合計80名のプレイヤーが最新コンテンツを堪能!
ゲームオンがサービス中のPC用MMORPG『ArcheAge』は、圧倒的な自由度と膨大なコンテンツを通して、自分だけのライフスタイルが実現できる基本プレイ無料のタイトル。2015年4月27日には、国家システムや新装備などが実装される最新アップデート“ノアルタの建国”も実施予定で、さらなる世界の拡張が期待されている。
そんななか、最新アップデートに先駆け、抽選で招待されたユーザーが新要素を体験できる公式イベント“最新アップデート「ノアルタの建国」先行体験会”が東京・秋葉原のe-sports SQUAREにて開催された。イベントは40名ずつ参加者を入れ替えた2部構成で行われ、2部については“ニコニコ生放送”による中継も実施。今回は1部に参加することができたので、会場の様子をお伝えしていこう。
GM陣とおなじみのゲストがイベントをナビゲート
イベントでは、『ArcheAge』日本運営プロデューサーのGMルシウス氏、運営チームのGMオーキッドナ氏、そしてゲストの紗々さんの3名が登壇し、アップデート内容をスライドと実演で解説。満員御礼となった会場内には参加者それぞれにPCと操作キャラクターが用意されており、解説中も自由にゲームを体験できるようになっていた。
イベントで解説されたアップデート要素は、大きく分けて“黒耀石7段階装備”、“国家システム”、“コンテンツ拡充”の3つ。概要が公式サイトで紹介されているほか、当サイトで別途先行体験のレポートもアップしている。詳細はそちらでチェックしてほしい。
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最強装備の試着に燃えるユーザーたち
最初に紹介されたのは、新装備“黒耀石7段階装備”。黒耀石装備はひとつの装備に素材を追加して徐々に強化していくという特徴があり、7段階に強化することで製作装備では最強の性能になるとのこと。また、製作時に追加効果を2~4種類から選ぶことで、より自分のクラスにあった性能にチューンナップできるという特徴も備えている。
会場ではこれらの装備が自由に装備できるようになっており、細かいパラメータを入念にチェックしたり、性能テスト的に周囲のプレイヤーと決闘をしてみたりといった光景が多く見られた。抽選で参加した熱心なユーザーということもあり、最新装備への注目度はとりわけ高かったようだ。
凶悪な2体の新ボスにチャレンジ!
新装備の解説が終わったところで、装備製作にも関わる2体の新ボス“イシュタル”と“カドゥム”がお披露された。イシュタルは2015年12月に登場したインスタンスダンジョン“饗宴の園”に追加されたボスで、既存のボスを難易度上級ですべて討伐すると挑戦できる。会場ではGM陣と紗々さんの3名でイシュタルに戦いを挑んだが、あえなく全滅。ボスの猛烈な攻撃の一端を垣間見ることができた。戦闘が進むと多くのギミックがプレイヤーに立ちふさがるとのことだ。
カドゥムは大量のプレイヤーが一同に会して勢力対抗戦を行うコンテンツ“赤露の滴る戦い”の終了後に出現する新ボス。多数のプレイヤーが一丸となって戦わなければ勝利できない強敵だ。ルシウス氏の画面を通してその姿を確認できたが、空高くそびえる巨体は近づくだけでも圧倒されそうな雰囲気だった。こちらはイベント後半で参加者にもエリアが解放され、戦闘を体験できるようになっていた。
国家樹立への道のりを追体験!
おつぎはアップデートの目玉とも言える国家システムの紹介。“国家”はこれまで遠征隊(いわゆるギルド的なチーム)が攻城戦で奪い合っていた旧大陸の領地に“主城”を中心としたさまざまな施設を築き、領地内の経済活動でそれらを発展させていくというもの。最終的には国家として独立し、既存の勢力間でくり広げられている戦争コンテンツに新勢力として参戦できるようになる。
会場ではGM陣が紗々さんを引き連れて領地のひとつである“サルピマリー”を探索しながら、国家樹立の第一歩となる主城の建築や、追加施設の利用法がレクチャーされいた。攻城戦に参加する遠征隊に所属しているプレイヤーのみに関わる要素かと思いきや、領地の発展は領地を治める遠征隊以外のプレイヤーの協力が必要であることも明らかとなり、参加者のほとんどがプレイの手を止めて解説に見入っていた。
領地活動のレクチャーから続ける形で、話題はついに国家の独立宣言へと移行。独立宣言をは領主プレイヤーによって行われ、最終段階まで発展した主城と、50人以上の領民が集結する必要がある。会場内のプレイヤーはおよそ40人と少し足りなかったが、今回は特別仕様で独立宣言の瞬間を再現することとなった。
それまで思い思いに行動していたプレイヤーが主城で一同に会して跪き、玉座の前でボイス付きの独立宣言を読みあげるオーキッドナ氏を見守る姿は、非常にドラマチックかつユニーク。実際にゲーム内で独立宣言が行われる際も、大規模なユーザーイベントになることは間違いないだろう。
巨大なワイバーンロードの勇姿に会場が沸く
独立宣言が無事に終わると、国王となったプレイヤーだけの特権となる装備や騎乗ペットがお披露目された。国王専用の騎乗ペット“ワイバーンロード”については、オーキッドナ氏の操作を交えて、詳しい性能や使用可能なスキルが解説。スキルのなかには領主が自腹で“領主のコイン”を周囲にばらまくというユニークなものもあり、ついつい散乱したコインを集めてしまうプレイヤーもいたようだ。また、巨大な体躯に見合う高いHPを有するという解説に対して、あえて敵対行動をとってワイバーンロードを攻撃しだすプレイヤーも現れ、体験会ならではの愉快な混沌ぶりを見せていた。
エモーションやヘアスタイルの追加を実践
アップデート紹介のラストには、さまざまなコンテンツの拡充が解説された。基本的にはスライドによる解説のみとなったが、新たな目標で獲得できるエモーションや新ヘアスタイルなどは、ゲーム内で使用感を確かめられた。
お宝アイテムも満載の抽選会で大盛りあがり!
アップデート解説が終わり、今後のイベントに関する簡単なインフォメーションが紹介されると、締めくくりとしてプレゼント抽選会が行われた。景品として用意されたゲーム内アイテムは“王虎”や“ブルーサンダー”など、どれも豪華なものばかり。当選者は満面の笑みでアイテムコードを受け取っていた。また、抽選会のほかにも、記念品として参加者全員にクリアポスターが配布されたため、満足感は高かっただろう。
(※2016/4/26 17:15 参加者全員への記念品に誤りがあったため修正いたしました)
抽選会終了後の残り時間はフリータイム。引き続きプレイを続ける、GMに直接質問を投げかける、参加者同士で名刺交換をして交流を深めるなどなど、思い思いの方法でイベントを満喫するユーザーに溢れ、会場内は終了時間まで終始賑やかな雰囲気に包まれていた。多様性に満ちた本作ならではのオフラインイベントだったと言えるだろう。
最後に、登壇者のGMルシウス氏とGMオーキッドナ氏より、イベントの感想コメントをいただいた。
『ArcheAge』日本運営プロデューサー GMルシウス氏
今回のアップデートは昨年12月ぶりの大きな内容となります。とくに独立宣言は既存の勢力バランスは大きく変えるはずですので、様子を見ながら今後の調整につなげていきたいと思います。また、今回のアップデートにより、『Archeage』のベースとなる部分がひとまず完成します。これで動向をチェックしつつ、今後どういった調整をすればもっともっと楽しい『Archeage』になるのかを、みなさんと一緒に考えていけたらなと思います。以上、真面目バージョンのルシウスでした。
『ArcheAge』運営チーム GMオーキッドナ氏
初めてのイベント登壇と公式生配信への参加ということもあり、いろいろ大変なことはありましたが、これでみなさまに伝わるものがあれば、準備したかいがあるかなと思います。今回のアップデートを楽しんでいただくきっかけになってくれれば幸いです。
ユーザーの熱気と世界の奥深さを同時に体感できた公式イベント。同日に行われた2部の内容は『ニコニコ生放送』で2016年5月23日までタイムシフト視聴が可能なので、興味を引かれたかたはそちらもチェックしてほしい。