-Born』が3週連続オリコン1位に輝き、Amazonランキングでもランキング1位を獲得した。

 対戦相手のグラビアアイドルは、忍野さらさん。PC用オンラインFPS『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』に登場するオペレーター、通称オペ子の衣装でファミ通編集部にやってきた。

 なぜ忍野さらさんなのかというと、彼女は東京ゲームショウ2016でもコンパニオンとして本作をアピールしていたからだ。そのとき、ネクソンの担当さんは雑談の中で「今度、忍野さんを連れて遊びに行きますね」と言っていた。冗談じゃなかったのか。

【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_01
【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_02
▲オペ子だけでなく、草薙素子の衣装も着用していた。すごい。

 『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』は2016年11月30日に正式サービスが始まったばかりである。タチコマに搭乗可能になり、新キャラクター“メイヴン”も追加。『攻殻』ファンが興奮するであろう武器も多数追加された。

※関連記事
タチコマを操縦可能&セクシーな女性キャラ追加! 『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』新要素の詳細に迫る!

【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_04
▲カメラマンから「『攻殻』っぽいポーズして」と言われ、首元にプラグがある雰囲気を出すはずが、みんな首が痛そうになった。

 対決を受けるからには、勝ったらご褒美がほしい。僕は打算的に生きている。ご褒美をくれ。そして、およそ80秒に及ぶ入念な交渉の結果、下記の条件が確定した。

【僕が勝った場合】
・『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』の情報をもらう
・読者プレゼント用に忍野さらさんのDVDとサインをもらう
・水着になってもらう

【僕が負けた場合】
・僕が自腹で寄付する(2万円くらい)

【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_05
【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_06
▲本番前にデバイスの調子をチェック。

 1億円とかだったらすぐに冗談だと分かるが、2万円という金額がリアルである。とはいえ、ネクソンさんとしては情報がファミ通.comに載るのはウェルカムだろうし、FPS歴だって僕のほうが圧倒的に長い。楽勝だと思っていた。

 思っていたのだ。

【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_07
▲まさか、あんなことになるなんて。

グラビアアイドルが僕を本気で倒しに来る

 読者のみなさんは忍野さらさんの写真を一刻も早く見たいだろうが、もう少し僕の自分語りに付き合っていただきたい。

 正直な話、3つ目の条件が僕のやる気を引き上げた。水着。だって週刊誌に撮り下ろし写真が載るレベルのグラビアアイドルだぞ。見たいに決まってる。

【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_08
▲まじめな顔もかわいい。

 負けたら水着が見られないうえに2万円を支払う。それは困る。その2万円で誰かが救われるかもしれないが、いまだけは忍野さらさんの水着を選ばせてほしい。

【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_09
▲楽しく練習しているところ悪いが、僕はきみを倒す。

 ルールは1対1のタイマン勝負。“港”マップでチームデスマッチを行い、獲得ポイントが多いほうの勝ちというシンプルなもの。港はいちばん狭いマップで、1対1でも撃ち合いが発生しやすい。

 この日、忍野さらさんはいくつかのメディアで対戦を行っていて、ファミ通での試合がラストゲーム。徐々に操作に慣れてきたはずなので、この日最強の忍野さらということになる。

【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_10
【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_11
▲ネクソン担当・坂下さん「敵の頭の高さに照準を合わせたら、マウスは縦に動かさないで。横に平行移動させる感じで」。

 忍野さらさんは同行したネクソンの坂下さんからアドバイスを受けていた。僕を本気で潰しに来ている。なぜ情報がファミ通.comに載ることよりも僕に勝つことを選ぶのだ。

 おかしい。僕は坂下さんとは良好な関係(※)を築いてきたと思うのだが。そんなに僕の寄付で恵まれない人を救いたいのか。

(※:忍野さらさんのDVDの上映会をしましょうと誘われる程度には坂下さんとの付き合いは長い。僕はひとりで見たいので全力で断った)

【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_12
▲試合開始の直前の様子。こういうとき、アイドルは作った笑顔をしてもいいと思うが、忍野さらさんはどう見ても本気で僕を倒しに来ている。

 いよいよ対決がスタートした。忍野さらんはトグサ、僕はサイトーを選んだ。トグサは敵を自動追尾して爆発する“シーカードローン”を使える。扱いやすく、1対1だと非常に強い。これも坂下さんの入れ知恵だ。おのれ。

 僕が選んだサイトーは“ヒートセンサー”で敵の位置を把握できるのが強み。FPS経験者が初心者相手に使うのは大人げないかもしれないが、水着への執念の前にそんな非難はなきに等しい。

【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_13
【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_14
▲試合展開に一喜一憂する忍野さらさん。気取ったところがなくて、好感の持てるタレントさんだと思った。

 肝心の試合展開はというと、何と最初の接触で撃ち負けてしまった。まずい。「手首に重りをつけていたから」。そんな言い訳が脳裏に浮かぶほど焦った。そもそも重りなんてつけていない。

 僕はFPSプレイヤーとしては先輩なのだから、忍野さんの突撃を正面から受け止めるのがカッコいいだろう。だが、それは早々に諦めた。動き回って背後から撃つ。体面よりも勝つことが大事である。

【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_15
▲ぎゃー!
【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_16
【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_17
▲マップの構造を把握し切れていない忍野さらさんの真後ろから容赦なく撃つ。
【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_18
▲カメラマンに「せっかくの対決なんだから、挑発するみたいなポーズを」と言われた。
【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_19
【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_20
▲悔しさを噛み締める。

 忍野さらさんは本気で勝ちに来ていた。試合中の表情は演技ではない。そんなに真剣になってくれるのだから、花を持たせてあげようか――なんて僕が思うはずもない。いつだって勝負は非情である。

 もしかしたら、忍野さらさんファンの反感を買うかもしれない。だが、僕は水着写真を掲載するためにがんばっているのだ。ファンも僕に勝ってほしいに違いない。おれ、がんばるよ!

【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_21
▲何だかんだで対戦は楽しい。

 結果は700ポイント対400ポイントで僕の勝利。4キルもされたのは、忍野さらさんが稀代の天才プレイヤーだったからである。いやー、何とか4デスで抑えられたぜ。

【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_22
▲“無”みたいな表情の忍野さん。
【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_23
【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_24
▲こんなかわいい写真を撮られているが、
▲試合直後は本気で悔しがっていた。ゲーマーとして好感が持てる。
【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_25
【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_26
▲「いやー勝っちゃったなー」と、さらに挑発する僕。自分がこんなに憎たらしい顔をできるとは知らなかった。
▲我ながら腹立つ顔だな。

 勝ったからには約束を果たしてもらう。『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』の2016年内のおもなアップデート予定を教えてもらった。

【12月上旬アップデート予定】
◇クランシステム実装
(クランを結成可能。クランマッチは後日実装予定)
◇新武器実装
[SMG]SEO MPX
[AR]ACR1-G2

【12月下旬アップデート予定】
◇クランマッチシステム実装
◇新マップ実装
デモリッション用マップ:ステーション
◇新武器実装
[MG] L86-SEO

【プレゼントあり】グラドル忍野さらさんに『攻殻機動隊S.A.C. ONLINE』で勝って水着になってもらった_27
▲サインも書いてもらった。応募概要は記事のラストにあります。

 そして、約束通り水着になってもらう。勝ったからといって読者プレゼントをもらい、さらに服まで脱がせる。追い剥ぎみたいである。とはいえ、読者のためなのだから、いい追い剥ぎと言えるだろう。

 対戦部分が思いのほか長くなってしまったので、いい追い剥ぎの仕事の成果はつぎのページで。