キャスト＆スタッフ陣が作品への思いや魅力を語る
2016年11月25日、東京・新宿バルト9にて、12月3日より劇場公開となる『チェインクロニクル ～ヘクセイタスの閃～』第1章の最速先行上映会が開催された。上映会後には、ユリアナ役の小岩井ことりさん、ヴェルナー役の柳田淳一さん、ゲーム『チェインクロニクル』総合ディレクターの松永純氏、本作の制作を手掛けるテレコム・アニメーションフィルムの社長の浄園祐氏が登壇し、舞台挨拶を行った。
この舞台挨拶には工藤昌史監督も登壇予定だったのだが、残念ながら不参加。浄園氏はこのことについて、「工藤監督は、第1章の完成度をもっと上げたいということで、まだまだ絵を描いています。監督でありながらも、本作のキャラクターデザインを担当していて、“もう少し時間をください”ということで私が代わりに来ました」と状況を説明した。
続いて、小岩井さんが自身が演じたキャラクターについてトーク。「ユリアナだけに焦点を当てると、本作は彼女の成長の物語だなと感じています。第1章の時点では頼りないところの残った少女らしい一面もありますが、ここから徐々に成長していくキャラクターです」とコメント。また、ゲームにもユリアナとして出演している小岩井さんは、「ゲームではユリアナ以外にも本当にたくさんのキャラクターを演じさせていただいています（笑）。アニメ化すると聞いたときに、どのキャラクターを演じることになるのか楽しみでした」と話し、観客を笑わせていた。
柳田さんは、「ヴェルナーは気に食わないものはぶっ壊してしまえというようなキャラクターなので、荒々しさを出せるように心掛けました。また、第1章ではあまり描かれていないのですが、だんだんと仲間思いな一面なども描かれていくので、そういった部分を意識して演じました」とキャラクターに対する思いを語っていた。
松永氏は、アニメ化が決定したときのことを「アニメ化するのは、難しいんじゃないかと不安がありました」と振り返った。しかし、制作が進み、脚本などを見て「いろいろなキャラクターが登場しますし、すごく先が気になる、ドキドキする展開になって、いいなと思いました」と満足な仕上がりになった様子。
浄園氏は、「キャラクターの登場数がすごいことになっています。アニメ的にも破格の数だったんですけれども、CGの力を使いながら、どこまで表現できるのかということに挑戦しました」と作品の見どころを語った。また、マナを受け渡すシーンや魔法のシーンは、作画だけでなく撮影効果を使用するなど、かなりこだわって制作しているので、注目してほしいとのこと。
そして、ここでサプライズとして、本作に登場するキャラクターたちがぷちキャラになって登場する『ちぇんくろ学園！』が初公開。“マナ”や“チェイン”といった物語のキーワードをキャラクターたちがおもしろおかしく解説するという内容で、映像を見た小岩井さんは「すごくかわいかったです。本編は暗くて重い展開も多いので、キャラクターたちの新しい一面も見られて楽しいですね」と感想を述べた。その後、最後にファンにメッセージが送られ、最速先行上映回は終了となった。
小岩井さん
来場者特典のゲームで仲間になるアルカナにはユリアナもいますので、何度も足を運んでいただいて、ユリアナをパートナーにしていただけるとうれしいなと思います。ぜひ、旅に連れて行ってください。そして、劇場版もこれからよりドキドキハラハラする冒険が続いていきますので、最後まで応援よろしくお願いします。
柳田さん
ゲームのサービス開始から3年が経過して、ついに劇場アニメになったということで非常に感慨深いものがあります。今日はたくさんの方と感動を共有できてとても幸せです。もともと『チェインクロニクル』のことを知っている方はもちろん、アニメから興味を持ってゲームを始めてくださってもいいので、どんどん『チェインクロニクル』が広まっていければいいなと思っています。そして、最後はヴェルナーといえばというセリフを言って終わろうと思います。「『チェインクロニクル ～ヘクセイタスの閃～』爆ぜろぉぉ！」。ありがとうございます。
松永氏
期せずして『チェインクロニクル3』と同じタイミングでの公開となりました。『チェインクロニクル3』は、『チェインクロニクル』のファンの皆さんに新しい物語を感じてほしいという思いで制作したんですけれども、映画の方もすごく新しい物語が広がっていくように感じました。ゲームと映画によって『チェインクロニクル』の物語がさらに広がっていけばいいなと思います。
浄園氏
冒頭でも「まだ制作中です」とお話ししましたが、12月3日の公開初日まで残す時間は少しですけれども、第3章までスタッフ一丸となって走り切りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
■作品情報
【イントロダクション】
伝説は、終わらない―。2013年7月26日にスマホRPG『チェインクロニクル』のサービスがスタートした。総ダウンロード数500万を超える大人気RPGとして3年経った今なお伝説のRPGとして君臨し続けている。そして2016年、『BLEACH』の工藤昌史×『ルパン三世』のテレコム・アニメーションフィルム×『楽園追放』のグラフィニカによりアニメシリーズ化が決定。“キズナの物語”の第2幕が始まる―。
【ストーリー】
舞台は、最果ての大陸“ユグド”。住人達は自分たちの住むその大陸が、世界の広さのすべてだと思っていた。大陸はいくつかの領地に分かれ、それぞれの地に王が存在していた。各勢力によって、小規模戦闘が起きる事はあっても 諸王たちの円卓会議により選ばれた“盟王”によって、バランスが保たれていた。暗黒の魔物“黒の軍勢”が現れるまでは―。
【上映スケジュール】
第1章：2016年12月3日（土）～
第2章：2017年1月14日（土）～
第3章：2017年2月11日（土）～
※2週間限定上映
【スタッフ】
原作：セガ
監督・キャラクターデザイン：工藤昌史
副監督：花井宏和
シリーズ構成：待田堂子
美術監督：陳場大輔
色彩設計：大塚眞純
撮影監督：荻原猛夫
CG監督：篠原章郎
編集：齋藤朱里
音響監督：はたしょう二
音楽：甲田雅人
音楽制作：フライングドッグ
音響制作：サウンドチーム・ドンファン
アニメーション制作：テレコム・アニメーションフィルム×グラフィニカ
配給：ショウゲート
宣伝パジー・エンタテインメント／スロウカーブ
パブリシティ：ブラウニー
■ぷちキャラアニメーションシリーズ展開スタート！
『チェインクロニクル ～ヘクセイタスの閃～』のキャラクターたちがかわいい「ぷちキャラアニメーション」となって上映劇場・TVに登場します！ ユーリ率いるおなじみの義勇軍メンバー、黒の王率いる黒の軍勢たちの本編では見られない活躍にご期待ください！
（1）義勇軍メンバーによる学園コント『ちぇんくろ学園！』（全3話）
『チェインクロニクル ～ヘクセイタスの閃～』第1章～第3章と同時上映
（2）ピリカと黒の王による爆笑掛け合い漫才『キネパス劇場』（全3話）
「キネパス」と『チェンクロ』が奇跡のコラボレーションを果たしたキネパスCM映像（全3話）がティ・ジョイ系の上映劇場の幕間映像として上映されます。内田真礼さん演じる「ピリカ」と大塚明夫さん演じる「黒の王」の掛け合いは必笑です！
第1話は11/26（土）から。各話、随時上映決定！
＜『キネパス劇場』上映劇場＞
新宿バルト9、T・ジョイPRINCE品川、横浜ブルク13、T・ジョイ蘇我、T・ジョイ新潟万代、梅田ブルク7、T・ジョイ京都、広島バルト11、T・ジョイ博多、T・ジョイリバーウォーク北九州
※「キネパス」とは、オンラインチケット予約「KINEZO（キネゾー）」のスマートフォン専用アプリです。App Store、Google Playで無料ダウンロードできます。
（3）TVも黒に染まる……『ちぇいん黒にくる』（全12話）
1月からスタートするTV版と同時放送するショートアニメ。黒の王、エイレヌスほか黒の軍勢がいよいよ世界征服に乗り出す……。
◆ぷちキャラグッズ「つなげてアクリルコレクション（全15種）」を上映劇場にて販売
このぷちキャラクターがアクリルキーホルダー「つなげてアクリルコレクション」（全15種）として登場！ 上映劇場にて販売されます。お気に入りのキャラクターをゲットして、自分好みのキャラ同士を繋げて楽しんでもらえるファン必須アイテムとなっております。
＜登場キャラクターは全15種＞
ユーリ、アラム、フィーナ、ピリカ、カイン、マリナ、ミシディア、ユリアナ、ブルクハルト、シュザ、ヴェルナー、ユグド、エイレヌス、黒の兵士、黒の王
■各種前売り券 絶賛発売中！
1、全3章綴り前売り券 4500円
特典「チェインクロニクル～絆の新大陸～」用SSR“アルカナ”貰える！ 「ファティマ」、「黒騎士」、「ユリアナ」の3種から1種お選び頂けます。
※特典URLは1アカウントにつき、ひとつしかご使用いただけません。
特典アルカナ：「黒騎士」「ユリアナ」「ファティマ」
2、「第1章」前売り券 1500円
特典：プレミアムチケット（ゲーム内ガチャが引ける）が貰えるURLがついております。
※劇場によりムビチケ、紙前売り券いずれかの販売になります。
※先着のためなくなり次第終了となります。
※内容・仕様は予告なく変更・終了する場合がございます。詳しくは公式HPをご覧ください。
3、全3章共通者入場者プレゼント
ご鑑賞時に、「チェインクロニクル～絆の新大陸～」用SSR“アルカナ”「ファティマ」、「黒騎士」、「ユリアナ」の3種から1枚をランダムでプレゼント。おひとり様何度でも使用できます。
